2025-05-06

から飛び降りた日

から飛び降りた時の話を書きます

何もかもが嫌になり全てを終わらそうと思ったあの日

私は崖から身を投げました。

意識を取り戻したのは、崖下の岩場でした。

奇跡的に命は助かったのです。

だけど、全身の骨が折れて、激痛が走り、身動きは全くとれませんでした。

とても絶望的でしたが、この状況では助かるすべもなく、

どんなにもがいても、やがて死が訪れるだろう。

そう諦めながら、ただぼんやりと海を眺めていました。

その時です。海の向こうに何かが横切っていくのが見えました。

目を凝らすと、それは超豪華クルーザー船でした。

たことのないようなキラキラに輝く超一流のクルーザー船です。

陽光きらめくデッキには青々とした水をたたえたプールが見え、

裕福そうな乗客カクテルを手に談笑し、

優雅に踊ったり、日光浴を楽しんだりしていました。

そこは、今の私とはあまりにもかけ離れた楽園のような世界でした。

その光景を見て、私は溢れる涙を抑えることができませんでした。

なぜ涙が流れるのかは自分でもよく分かりませんでした。

クルーザー船の華やかな世界が羨ましかったのかもしれません。

あるいは、痛みと後悔の中で朽ち果てていく自分があまりにも惨めで、悔しかったのかもしれない。

もしくは、心の底では生きたいと渇望していたのかもしれません。

自分がこうして死んでいくのは、自殺ではなく、誰からも見捨てられ、見放された結果のような気がしました。

私は、名状できない感情の渦を抱え、

崖の下で瀕死になりながら一人、

クルーザー船が通り過ぎていくのを眺めていたのでした。

https://note.com/lithe_gerbil1811

  • 3分前に投稿したnoteのコピペを増田に貼るのは、自作自演の告白にしかならないと思うんだけど 日本社会を鋭く切る前に、自分の承認欲求と向き合ったらどうかな

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