※ちょっと記事を修正しました
こんばんは。あおいです。
今日は永水女子のメンバーについて適当に考察するよ!どこかのブログと被ってたらごめんなさい・・・そして「あ、コイツの記事○○さんのと被ってるぞ」とお気づきの方はお教えいただけるとありがたいかな、って・・・
私はわりと妖怪や神話伝承が好きで、twitterで日本の妖怪を二時間おきに紹介してくれる「瓶詰妖怪」というアカウントをフォローしております。ある日そのツイートをぼーっと眺めていたら、少し気になるものがありました。
部長に対して微笑するはるる。塞さんが見つめた相手(はっちゃん)の手を塞ぐ。 このあたりを連想させるっような内容じゃないでしょうか。どう?
永水のメンバーは「六女仙」を名乗っていて、基本的には「鹿児島の山中に住む仙女」のイメージが強いんですけど、はるるとはっちゃんの造型や副将戦にはこの「天降女子」のイメージが投影されている・・・可能性・・・があるかも。知らんけど。キャラクター設定の中に、いろいろな伝承が複合されてるのかな?
あとwikiの「天降女子」の記事(典拠がうまくたどれなかったんですけど、 参考文献として挙がっている村上健司氏の『妖怪事典』だと思います。手元にないのではっきりしたことは言えませんが)によれば、「天降女子」とは天女で、現れた際にはどんな好天の日でも小雨が降るのだとか。
えっと、二回戦も雨でしたね。で、大将戦の前半が終わった時点で止んでるんですよね。単行本10巻141ページで、シロが休憩に入った豊音に「雨止んでるね」と話しかけています。考えすぎといわれたらそれまでですけど、雨が止んだことと永水の敗退には関係がある・・・のかもしれません。このあと霞さんが「恐ろしいもの」を降ろして絶一門状態がはじまるんですけども。
霞さんが降ろしてる存在も気になりますね。イメージ映像だと女神っぽかったけど、あの世界だと姫様が降ろす「九面」も「女神」といわれています。九面ってサルタヒコ(男神)なども入っていたと思うんですけど・・・というわけで、「女神」というしばりで考えない方がいいのかもしれない。
宮崎県には霧島神宮と縁の深い「霞神社」があります。しかし、特に「恐ろしいもの」を想起させるような伝承はありません。その社殿の後方の岩の中に、霧島六所権現(霧島にある六つの神社。霧島神宮も含む)の使神「白蛇様」がいるとのことですが、こちらは「拝むと幸せになる」のだそう。
九州の伝承の中から恐ろしそうな存在を探してみると、おなじく宮崎県は高千穂の「鬼八」伝承が引っかかります。この鬼八には「乳ケ窟」という場所を根城としていたという話、死して後もその荒ぶる霊が若い娘のいけにえを要求したという話があります。そういえば「恐ろしいもの」はどうも霞さんのおもちに宿っている感じでしたね。・・・でも宮崎だしな。霧島関連、あるいは天孫降臨関連の神話伝承を丹念に辿ってゆけば正解にたどり着けそうな気もするんですけど。うーむ。
絵の感じからすると「恐ろしいもの」は複数いそうでしたし、よくわからないですね・・・。
こんばんは。あおいです。
今日は永水女子のメンバーについて適当に考察するよ!どこかのブログと被ってたらごめんなさい・・・そして「あ、コイツの記事○○さんのと被ってるぞ」とお気づきの方はお教えいただけるとありがたいかな、って・・・
私はわりと妖怪や神話伝承が好きで、twitterで日本の妖怪を二時間おきに紹介してくれる「瓶詰妖怪」というアカウントをフォローしております。ある日そのツイートをぼーっと眺めていたら、少し気になるものがありました。
天降女子【アモレオナグ】:鹿児島県奄美大島に伝わる。男を見ると笑って艶かしく誘惑し、これに負けると命を取られるという。また、水の入った柄杓を持っていて、これを飲むと命を取られるともいう。睨みつけて根負けさせれば助かるという。(昇曙夢『旅と伝説』通巻一号「あもれをなぐの伝説」など)
部長に対して微笑するはるる。塞さんが見つめた相手(はっちゃん)の手を塞ぐ。 このあたりを連想させるっような内容じゃないでしょうか。どう?
