最強喰いのダークヒーロー


(;`・ω・´)「今回はGA文庫の『最強喰いのダークヒーロー』を取り上げたいと思います」

(´・ω・`)「著者は望公太氏。数多くの作品を刊行し、『異能バトルは日常系のなかで』はアニメ化もしている人気の作家さん」

(;`・ω・´)「多作の作家さんですが、久しぶりの新作という気もします」

(´・ω・`)「『異能バトルは日常系のなかで』『僕はやっぱり気づかない』などメタな作品も多い人なんだけど、今回は設定的には直球ど真ん中の王道的なライトノベルになっている」
(;`・ω・´)異能力バトル+学園モノですものね、それで主人公と実力的に上のヒロインが戦ってフラグが立つという極めてテンプレートな展開で物語が幕を開けます」

(´・ω・`)「『落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)』なんかとほとんど同じ筋立て」

(;`・ω・´)「たしかにそうです、ここらへんは狙ってやっている感があります」

(´・ω・`)「ただ、主人公の性格が悪くて勝つためにはなんでもする、というのがオリジナリティになっている」

(;`・ω・´)「あと、実力的にスゴく弱い主人公がどうやって勝ち抜いていくのかを描くエンターテイメントですよね」

(´・ω・`)「テイスト的には甲斐谷忍氏の『ONE OUTS』を異能力バトルに持ってきた感じかな」

(;`・ω・´)「主人公の外道っぷりも際立ってましたけどね」

(´・ω・`)「バトルの駆け引きや主人公がどうやって相手を出し抜くかはスゴい楽しい作品だった、しかし、類型的とも言える設定はやっぱり気になったかな

(;`・ω・´)「異能力バトル+学園モノ+トーナメントは多いですもんね……」

(´・ω・`)「1巻ゆえ、気になる点が散りばめられていて、そこらへんがどうなっていくのかが気になった作品でもありました。興味のある方はどうぞ」

(;`・ω・´)ヾ「では、今回はこんなところで」

(´・ω・`)ノシ「それじゃあ」


落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)
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