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翌日、赤賀は石原と共に滝和丸に会いに行くこととした。
捜査本部を出ようとした、まさにその時
『警部!』
誰かが呼び止めた。
振り返ると、赤松刑事が立っていた。
赤松は赤賀が問いかけるより先に
『警部、私もう一度オカンに会って来ようと思うのですが』
オカンこと政田に関しては、先日の会議で不審点はないとの報告だった。
それも、赤松自らが捜査した結果である。
『なぜだ』
『オカンの話には不審な点はなかったのですが、どうもその時のオカンの表情が気になって・・・』
『何かあると思うのか?』
赤賀は赤松に問い掛けた。
『何かあると言うより・・・事件に関係しているかどうかはわかりませんが、
オカンは何かを隠しているような、そんな表情がチラリと伺えたので』
赤松は数年前、兵庫県警から移動して来た。
当時から彼の洞察力の鋭さには定評があり、普段の人間なら見逃しかねない
僅かな表情の変化やクセ、或いは仕草などを読み取ることができる。
そんな赤松が、オカンに何かを感じたのだろう。
引き止める理由はなかった。
赤賀の了承を得た赤松は、俊足を活かして本部から飛び出していった。
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翌日、赤賀は石原と共に滝和丸に会いに行くこととした。
捜査本部を出ようとした、まさにその時
『警部!』
誰かが呼び止めた。
振り返ると、赤松刑事が立っていた。
赤松は赤賀が問いかけるより先に
『警部、私もう一度オカンに会って来ようと思うのですが』
オカンこと政田に関しては、先日の会議で不審点はないとの報告だった。
それも、赤松自らが捜査した結果である。
『なぜだ』
『オカンの話には不審な点はなかったのですが、どうもその時のオカンの表情が気になって・・・』
『何かあると思うのか?』
赤賀は赤松に問い掛けた。
『何かあると言うより・・・事件に関係しているかどうかはわかりませんが、
オカンは何かを隠しているような、そんな表情がチラリと伺えたので』
赤松は数年前、兵庫県警から移動して来た。
当時から彼の洞察力の鋭さには定評があり、普段の人間なら見逃しかねない
僅かな表情の変化やクセ、或いは仕草などを読み取ることができる。
そんな赤松が、オカンに何かを感じたのだろう。
引き止める理由はなかった。
赤賀の了承を得た赤松は、俊足を活かして本部から飛び出していった。
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