妹=絶滅したのです


(;`・ω・´)「今回は富士見ファンタジア文庫の『妹=絶滅したのです』を取り上げたいと思います」

(´・ω・`)「著者は八奈川景晶氏。タイトルに惹かれて購入してみた」

(;`・ω・´)「Amazonの内容紹介はこんなことになってますね」

男→女の順番で子供が生まれなくなった世界で、最後の「お兄ちゃん」となった勇巳は、妹の伊織と平穏に日常を過ごしていた。ところが、超高スペックの美少女たちが現れ、「妹」になりたいと懇願してきて――!?

(´・ω・`)「何十年も前から男児の次に女児が産まれなくなってしまった世界、唯一の『お兄ちゃん』になってしまった主人公。そんな彼の元に兄に甘えたい女性が集まってくるという、なんと言うかどうかしている設定

(;`・ω・´)「奇抜な設定の多いライトノベルですが、ここまでストレートかつ穏やかな割に狂気を孕んでいるのは珍しいです」
(´・ω・`)「まず、世界でたった一人の『お兄ちゃん』というステータスだけに寄ってくる、剣道の達人・財閥のお嬢様・外国の王女様のヒロインに引き込まれない」

(;`・ω・´)「ステータスだけで、主人公の性格や人格は割りとヒロイン達に無視されてますよね」

(´・ω・`)「ドタバタコメディ的に話は進んで彼らは仲良くなっていくんだけど、主人公とヒロイン達との関係性が微妙としか思えないから、なんか腑に落ちない

(;`・ω・´)「終盤の展開とかも斜め上で、ライバル(というかお邪魔キャラ)が可哀相なんですよね。ちょっとヒロインにチョッカイを出しただけで、そこまでの目に遭わなきゃいけないの? という気もしました」

(´・ω・`)「世界で唯一人の『お兄ちゃん』というのは悪い設定じゃないんだけど、ヒロイン達の登場の仕方が雑で、その後のストーリーのノイズになってしまったかな、という作品でした。興味のある方はどうぞ」

(;`・ω・´)ヾ「では、今回はこんなところで」

(´・ω・`)ノシ「それじゃあ」


最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。DVD

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