厨火力

わたしのお花畑~

骨研磨バット、再来

2024-12-07 14:08:04 | 日々徒然
12月になり冬本番を迎え山はもう積雪量が増えて、スキー場もオープンするところがちらほら出てきています。
そんな中、来季のNPBの木製バットの規約が変わるそうで、牛骨研磨バットが復活するようです。
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/04/kiji/20241203s00001173326000c.html
木製バットの打球面を牛骨や硬い物で押し当てながらゴリゴリ磨くと表面が硬くなり、打感が向上するというものです。
このブログを読んでいてくださった方ならご存じですが、僕は以前牛骨研磨バットを所持していました。Rawlingsの110VBOというバットです。YoutubeでBone Rubbing Wood Bats と検索すると動画が出てきます。
打感が向上する→打者がバットを良く振れるようになる→ホームラン数が増えるという見解ですが、疑問が残ります。
一つは、バットの前にボールを改善したほうが良いのではないか。NPBアナリストにより某M社製NPB試合球が検査された結果、縫い目が高く雑に作られているとのことでした。縫い目が高くなると空気抵抗が強まり打球が失速しやすくなります。また投手が投げた変化球もよりブレーキがかかり大きく鋭く曲がるようになると言えるでしょう。肝心の反発係数も悪名名高き統一球と同程度となっているため、「投手のレベルが向上し、打者がレベルに追い付いていない」というのはちょっと打者が可哀そうだと思います。もっとボールのせいにしていい。
二つ目は、昨今の木製バットに牛骨研磨は意味が無い、意味が限りなく0に近い処理だと思われます。本来牛骨研磨処理は表面の柔らかい木材のバットに施されるものです。最たるものがホワイトアッシュで、打撃を重ねると表面が目剥がれを起こしボールを弾く力が低下しました。それを防ぐため予め牛骨によって表面を固く締まらせる処理のはず。現在NPBの打者9割が使っているのは最初から表面が硬いメイプルです。骨折り損とまではいきませんが、焼け石に水というか意味の無い処理ではないでしょうか。ただメイプルもハードな打撃をすると表面が剥がれてきますので、耐久性の向上を目論んでの牛骨研磨は効果があります(これは僕自身実証済みです)。もし牛骨研磨を施すなら打撃部だけではなく、テーパー部にも施せばより効果が見込めそうです。一番バットが折れる部分はテーパー部ですからね。

低反発球で投手の価値を上げてメジャーに大金で輸出するという貿易をNPBはやっている、とネットで見かけました。確かに日本プロ野球は興行なのでお金ありきなのは頷けます。円安なので米ドルで一気に潤うのも事実。ただ打者が割を食うのは不公平でスポーツとしていかがなものかと思います。

ゴロバントでコツコツ見栄えしない野球に興味を持ちますか?打撃とは、打球を遠くに飛ばすことが本来の姿ではありませんか?野球の華はホームランですよね。僕は豪快なホームランが見たい。
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再び雪上への途、Beta RACE 11.12

2024-11-26 21:51:10 | 日々徒然
この記事を書いてからもう5年近くの月日が経とうとしています。先日スキー板とブーツを1セットずつ売却しましたが、Beta Raceは流石に古すぎてビンディングの安全性が低いため、売りに出すことはできませんでした。たとえ売りに出すことはできても、ビンディングの保持能力がもともと弱いRace412を好んで使う人はまずいないと思われます。
ということで自分の手で何とかしてしようと考えました。もちろんただ廃棄するわけではなく、有効活用しようと。
Beta Raceのプロファイルは長さ157cm 108-63-96 R=11.12mと小回り板となっています。現在のSL板よりもトップは10mm以上、センターは5mmほど細く、カービング板黎明期らしい短く細い板になっています。そしてSALOMONよろしく板のトップシートに山が二つ盛り上がったモノコック構造で、しなるというよりサイドカーブなりにターンしていく板になっています。現在の板は上位モデルであれば殆どサイドウォールが付いているサンドイッチ構造で、板に加圧し撓ませてターンサイズをコントロールするのが主流ですね。20年前はまだ撓ませるよりサイドカーブで滑るのがカービング板だったと言えます。

板は全然使える状態で、エッジもソールもチューンナップしてもらったので滑走しても問題なし。問題は保持力の弱く、経年劣化で破損しそうなビンディングなので

外しました。手順としてはトゥプレートを外す→ヒールピースを後方へスライドし外す→トゥピースをレバーを引きながら前方へスライドさせ外す


ビンディングレールのネジを取り除きプレートから外す

プレートの金属板をマイナスドライバーをねじ込んで外す


プレートのネジを取り除き板からプレートを外す
という工程になります。金属板はプレートにただはめ込まれてるだけなのですが、壊さないよう慎重にやっていたら結構時間がかかってしまいました。それ以外はスムーズに取り外せました。

