好きの形
「科学忍者隊ガッチャマン」というアニメの中のお話で、「ギャラクターのシンデレラ作戦」というのがあった。
G3号白鳥のジュンが靴の片方を紛失してしまい、それを拾ったギャラクターは靴を分析して、性別、年齢、身長、体重、体型を割り出し、変身前のジュンを探し出そうとする。それでギャラクターは↓のようなイベントを開き、
『これが16歳の女の子理想のプロポーション、これを通り抜けられた貴女を特別にご招待』……みたいな作戦、だった。
当時、私はこれを笑いながら見てたわけだが、今頃になってわかるのだけど、実は自分の中にこういう「好きなタイプの人を選別する型枠」みたいなものがある。
これを通り抜けてきた人が「私の好き」なのである。
それは多分に外見。顔形、骨格とかかな。これを通り抜けてこない俳優とかタレントとかは、まったく記憶に残らない(^_^;)
この間、TVドラマ見てて、気付いたの。
やっぱり私、松田龍平の顔とか外見とか好きなんだわ。でもそれが何故?どこが?どうっしてそう思うのか?自分でよくわからない。松田龍平は、この人型フィルタを通り抜けてやってくる人なのよ。
たぶん、好きってそういうもんだと思う。俳優は見るだけだから、それが好きってことでいいんだと思う。
去年、写真集買っちゃった八代拓も、やっぱり同じこの人型フィルタを抜けてきたんだと思う。でなきゃケチな私が写真集なんか買うわけないじゃない(^_^;)
追記。若いときはこの枠がもっと大きかったような気がする(^_^;) 歳を経てだんだんヒットゾーンが絞られている、みたいな。