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2014年9月3日水曜日

ConoHaのオブジェクトストレージサービスについて。


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ConoHa のサービスにオブジェクトストレージサービスが実装されました。OpenStack Swift ベースとの事です。
https://www.conoha.jp/blog/tech/2642.html

大体の使い方はここに書いてあります。
https://www.conoha.jp/guide/guide.php?g=48


サンプルに書いていない、アップロードしたファイルをクライアントに対して直接参照させる方法について書いてみます。これは画像配信等で有効です。

$ pip install python-keystoneclient python-swiftclient
エラーが出る場合はOS側のライブラリ等が足りません。エラーメッセージを見れば大体何が足りないかはわかると思います。

コンパネから取得できる情報を以下の変数に設定
$ vim openrc_conoha
export OS_AUTH_URL=API Auth URL
export OS_TENANT_ID=テナントID
export OS_USERNAME=ユーザー名
export OS_PASSWORD=自分のパスワード

$ source openrc_conoha
$ swift stat
       Account: xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
    Containers: 0
       Objects: 0
         Bytes: 0
Meta Quota-Bytes: 110058536960000
   X-Timestamp: 1409734987.60990
  Content-Type: text/plain; charset=utf-8
 Accept-Ranges: bytes


コンテナを作成します。
$ swift post container01
$ swift list
container01

$ swift stat container01
       Account: xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
     Container: container01
       Objects: 0
         Bytes: 0
      Read ACL:
     Write ACL:
       Sync To:
      Sync Key:
 Accept-Ranges: bytes
   X-Timestamp: 1409736843.00552
    X-Trans-Id: tx2eb6ef4622c34c1a90c62-005406e0a8
  Content-Type: text/plain; charset=utf-8

ファイルのアップロードを行います。
$ cat hoge.txt
hogehoge

$ swift upload container01 hoge.txt 
hoge.txt

$ swift stat container01
       Account: xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
     Container: container01
       Objects: 1
         Bytes: 9
      Read ACL:
     Write ACL:
       Sync To:
      Sync Key:
 Accept-Ranges: bytes
   X-Timestamp: 1409736843.00709
    X-Trans-Id: tx70d3fe1c2c534d2d8f513-005406e148
  Content-Type: text/plain; charset=utf-8

コンテナの属性を変更して、誰でも読み取り可能にします。
$ swift post --read-acl ".r:*,.rlistings" container01

$ swift stat container01
       Account: xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
     Container: container01
       Objects: 1
         Bytes: 9
      Read ACL: .r:*,.rlistings
     Write ACL:
       Sync To:
      Sync Key:
 Accept-Ranges: bytes
    X-Trans-Id: txd0161d15696c407cadd5b-005406e2d3
   X-Timestamp: 1409736843.00552
  Content-Type: text/plain; charset=utf-8

オブジェクトストレージのエンドポイントを取得します。この値はスタティックなので、一度取得してしまえば変更されることはありません。
$ keystone endpoint-get --service object-store
+------------------------+---------------------------------------------------------------------------+
|        Property        |                                   Value                                   |
+------------------------+---------------------------------------------------------------------------+
| object-store.publicURL | https://objectstore-r1nd1001.cnode.jp/v1/xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx |
+------------------------+---------------------------------------------------------------------------+
xxxxxxxxxxxx 部分にはテナントIDが入ります。


このアドレスに、コンテナ名/ファイル名 をつけてアクセスすると、直接ファイルの中身が参照できます。
$ curl https://objectstore-r1nd1001.cnode.jp/v1/xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx/container01/hoge.txt
hogehoge

上記の例では Swift のCLIを利用していますが、もちろんReST APIを利用してもよいですし、Pythonであれば swiftclient を import して、プログラムの中からストレージを扱うことが可能になります。

プログラムからアップロード等する場合の例はこちらを参考にしてください。
http://aikotobaha.blogspot.jp/2014/08/how-to-use-python-swiftclient.html


2014年8月18日月曜日

How to use python-swiftclient


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リファレンスはこのあたり。
http://docs.openstack.org/developer/python-swiftclient/