ビンディングレール7本(前3後4)、プレート8本(前4後4)で、合計30本のビスを外しました。長い方がプレートのビスになっていて板に縫い付けられています。ビスはすべてポジドライブ3ですのでフィリップスドライバーを使うとネジ頭をナメてしまうので注意。ポジドライブドライバーはホームセンターで購入できますし、電動ドライバーのビットも売っています。
SALOMON/ATOMICのビンディングは現在のX12もそうですが、無駄に複雑な構造している気がします。TPX12やPRD12を真似てほしいですね。M12はシンプルで好感が持てる。


プレートの裏はモノコック構造の山に合うようになっています。ちょうど山の頂点にビス穴があるとおり、そこを荷重点としてパワーを伝えていることがうかがえます。ビス穴の横間隔は33mmなので現在の板(K2 CHARGER M3 11 TCx≒TP 10)の37mmよりやや幅が狭いです。現在の板はエッジに荷重を伝えるためにビス間隔を出来るだけ広くしようとしてますが、Beta Raceは前述のとおり昔のカービングスキーなのでそこまで考えてなさそうです。
板自体にセンターの目印が無く、プレートにセンターの目印が付いています。プレートを取り替えるとセンターの位置がわからなくなるので、プレートを板に置いた状態にし、その真下にセンターの目印を書いておきました。

トップシートがフラットな板であればこのまま別のプレートを用意してビンディングを付けることもできますが、特異なモノコック構造ですのでなかなかそうもいきません。

直接ビンディングを付けるにしても隙間に雪が入り込んで水が溜まり錆を誘発しそう。つまりモノコック構造に合ったプレートを自作する必要があります。3Dスキャナーと3Dプリンターがあればすぐできそうですが、どちらも所持していません。
粘土を張り付けて山の型を取り、そこからプレートを自作するという工作をしないとBeta Raceを生かせられそうにないです。ただ20年以上前の「細いカービングスキー」を楽しんでみたい気はふつふつと湧いてるので、今回はこれまでにして、来春ごろまで考えを練っておきたいと思います。


スキーグローブですが、 ESK-2131になりました。 ESK-2333にしようとしたら手に填めてみた感触があまりしっくりこず、 ESK-2130もなにかピンとこない中で ESK-2131が手に一番馴染みました。天然革の手袋は初めてですのでオイル塗ったり汚れ落としたりして大切に育てて行こうと思います。インナーグローブも欲しくなっちゃうね。
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スキーのグローブ問題

2024-11-13 20:25:49 | 日々徒然
昨年まで使っていたTAUBERTのTRANSFERがボロボロになり、後半は防寒テムレスでスキーをしていました。流石に防寒テムレスだと格好がつかないし、なにより保温性もそれほど高い代物じゃありません。ホームセンターに行けばそれなりのものが安く手に入りますが、餅は餅屋に。ということでそういうメーカー品の物を買おうと思いました。そのために以前使用していたSalomon X/PRO 90とATOMIC REDSTER EDGE GSを某所に売却して、それなりの資金を手に入れました。
どこのメーカーにするかの前に、どういったグローブにするのかという問題。以前のTRANSFERは5本指グローブでしたので操作性が良く、フィンガーチャンネルのついたストックでも相性が良いのが利点でした。ただし気温-10℃を下回る環境だと指が独立しているので、どうしても保温性が芳しくないというのが欠点でした。リフトの上で指先がみるみる冷たくなって痛くなってしまうことが戸隠でありました。低温下での使用を補うのがミトンタイプで、親指以外の指が一緒になることで保温性が高いのが特徴。グローブの中で指が一緒になってるモデルもあれば、グローブの中で指が独立するモデルもあります。手の甲あたりにチャックが付いていて、グローブ先端を開けて指を露出させスマートフォンなど操作ができるようになってるモデルもあります。これは便利。ただミトンタイプという形上がどうしても幼児用の手袋っぽくてあまり好きじゃない形です。
中間を思いついて作る人は必ず世の中に居て、5本指とミトンのハイブリッドモデルもあります。TAUBERTだとFINGER 3、REUSCHだとLOBSTERがそのモデルにあたります。人足し指は人間の指で一番よく使う指なので、それだけ独立させて操作性を持たせるということですね。
先述したFINGER 3もLOBSTERもレザーで柔らかく操作性がいいモデルです。が、実際店頭で手に填めてみて「これ良いな」と感じたモデルは別にありました。
一つはHESTRAの3-Finger Full Leather。名前の通りフルレザーで特に手のひらの皮がしっかりしている感じが好感触でした。手の甲側でベルト止めタイプ、手のひら側でマジックテープ止めタイプ、GORE-TEXタイプの3つあるため目移りしちゃいそうですが、手の甲でベルト止めの方が取り回しが良さそうなので、おそらくこれになるでしょう。インナーグローブが取り外しできるので洗えるのも良い所です。
もう一つは松岡手袋。ESK-2131というモデル。松岡手袋は香川の企業で、スキー場あるの?という場所ですが、填めてびっくり。手に合わせたかのようにフィットする構造、そして皮の柔らかさ。3本指グローブなのに指が自由自在に動かせる感覚がとても魅力的なモデルです。ハンドストラップもついているのでリフト上で手袋を脱いでも落とす心配がありません。
と、HESTRAと松岡手袋の一騎討ちになりそうです。もうちょっと、もうちょっとだけ他のグローブ試着してみて決めたいと思います。
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ゼビオっていうユニークな木製バット売ってるとこ

