両親は仲が悪く、母親は典型的な毒母で、子どもの頃から理不尽に耐えてきた。
高校3年の秋に父が定年退職した後は、家に帰りたくないため、頻繁に図書館や本屋で時間を潰していた。
大学進学以降、通学・通勤の電車が一番集中できる、唯一の自由時間だ。
結婚して初めて、家に帰ることが苦にならなくなったが、それも少しの間だけだった。
自宅に一人でいると落ち着かず、夫が一緒にいても好きなことができず、苛立ちを感じ、
やるべきことに追われ、1日が終わる、
外出した時は、静かな店よりも、フードコートの喧騒のほうが心地いい。
どうも、見知らぬ他人に囲まれながら、一人きりでいられる環境が落ち着くらしい。
子どもが生まれ、産休・育休中は、日中、子どもと一緒に家にいるしかなかった。
毎日、散歩にでかけたほうがいいという育児本のアドバイス通り、徒歩や車で外出しては疲れ果てていた。
正直いうと、家にいたくなかったからだ。
夜はできるだけ早く寝て欲しいと思いつつ、子どもが寝付いた時点で、夫がまだ帰宅していない場合、途方に暮れた。
今春から仕事に復帰し、収入以上に、精神的に助かったと思った。
保育園に迎えに行くため、定時より早く帰宅しているが、できれば以前同様、夜まで働きたいと思う。
家にいる間は、常に食事作りや整理整頓、掃除などの家事をやり続けてしまうようになってしまった。
家にいたくない。家にいると疲れる。
しかし、家にいないと、できないことは多く、やらないまま積み残っていく。
必要最低限のものを持って、ずっと電車内で座っていられたら、もっと時間を有意義に使えるはず。
望んで授かった子どもは、ただでさえ自由のない人生の重荷になった。
真っ当に生きられるようになりたい。限界だよ。
どうでもいい感想としては、電車って他人がいっぱい居るし煩いのに、なぜか安らかに眠りやすい環境では有ると思う。 他に集中しやすい、というのもあると思う。全く他に何かする余...