大体はリファレンスに記載されている。一部サンプルが無くてわかりづらいところをメモ。



2012年7月22日日曜日

CloudStack Ecosystem Day で発表させていただきました


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Citrix様主催のCloudStack Ecosystem DayにてもOpenStack/Swiftの発表をさせていただきました。



定員100名のところ、席が足りなくなり、予備席が準備されるほど盛況でした。

内容はCloudStackの事例や、その周辺ソフトの紹介など、まさに「エコシステム」のセミナーでした。

ライトニングトークも最新の話題から、野心的な取り組みの紹介もあり、更にその後の懇親会も豪華で大満足です。

今後もCloudStack, OpenStackで連携して、国内のCloudOS業界を盛り上げていければと思います。

お招きいただき誠にありがとうございました。


2012年4月8日日曜日

OpenStack/Essex RPM Swift/Keystone/Glance


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先日リリースされたOpenStack Essexの一部モジュールのパッケージを作成しました。

公開しているサイトはこちら
http://kvps-27-34-160-192.secure.ne.jp/pub/index.html

yum repositryには以下のURIを設定してください。
http://kvps-27-34-160-192.secure.ne.jp/pub/openstack-essex/

今回作成したパッケージは以下です。
| swift                 | 1.4.8         | swift本体                           |
| swift-client          | 1.4.8         | swift本体からクライアント部分のみ抽出 |
| swauth                | 1.0.4         | swift専用の認証システム              |
| saio                  | 1.0.0         | swift ALL in ONEをパッケージ化       |
| keystone              | 2012.1(essex) | keystone本体                        |
| python-keystoneclient | 2012.1(essex) | keystoneクライアント                 |
| glance                | 2012.1(essex) | glance本体                          |
* 上記パッケージに依存するライブラリも上記リポジトリには含まれています。

CentOS6.2 x64上でkeystone-glance-swiftの連携まではできることを確認しています。不備があれば教えてください。

そのうち、nova関連とhorizonも作ります。

*saioはSwiftがすぐに動かせるようになるのでちょっと試すには便利だと思います。


2012年4月1日日曜日

OpenStack/Swift CentOS6用 RPM


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2012/4/8 Essex版を作成したのでこちらの記事を参照してください。
http://aikotobaha.blogspot.jp/2012/04/openstackessex-rpm-swiftkeystoneglance.html
--------------------------------------------

CentOS6.x, x64_x86用

■リポジトリの設定
# rpm -ihv http://kvps-27-34-160-192.secure.ne.jp/pub/openstack/OpenStack-repo.noarch.rpm

リポジトリのツリーはここ
http://kvps-27-34-160-192.secure.ne.jp/pub/openstack/

■インストール
# yum install openstack-swift

* このRPMを使って何が起きても補償しません。
* githubから取得したソースから作成しています。
* ひと通りの依存関係は解決してくれます。
* chkconfig配下になってるけど、動くか試してません。
* パッケージの中身はここを参考に作成
* 試してないけどRHEL、SLでも動くはずです。
* 完全にテストできていないので、不具合あれば教えてください。


■一括設定用パッケージ(SAIO)
# yum install openstack-swift-saio

* 一括設定RPMには、作成済みのRing、コンフィグ、テスト用ディスクイメージが含まれてます。
* 1ホストでのみ動作するようにしています。
* ローカルホスト内で動作します(X-Storage-Urlに127.0.01が返されるため)


■一括設定の動かし方
SELinux, iptablesは無効にする。
# setenforce 0
# /etc/init.d/iptables stop

必要サービスの起動
# /etc/init.d/memcached restart ; chkconfig memcached on
# /etc/init.d/xinetd restart

Swiftの起動
# swift-init all start

再起動した場合、/swift/disk{0..4}以下にマウントしている、/mnt/disk{0..4}がアンマウントされるので、以下のスクリプトで再マウントしておく(もしくはfstabやrc.localへ記載しておく)
# bash /etc/swift/mount_demo_disk.sh


■TODO
* 署名を忘れたのでそのうち署名する
* object-expirerがchkconfig経由で動いてない気がする。



2012年3月17日土曜日

OSC2012 Tokyo Spring 日本OpenStackユーザ会で発表してきました


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発表スライドはこちら。

芸もなくまたSwiftネタ。SwiftはNovaに比べると話題が少ないので苦しくなってきた。次回OpenStackユーザ会ではOSC名古屋での発表を予定してますので、そこではGlance + Swiftあたりと、OpenStack全体のストレージ機構を話せればと思ってます。

