国際会計基準(IFRS)の基準設定団体、国際会計基準審議会(IASB)のアンドレアス・バーコウ議長は「のれん」の会計処理について、議論の方向性を今秋にも採決する方針を明らかにした。日本基準のような定期的な費用計上による償却ルールの導入が焦点になる。IFRSを導入している日本企業は年々増えており、のれんも積み上がっている。ルール変更でこうした企業が戦略の見直しを迫られる可能性がある。バーコウ議長
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今回は、IAS38号「無形資産」とIFRS16号「リース契約」に照らしたSaaS型サービスの資産計上の適否についての記事を見かけたので私見と考察を書いていきたいと思います。 昨今、どの企業においてもSaaS型のサービスを利用しているのではないでしょうか。 SaaS型のサービスの利用においては、月次等、定額の支払いを行っていることを考えると、IFRS16号「リース会計」に準じて、使用権資産としての資産計上をしなければならないのではないかと考えられます。 また、そもそもそのサービスを提供している基のアプリケーション自体を保有しているものとして、IAS38号「無形資産」として、ソフトウエアとしての資産計上が要されるようにも思えます。 それとも、上記いずれにも該当せず、単純に月額の支払いとして利用料を費用化するだけでいいんでしょうか? 様々な会計処理が考えられる中、以下では、そもそもSaaS型サー
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