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(第272号、通巻292号) 春4月。入学式、新学期あるいは社会人へのスタートに合わせて、この時期に辞典... (第272号、通巻292号) 春4月。入学式、新学期あるいは社会人へのスタートに合わせて、この時期に辞典を買う人が多い。たいていは、国語辞典か漢和辞典、英和辞典の類(たぐい)だろうが、中には奮発して百科事典を求める家庭も、かつては少なくなかった。 百科事典の代名詞として国際的に通じるのは、「ブリタニカ」だ。私自身は、『ブリタニカ百科事典』《注1》の原語版(英語)も日本語版も持ってはいないが、長い歴史と伝統、水準の高さからいってももっとも権威がある百科事典として定評がある。 その「ブリタニカ」が、244年の歴史を持つ書籍版の発行に幕を下ろす、というニュースが先月中旬、世界を駆けめぐった。デジタル化の波を受け、今後は「紙」をやめ、インターネットを通じた電子版に全面移行するというのだ。シーザーの「ブルータス、お前もか」をもじって「ブリタニカ、お前もか」とつい口に出かかった。 それというのも、書籍