永水のメンバーは「六女仙」を名乗っていて、基本的には「鹿児島の山中に住む仙女」のイメージが強いんですけど、はるるとはっちゃんの造型や副将戦にはこの「天降女子」のイメージが投影されている・・・可能性・・・があるかも。知らんけど。キャラクター設定の中に、いろいろな伝承が複合されてるのかな?
あとwikiの「天降女子」の記事(典拠がうまくたどれなかったんですけど、 参考文献として挙がっている村上健司氏の『妖怪事典』だと思います。手元にないのではっきりしたことは言えませんが)によれば、「天降女子」とは天女で、現れた際にはどんな好天の日でも小雨が降るのだとか。
えっと、二回戦も雨でしたね。で、大将戦の前半が終わった時点で止んでるんですよね。単行本10巻141ページで、シロが休憩に入った豊音に「雨止んでるね」と話しかけています。考えすぎといわれたらそれまでですけど、雨が止んだことと永水の敗退には関係がある・・・のかもしれません。このあと霞さんが「恐ろしいもの」を降ろして絶一門状態がはじまるんですけども。
霞さんが降ろしてる存在も気になりますね。イメージ映像だと女神っぽかったけど、あの世界だと姫様が降ろす「九面」も「女神」といわれています。九面ってサルタヒコ(男神)なども入っていたと思うんですけど・・・というわけで、「女神」というしばりで考えない方がいいのかもしれない。
宮崎県には霧島神宮と縁の深い「霞神社」があります。しかし、特に「恐ろしいもの」を想起させるような伝承はありません。その社殿の後方の岩の中に、霧島六所権現(霧島にある六つの神社。霧島神宮も含む)の使神「白蛇様」がいるとのことですが、こちらは「拝むと幸せになる」のだそう。
九州の伝承の中から恐ろしそうな存在を探してみると、おなじく宮崎県は高千穂の「鬼八」伝承が引っかかります。この鬼八には「乳ケ窟」という場所を根城としていたという話、死して後もその荒ぶる霊が若い娘のいけにえを要求したという話があります。そういえば「恐ろしいもの」はどうも霞さんのおもちに宿っている感じでしたね。・・・でも宮崎だしな。霧島関連、あるいは天孫降臨関連の神話伝承を丹念に辿ってゆけば正解にたどり着けそうな気もするんですけど。うーむ。
絵の感じからすると「恐ろしいもの」は複数いそうでしたし、よくわからないですね・・・。
コメント
コメント一覧 (4)
http://simopon.blog129.fc2.com/blog-entry-175.html
ここによると確かに九面にはサルタヒコは入ってますね。
天降女子とはっちゃん、はるるとの繋がりについては何ともいえないですが、もし造形の参考になっているのならはっちゃんが悪石島、はるるが喜界島出身なのはそこから来たのかもしれないですね。厳密には悪石島はトカラ列島みたいですが。
鬼八伝承については初めて知りましたが、場所が宮崎ならそれほど気にする必要はないかもしれないですね。霧島山は鹿児島と宮崎にまたがった山なので。
そもそも永水の各キャラの名前の由来の日本五大桜なんかは神話とは全く関係ない訳なので、本文でも触れられている通り永水は色々な伝承が混ざって出来たものと考えた方がいいのかもしれないですね。
長文失礼しました。
いろいろとご意見、ご感想などありがとうございます。
キャラクター造型に何が影響しているか、ということを考察するのは面白いんですけども、
「妄想」に終わってしまいそうなところもあり、難しいなーと感じながらブログを書いております。
今回の「天降女子」はかなり思いつきや妄想に近いです・・・苦笑。
塞ちゃんや副将戦の展開も考慮に入れた上ではっちゃんの造型を見てみると、なんだかそれらしい感じがしてきたりもするんですけども。
鬼八については能力との関係から、もうすこし調べてみようと思っております。
それでは、またいらしていただければ幸いです。
鹿児島の天降女子は最近微妙にその名が知られてまいりましたが、「あももれおんな」という妖怪が山形県置賜地方に伝わっています。
こちらも天女のような姿で現れ、その女に触れられると衣服の縫い合わせが全てほどけ、瞬時に息を引き取るという物です。
なんとなく似ているので恐らく何らかの形で伝わったものなのでしょうね。
キャラクター造型に何が影響しているか、ということを考察するのは面白いんですけども、