休むに似ている

「バカの考え」だけに(笑)。

『王と鳥』

2008å¹´09月04æ—¥ | ã‚¢ãƒ‹ãƒ¡
映画『王と鳥』公式サイト

改作前『やぶにらみの暴君』(こちらも見たい)。

宮崎駿・高畑勲両氏に絶大な影響を与えたとして、
あまりに有名なアニメ映画(ジブリが出してるんですね)。

・・・・・・あああ、な~るほど(笑)。

テーマ性も映像も、こりゃ影響受けまくりですわ。
(宮崎さんの場合、洗練されて影響受けたと感じさせないのですが)
城の形状、エレベーターの形状と動き。
それから城→街へ逃げるパターンはカリオストロの逆。
紐を引っ張ったりチェスの駒を動かしたら落とし穴どーん。
カリオストロ「どうやって遊んでくれるのかな?」とか
「ガミラスに下品な男は(以下略)」とかの元祖じゃないかと。
他にも、搭乗型巨大ロボットの登場は、アニメ史上初だそうで。

王を賞賛する部品として扱き使われていた羊飼いがブチ切れ、
飼われていた猛獣たちと共に反乱起こしてひっくり返すのは、
流石にフランス映画。革命ですよ革命。ホルスですよホルス。
まっさらな大地に戻り、最初からスタートですよ。
実際、作品としても面白いし楽しいし名作の部類でしょう。

ちなみに、盲目の手回しオルガン弾きの元ネタは、この人。
監督のグリモー氏来日時に、ご本人からそう言われたんそうで。
唐沢俊一の『ブジオ』で、御本人曰く(うろ覚え)
「私がいなかったら『王と鳥』も存在しなかったわけで、
 『王と鳥』がなければ宮崎駿も高畑勲も生まれなかった。
 よって、スタジオジブリがあるのは私のおかげ」・・・だと(笑)

Googleストリートビュー

2008å¹´08月17æ—¥ | ãƒã‚¿
すんごく久々に書いたのがネタ。

色々なところで話題になってます。
Googleストリートビュー

賛否両論、喧しいのですが、
個人的にとりあえず思い出すのはコレ。
YouTube - Google Maps

『題名のない子守唄』

2008å¹´06月23æ—¥ | æ˜ ç”»
米子シネマクラブ例会 『題名のない子守唄』

ええと、まずエンニオ・モリコーネの音楽が素晴らしい。
エンディングまで延々と堪能。てゆうか、これだけでお腹一杯。

で、内容は……
過去のシーンやらトラウマやらが滅多矢鱈とフラッシュバックし、
脳内でそれらをコラージュして繋ぎ合わせ、
一つのストーリーを作り出す作業に えらく苦労しました。
まぁ『メメント』ほどじゃないけど(アレは何度も見返した)。
サスペンスとしては一級品なのかな。
素直に引き込まれますし、素直に集中できますし。
(実際、ズタボロに疲れてたけど集中できた)

でもねえ。結局この作品、内容がないよなあ(シャレに非ず)。
最終的な感想に関しては、これが近い(ネタバレあり)。

自分でも反芻し、家族で再検証してみましたが、
所々に未解決部分や矛盾があるような気がします。
「金はどこ行った」とか「子は全員産んだのか」とか。
もう一度でも見たらよく分るかもしれませんが、
なんか、もう一度観る気にはなりませんねえ。疲れるし。

茂木大輔とN響メンバーの室内管弦楽

2008å¹´06月22æ—¥ | å¤æœ¬å±‹çš„日常
【茂木大輔とN響メンバーの室内管弦楽】(労音)。

ドイツロマンはベートーヴェンのみ(それも初期)。
バッハ、ハイドン、モーツァルト中心。
バロックでこんなに集中できたのは初めてですな
(地元楽団の演奏会では豪快に寝てしまうw)。

【感想】 いやぁ、やっぱり上手い上手い。
ちゃんとピッチが合っている。音色が揃っている。
ハーモニーが調和している。
って、何でこんな当たり前のことに感動してるんだオレは。
(逆に言えば、こんな当たり前のこともできてない
 演奏ばかり今まで聴いてたわけですな)

どの曲も、何回も…というか何十回も下手すれば
百回以上聴いた曲ばかりですが、 やっぱり生演奏は違います。
しかも、一人一人が一音一音を丁寧に手を抜くことなく、
特にp(ピアノ)、pp(ピアニッシモ)部分でもクッキリハッキリ。
サビでもないのに鳥肌が。
音楽のあらゆる部分が高次元に纏まっていて、
少々地元のそれとはレベルの違う演奏でありました。

中でも面白かったのが、
ハイドンの交響曲第45番嬰へ短調「告別」

「驚愕」の方はトリビアでもお馴染みですが、
こちらは不覚にも知りませんでした。
第四楽章に入り演奏者が一人一人去っていく交響曲。
最後は指揮者コンマス含めて三人だけに。
この当時から、ヴィジュアルで魅せる曲があったんだ。
演奏者退出の足音も「音楽」 と考えれば、
これ現代音楽のハシリではないかと。
また、このシャレを理解できる帰属も素晴らしい。
「告別」といっても、これあくまでシャレなんで、
今風にいえば「告別(笑)」とかw。

