ワイ、妖怪なんやけど、地味すぎて人気が皆無。
名前は「小豆洗い」
あずきを洗ってるだけの妖怪やから、何も怖くないねん…
「川で小豆を洗っていて、その音を聞いてると川に落とされる」という設定なんやけど、そんなことしないんよ
小豆洗うのが好きなだけで、勝手に人間が落ちただけ
それを人間が勝手に妖怪のせいだって言い始めて、今に至る
ワイ、単に小豆が好きなだけで、洗ってるだけなんや
しかも今は川じゃなくて水道水で洗ってる
だから川に落とすこともないんよ
えらい風評被害やわ…
最近じゃ小豆も茹でた缶詰のやつ買うから、小豆を洗うこともない
アイデンティティを失ったんよ
だから人気がなさすぎて、怖がられることもないし、存在感がない
でも妖怪は妖怪なんよ、たぶん
今は小豆を甘く炊いたあんこを丸く焼いた生地の中に入れる仕事してる
天職や
もし見かけたら、声かけてや
1個サービスするやさかいな
頼むで〜
Permalink | 記事への反応(1) | 12:59
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小豆洗い、ばけばけで知った