2024-10-08 20:37:13 | 日々徒然
ゼビオと言えば全国展開しているスポーツ量販店。たった今店舗を確認したら新潟には9店舗もあるんですね。特に新潟市内だけでも4店舗もあります。けれど競合しないように各店舗で販売するものを変えたり、特定のカテゴリに特化した店舗もあるようです。ここら辺は量販店の戦略としては定石というもの。
しかしゼビオ、昔から木製バットは変なユニークな物を売ることで僕の中で有名でした。SPBW-13もSPALDINGの木製バットとしてありましたし、ちょっと前はXTSというオリジナルブランドの木製バットもありました。もちろんBFJマーク付きで。
この前姫川の源流を見にドライブしたついでに長野のゼビオ長野南高田店に赴き、変なユニークな木製バットを発見することとなりました。
YABANEの木製バット。

BFJ公認バット商標名一覧を確認すると2024年度登録されたメーカーです。どうやらBFJ公認というのは必ずしも木製バットを製造しているからというわけではなく、バット以外の野球用品を製造しているところも商標登録されているようです。メーカー名で探しても木製バットがないメーカーがちらほらあります。そんな中YABANEもHPには木製バットのページがなく、ゼビオの専売という形をとっているようです。
3種類あるようですがいずれも長さは85cmのみの展開。アマチュアエリート向けですね。
もう一つ、正確には二つ。marucci製のGAMERというバットがありますがその他にも変なユニークな木製バットがありました。

>マルッチにバットオーダーする場合、各選手の仕様に合わせてバットをフルオーダーします。しかし、長さや重量、グリップエンドなど、選手たちの要望を満たさない場合があります。選手から選ばれなかったバットが「プロフェッショナルカット」です。素材や作り、形状はメジャーリーガーが実際に試合で使用しているバットと同様です。
これは…いわゆるX OUTと同じような物なんでしょうか。要するに「オーダー受けて作ったけど気に入られなかったから形はランダムだけど比較的安く売る」という代物みたいですね。現物はいまだに見たことありませんが、複数本注文するとプロファイルの違うバットが手に入れられるのでしょうか。バットガチャですね。
もう一本。

フリップバット。投げられたバット?先日大谷翔平選手が豪快なバットフリップしたのとは関係なさそう。
練習用バットで、Victusの試合用バット基準に則さなかったから格安で売るよというバットです。VictusのBFJマーク付きのバットは3万円近くしますが、これは14,000円ほどで買えます。ただしこのバットも明確なプロファイルは明記されておらず、C243なのかC271なのかそれとも選手モデルなのかは不明です。木目が基準に則してないことを隠すようにバレルが真っ黒に塗られています。さっきのPROFESSIONAL CUTも真っ黒なバットですし、GAMERもそうなので基準に満たさない落第バットは真っ黒にしちゃえという文化があるのかもしれません。OLD HICKORYのX OUTのバットは無塗装ですが。
海外製の変なユニークなを売ってるゼビオ。あなたの街のゼビオに訪れてみてください。きっと変なバットがあります。

marucciを何と呼ぶか問題。マルッチ、マルーチ。最近野球系Youtuber見てるとマルチで統一されているようですが…マルチ()

黒くて細長い棒状の、マルチwww
マルチ派は農業系、マルッチは可愛い系、マルーチは丸内的なジャパナイズ系ということで…。あなたはmarucciをどう呼びますか?僕は可愛い系です。
Victusは魚籠足ですね。
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青い鳥はもう飛ばないけれども