そして茂木大輔。指揮もそうだが口も上手い。
曲の合間での初歩的アナリーゼで、会場爆笑。
曲そのものも立体的・多角的に楽しめますし、
エンターテイメント的にもプロですなあ。
これで3.000(一般は3.500)は、格安です。
ちなみに、次回の米子公演は50年後らしいぞw。
(つまり、労音100周年記念)

『みさきクロニクル~ダイバージェンス・イヴ~』

2008å¹´06月01æ—¥ | ã‚¢ãƒ‹ãƒ¡
[公式サイト]

ダイバージェンス・イヴ(公式サイト)の続編でした。
続編の方を先に見てしまって訳が分かりません。
感想は、『ダイバージェンス・イヴ』を見てから。

クロノクルセイド

2008å¹´05月30æ—¥ | ã‚¢ãƒ‹ãƒ¡
感想も山ほど溜まって次々と右から左に忘れ流され。

[バンダイチャンネル・アニメ配信]

GONZO(のあまり宜しくない)作品。
映像は良いです。原作は未見ですが多分悪くないと思います。
しかし、如何せんGONZOの宜しくない作品。
重いし痛いしタルいしキツいし、最後まで見るの大変でした。
設定聞いた時に予想付いたんですが、裏切って欲しかった。
氷川竜介さん、よく誉めれるなと(感心している)。

とりあえず、アイオーンの弁舌素晴らしい(cv. 井上和彦)
悪魔の二枚舌というか口先王一代というか。
てゆうか、味方全員騙されまくり。踊らされまくり。

時間の戻し方がご都合主義。最初からホーン無くすなと。
若本規夫勿体無さ過ぎ。部下の死に様の方が格好良かったぞ。
ラスト、救い無さ過ぎ。
世界は壊れるわ、修道会はグダグダなままだわ、
天使は天界と修道会に愛想尽かしてニートになるわ、
カップルはそれぞれ互いの責任で揃って亡くなるわ、
肝心のヨシュアはカミーユと化すわ。

んで、口先王は理由も分からず復活するわ。

闇のデュエル

2008å¹´05月29æ—¥ | ãƒã‚¿
マイミクさんの日記より。
読んで字の如く、闇のデュエル。死のゲーム。
素晴らしいデュエリスト達に栄光あれ!


ニコニコ動画
【闇(鍋)のゲームをやってみた】

リハビリ

2008å¹´05月28æ—¥ | å¤æœ¬å±‹çš„日常
なんか色々な場所で書くことができず、更新停滞。
スランプにでも落ち込みましたか。

「スランプなんてぇのは、上手い人がなるものだ』

という天の声が聴こえますが、まあ、ぼちぼちやります。

ハーメルンのバイオリン弾き(劇場版)

2008å¹´04月03æ—¥ | ã‚¢ãƒ‹ãƒ¡
前日に書いた(TV版の)前のヤツ。

どちらかといえば、原作に忠実な作品。
「どちらかといえば」と、微妙な言い方してるのは、原作ほどブチ切れてないため(笑)。まぁ、カッコ良く塔から飛び降りて「足が折れたぁ~~!」てのは、お子様の教育上、あまり宜しくないからでありましょう。同じ意味で、「フルートミサイルぅ~~!」の破壊力も今ひとつ(笑)。しかし、せっかくサイザーが一緒なんだから、鼻血のひとつもカマして欲しかった>ライエル。いや、あのTV版でも一回だけだけど出してるし。

ギャグに徹するなら、ハーメル=矢尾一樹は正解でしょう。
どうでもいいけど、OPに劇場・TV版通して本編に一度も出たことないオル・ゴールが出てましたが。
EDは、横山ホットシスターズ(横山智佐姉妹)のデュオ。お姉さん、オペラ歌手だったんか。へえ。
音楽は、例によって田中公平先生。EDのオペラとのコラボ(アレンジ)は見事。

ハーメルンのバイオリン弾き(TV版)

2008å¹´04月02æ—¥ | ã‚¢ãƒ‹ãƒ¡
かつて、一話ほど観て速攻で断念した作品(笑)

一部では超有名というか、知る人ぞ知るというか、
これぞ 「劇メーション」!(爆

台詞の部分で口も動かず、止め絵に足音や爆音など効果音が入るだけ。「動かざること山の如し」とか「紙芝居」とか揶揄された、おっそろしく制作費安そうな動かないアニメ。すんごく美化して言えば「出崎ストップモーション」を多用した、魔と人の狭間での葛藤に苦しむ勇者の物語。

改めて観ようと思ったのは、シリーズ構成と脚本が今川泰宏さんだったからでして。改めて観てみると、ああなるほど。実際、原作を(色々な意味で)越える超展開と脚本力、原作の大量のギャグ部分をほとんどカットした大胆な構成などは、見るべきものがあります。というか、それだけでもアニメって成り立つんだな(?)。
原作ファンにはアニメは非常にウケが悪く、アニメファンにはその逆らしいのですが、両方ともそれはそれで楽しめました。

ちなみに音楽が田中公平先生でして、製作費の大半を音楽に注ぎ込んでしまったため、こんなアニメになったんだそうで。そのおかげで(?)、クラシック部分は素晴らしいというか、バイオリンの『モツレク(モーツァルトのレクイエム)』とかピアノの『白鳥の湖』とか、変わったアレンジのクラシックが聴けます。

しかし、もっとも素晴らしいのは後期OPの主題歌でありましょう。歌ってるのが錦織健(唯一のアニソン)。
YouTube- 『未完成協奏曲』

・・・・・・カラオケカラオケ♪