12月になり冬本番を迎え山はもう積雪量が増えて、スキー場もオープンするところがちらほら出てきています。
そんな中、来季のNPBの木製バットの規約が変わるそうで、牛骨研磨バットが復活するようです。
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/04/kiji/20241203s00001173326000c.html
木製バットの打球面を牛骨や硬い物で押し当てながらゴリゴリ磨くと表面が硬くなり、打感が向上するというものです。
このブログを読んでいてくださった方ならご存じですが、僕は以前牛骨研磨バットを所持していました。Rawlingsの110VBOというバットです。YoutubeでBone Rubbing Wood Bats と検索すると動画が出てきます。
打感が向上する→打者がバットを良く振れるようになる→ホームラン数が増えるという見解ですが、疑問が残ります。
一つは、バットの前にボールを改善したほうが良いのではないか。NPBアナリストにより某M社製NPB試合球が検査された結果、縫い目が高く雑に作られているとのことでした。縫い目が高くなると空気抵抗が強まり打球が失速しやすくなります。また投手が投げた変化球もよりブレーキがかかり大きく鋭く曲がるようになると言えるでしょう。肝心の反発係数も悪名名高き統一球と同程度となっているため、「投手のレベルが向上し、打者がレベルに追い付いていない」というのはちょっと打者が可哀そうだと思います。もっとボールのせいにしていい。
二つ目は、昨今の木製バットに牛骨研磨は意味が無い、意味が限りなく0に近い処理だと思われます。本来牛骨研磨処理は表面の柔らかい木材のバットに施されるものです。最たるものがホワイトアッシュで、打撃を重ねると表面が目剥がれを起こしボールを弾く力が低下しました。それを防ぐため予め牛骨によって表面を固く締まらせる処理のはず。現在NPBの打者9割が使っているのは最初から表面が硬いメイプルです。骨折り損とまではいきませんが、焼け石に水というか意味の無い処理ではないでしょうか。ただメイプルもハードな打撃をすると表面が剥がれてきますので、耐久性の向上を目論んでの牛骨研磨は効果があります(これは僕自身実証済みです)。もし牛骨研磨を施すなら打撃部だけではなく、テーパー部にも施せばより効果が見込めそうです。一番バットが折れる部分はテーパー部ですからね。
低反発球で投手の価値を上げてメジャーに大金で輸出するという貿易をNPBはやっている、とネットで見かけました。確かに日本プロ野球は興行なのでお金ありきなのは頷けます。円安なので米ドルで一気に潤うのも事実。ただ打者が割を食うのは不公平でスポーツとしていかがなものかと思います。
ゴロバントでコツコツ見栄えしない野球に興味を持ちますか?打撃とは、打球を遠くに飛ばすことが本来の姿ではありませんか?野球の華はホームランですよね。僕は豪快なホームランが見たい。
そんな中、来季のNPBの木製バットの規約が変わるそうで、牛骨研磨バットが復活するようです。
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/04/kiji/20241203s00001173326000c.html
木製バットの打球面を牛骨や硬い物で押し当てながらゴリゴリ磨くと表面が硬くなり、打感が向上するというものです。
このブログを読んでいてくださった方ならご存じですが、僕は以前牛骨研磨バットを所持していました。Rawlingsの110VBOというバットです。YoutubeでBone Rubbing Wood Bats と検索すると動画が出てきます。
打感が向上する→打者がバットを良く振れるようになる→ホームラン数が増えるという見解ですが、疑問が残ります。
一つは、バットの前にボールを改善したほうが良いのではないか。NPBアナリストにより某M社製NPB試合球が検査された結果、縫い目が高く雑に作られているとのことでした。縫い目が高くなると空気抵抗が強まり打球が失速しやすくなります。また投手が投げた変化球もよりブレーキがかかり大きく鋭く曲がるようになると言えるでしょう。肝心の反発係数も悪名名高き統一球と同程度となっているため、「投手のレベルが向上し、打者がレベルに追い付いていない」というのはちょっと打者が可哀そうだと思います。もっとボールのせいにしていい。
二つ目は、昨今の木製バットに牛骨研磨は意味が無い、意味が限りなく0に近い処理だと思われます。本来牛骨研磨処理は表面の柔らかい木材のバットに施されるものです。最たるものがホワイトアッシュで、打撃を重ねると表面が目剥がれを起こしボールを弾く力が低下しました。それを防ぐため予め牛骨によって表面を固く締まらせる処理のはず。現在NPBの打者9割が使っているのは最初から表面が硬いメイプルです。骨折り損とまではいきませんが、焼け石に水というか意味の無い処理ではないでしょうか。ただメイプルもハードな打撃をすると表面が剥がれてきますので、耐久性の向上を目論んでの牛骨研磨は効果があります(これは僕自身実証済みです)。もし牛骨研磨を施すなら打撃部だけではなく、テーパー部にも施せばより効果が見込めそうです。一番バットが折れる部分はテーパー部ですからね。
低反発球で投手の価値を上げてメジャーに大金で輸出するという貿易をNPBはやっている、とネットで見かけました。確かに日本プロ野球は興行なのでお金ありきなのは頷けます。円安なので米ドルで一気に潤うのも事実。ただ打者が割を食うのは不公平でスポーツとしていかがなものかと思います。
ゴロバントでコツコツ見栄えしない野球に興味を持ちますか?打撃とは、打球を遠くに飛ばすことが本来の姿ではありませんか?野球の華はホームランですよね。僕は豪快なホームランが見たい。