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(第292号、通巻312号) ロンドン五輪後の余熱も、先日行われたメダリストたちの銀座パレードで一段落し... (第292号、通巻312号) ロンドン五輪後の余熱も、先日行われたメダリストたちの銀座パレードで一段落した感じだが、五輪に限らずスポーツや選挙など勝ち負けに関係する世界では「雪辱」という言葉がしばしば登場する。「北京五輪の雪辱を目指し、猛練習してきた甲斐があった」「前回の総選挙の雪辱を期したい」などという具合だ。 しかし、うっかり「雪辱を晴らす」と用いる人がかなりいる。いや、うっかりではなく、雪辱は晴らすものだ、と思い込んでいるケースの方が多いかもしれない。実は、この用法は間違いなのである。正しくは「雪辱を果たす」だ。 雪辱の「雪」は、漢和辞典の『字通』(平凡社)によれば、すすぐ、そそぐ、ぬぐう、きよめる、のぞく、ふきとる、 しろい、きよらか、という意味だ。雪のように白くきれいにする、ことから来ていると思われる(「晴らす」もほぼ同義)。「辱」は文字通り、はずかしめ、恥、の意だから、2文字合
2012/08/25 リンク