転売ヤーは需要と供給の差分が大きいほど儲かる、というのと同じで、会社も需要(就活)と供給(求人)の差分が大きいほど儲かるでしょう。100個しかない採用枠に1000人が応募してくるのが当然の環境だったら、そりゃどんどん会社側に都合のいい労働条件になっていくでしょう。社員に1万円を渡して、10万円分の仕事をさせるでしょ。さらに、競争率を上げて自分たちの都合のいい市場にしようと思ったら、例えば「毎日5時間働く人が10人欲しい」という求人を「毎日10時間働く人が5人欲しい」という求人にするでしょ。どんな手を使ってでも需要を高めることで自分がハネる額を増やしているという点において、東京の雇用者がやってることは転売ヤーと同じだと思っている。マジで、金を右から左に動かしてるだけの仕事が最も儲かってる世の中、おかしいと思う。みんな上京するのをやめてほしい。東京はもうパンパンだから。これ以上人が入ってくると、もっと競争が苛烈になる。