冴えない彼女の育てかた 11


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(;`・ω・´)「今回は富士見ファンタジア文庫の『冴えない彼女の育てかた 11』を取り上げたいと思います」

(´・ω・`)「著者は丸戸史明氏。来年にアニメ2期が放映される人気シリーズの第11巻(外伝含めると14巻目)。今巻はメインヒロインの加藤恵が中心の巻だったね」

(;`・ω・´)「なんだかんだで一番人気のヒロイン、というのは間違いないです」

(´・ω・`)「ヒロインのそれぞれが魅力的なんだけど、不思議と加藤恵が一番になってしまうんだよね。生活シュミレーションアプリとかお目覚めアプリも彼女がメインだし」

(;`・ω・´)加藤恵Projectってありましたよね」

(´・ω・`)「200万円もする等身大フィギュアもあったよなあ」



(;`・ω・´)「話を本編に戻しますが、いつもは目立つ2大サブヒロインの霞ヶ丘詩羽澤村・スペンサー・英梨々出番が全くなかったのは珍しかったです」

(´・ω・`)「初期は、グイグイと主人公に迫ってくるヒロインたちと比べ、常に一歩引いてる感のあったやや腹黒ヒロインの彼女の魅力を十二分に引き出した巻でもあったかな」
(;`・ω・´)「この巻はまさにそれに尽きますよね。一番の見せ場が主人公とヒロインがダラダラと喋っているだけ、という驚愕の事態となっていましたが」

(´・ω・`)「作家の力量を見たような感じがするよね。ただ会話をしているだけなのに、その一つ一つが彼らが出会ってきてから重ねてきた二人の歴史の積み重ねの振り返りであり、迂遠な愛の語らいでありながらも、『好きだ』とか『愛してる』という直接的な言葉を繰り出さない、シャイな彼らの焦らしプレイの極みが実にイイ!」

(;`・ω・´)「ちょっとだけ、お前ら塵も残さす爆発してしまえとは思いましたが」

(´・ω・`)「一応、波島出海・氷堂美智留・加藤恵がゲームを完成させるためにレベルアップしているというエピソードの巻だったんだろうけど、読み終わってみると『加藤恵が可愛かったー』しか印象が残ってない」

(;`・ω・´)「たしかにその通りです」

(´・ω・`)「最後の展開(次巻へ続くやつ)も気になりましたが、若いカップルが電話で一晩中喋っている、それだけの章が心に焼き付いた巻でした、オススメしときます」

(;`・ω・´)ヾ「では、今回はこんなところで」

(´・ω・`)ノシ「それじゃあ」


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