2024-09-26 23:24:06 | 日々徒然
先日広告対策を施しているTwitterアプリが開けなくなり、ついにTwiFuckerも更新を停止している状況の中で青い鳥のアイコンが僕のスマートフォンから姿を消しました。
数日ほど通常の𝕏を使用してみたのですが広告が4,5ツイート毎に出てきて大変目障りでした。何とかならないものかと探したら同じようなこと考えてる人はいるわけで、TwiFuckerを導入したときと同じような感じで導入してみました。今のところ以前よりも快適になりました。固定ツイートもおすすめユーザーも表示させないようにできています。
どんな風に導入した?と聞かれると自分でもよくわかってないのですが、たぶん
G〇〇gle Play ストアじゃないところから𝕏のapk(PCでいうインストーラー)をダウンロードして
AntiSplit-Mで中身を書き換えて
ReVanced Managerでインストールする
ということやってます。TwiFuckerでも同じようなことしてました。たぶん。
探せばすぐに出てくるあたり広告のない𝕏を望んでいる同志は多いようです。テレビで言ったら1分毎にCM出てくるようなものですからね。<>そもそも広告ってデータ量食ってるし、データ無制限じゃない場合欲しい情報以外無駄に食われるというデータの税金みたいになってますね。
昔のように好きなアプリでTwitterできてた時が本当に懐かしいです。Tween、モバツイ、TweetDeck。黎明期は癖があって楽しい時代でした。懐古厨は今の𝕏にアラーワークバーしています。日本式に言えばイヤーッでしょうか。




[姫川源流湧水に行ってきたよ]
糸魚川市から日本海へ流れ出る姫川。白馬のスキー場へ向かうとき国道148号を通るのですが、その際は流れに沿って遡るようにして行きます。
その姫川は湧き水が源流になっていると知り訪れてみました。ちなみに道の駅白馬以南を行くのは初めてです。
現地にそれらしい駐車場は無さそうなので白馬さのさかスノーボードスクール前に停めるか、もしくは営業してないさのさかスキー場駐車場に停めるか迷いましたが後者にしました。夏の営業していないスキー場によく現れると有名です。国道を渡ることになりますが近くに横断歩道があります。長野は歩行者がいると横断歩道手前で止まってくれる車が多いです。素敵ですね。

国道から歩いて5分もかからないくらいで湧き水に到着します。かつては塩を運んだ商人たちの喉を潤したと言われる清流です。

林道から湧き水に一番近くに降りれるデッキから撮影。ちょっとわかりづらいですが、たしかにここら辺から水が湧いていることが分かります。

実は姫川、もう一つ源流があります。山の方の流れと湧き水の流れが合流して姫川となって流れていきます。山の流れはさのさかスキー場から流れています。砂防ダムまでなら歩いて行けるかも?
湧き水周辺は木道で整備されているのでスニーカーでも歩きやすいです。ただ雨の日の翌日は周辺の林道がぬかるむ可能性があるのでトレッキングシューズなど防水がしっかりしている靴は必要そう。もちろん長靴で湧き水に入るのは言語道断。ここは保護地区になっています。

10mは超える木が倒れて道をふさいだ跡が!切断されていたので通れますが、風か雪の重みか、倒れた瞬間はすさまじい音がしたでしょう。自然の力を感じました。木道を歩くと至る所で倒木を目にします。

先ほどの木を反対側から見ると根っこが石を巻き込んで壁のようにそそり立っていました。これは自然のアートですね。
姫川源流湧水は雪が融ける4月中旬から5月上旬になると黄色い福寿草が咲き誇ると知り、必ずその季節になったら訪れようと思いました。おそらく、此処も花の映る塚なのでしょう。


湧き水の近くには親海湿原(およみしつげん)という湿原が広がっています。こちらも木道で整備されているので歩いて行けますが、南側の木道は古い(?)ことと日陰になっているので所々板が腐り落ちてますので足元に注意しましょう。木道を歩くと蛙や水生生物が逃げて水音をあげるのが可愛いです。

なんて花でしょうか。一輪だけ綺麗に咲いていました。

近くにドウカク山という小さな山もあるそうです。とても素敵な場所でした。また春になったら訪れてみたいです。

さらに南下し、青木湖や今は営業していないヤナバスキー場、木崎湖を脇目にしながら安曇野で昼食をとり、国道19号から長野に出て須坂~小布施~中野~飯山~栄村と経由して新潟に帰りました。高瀬川とともに下り、犀川となって川中島で千曲川となってはるか日本海にそそぎます。高瀬川はその犀川になるまで、鹿島川として五竜山から流れてきます。梓川は乗鞍から、奈良井川は木曽山脈から。千曲川は埼玉長野山梨の県境から。遥けき道を片時も止まず流れるとはこの事だと目頭が熱くなりました。日本アルプスに雨の源泉を見た日でした。
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