雨の休日、かつやや都心から離れた場所が会場だったのですが、OpenStackユーザ会のブースには多数の人が訪れて、セミナーでは150人弱の方々に来ていただきました。ありがとうございます。

また発表者の皆様、ブースの皆様本日は本当にありがとうございます&お疲れ様でした。
引き続きよろしくお願い致します。

*追記
今回のOSC2012 Tokyo/Springでは萌系グッズの充実っぷりが半端じゃなかったです。


2011年12月3日土曜日

OpenStack Swift の開発環境を整える


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Swift Developer になろう!



2011年12月2日金曜日

OpenStack Swift1.4.x を10分で動かす(rpm/yum編)


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とにかく速攻でSwiftを動かしてどんな感じか確かめてみたい人向け。



2011年11月30日水曜日

OpenStackユーザ会+CloudStackユーザ会の合同セミナーで発表してきました


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本日のOpenStackユーザ会+CloudStackユーザ会の合同セミナーで、懲りずにSwiftネタを発表させていただきました。

発表資料は以下です。

https://docs.google.com/open?id=0B0mrBOcDe8WxMzFlMTNkNGMtMTUxMi00M2NkLTg2MmQtYzFmYWM5OTAyMWJh


一見同一機能を実現しようとするライバルソフトの合同勉強という変な図に見えますが、CloudStackの開発元であるCitrixはコレまでの経緯からも実はOpenStackと仲良し。CloudStack用のSwiftドライバの開発も予定されております。

20分ちょいの発表でしたが、話してるときにやけに喉が渇くと思ったら、壇上がちょうどクーラーの風が直接当たる場所でした。グダグダな発表は以下です。


2011年11月20日日曜日

OSC2011 Tokyo Fall 日本OpenStackユーザ会で発表してきました


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昨日、オープンソースカンファレンス2011 Tokyo Fall日本OpenStackユーザ会のメンバーとして参加してきました。
参加したメンバーの皆様、本当にお疲れ様でした。

会場は明星大学 日野キャンパス。都心近くなのに広大なキャンパスを構え、構内も綺麗でとてもいい環境でした。私が通ってた地方の国立とは雲泥の差ですね。。。

今回はブースのお手伝いとセミナーでの発表をさせて頂きました。

発表資料はこちらです(一部お知らせを省いてます。

■OpenStack - Swift入門
https://docs.google.com/open?id=0B0mrBOcDe8WxZWExZjI0MjgtYTg0OS00Y2VkLThlNTMtMmZmZWU2ZDkxYTQ0


ありがたいことに大変盛況で、ブースでは100部あったチラシが中盤過ぎで無くなってしまい、後半に訪れた人にはお配りできませんでした。

ブースにNova Dashboardデモ環境を用意していただいており、実は初めて見たのですがなかなかの出来栄えで個人的にはとても嬉しかったです。

セミナーも100人以上の受講者の方々に集まっていただきOpenStackへの関心の高さが伺えました。

さらにセミナー後のブースQAでは多数の方に訪問いただき活発な異論が行なうことができ、情報交換を通じてこちらも勉強させていただくことが出来ました。

クラウドというキーワードのもと、サービス提供をする上でOSSの活用が重要だという認識が広まっていると感じます。



その他、最後のLT大会では中国のOSS事情についての発表が内容もさる事ながら突発的なトラブルによる演出効果(?)もあって神がかり的な面白さでした。



今回、一番度肝を抜かれたのはMicrosoft Azureのイメージキャラクター「クラウディア」でした・・・

前々から台湾マイクロソフトが萌え路線に走っているのは知っていましたが、まさか「お固い」イメージの日本マイクロソフトもこういう戦略に走っているとは。。。

こういう面でも時代の変化を感じたOSCでした。


2011年10月15日土曜日

OpenStack Swift関連の情報をまとめ


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OpenStackとはオープンソースで開発されているIaaS提供ソフトウェア。OpenStack Compute(Nove)OpenStack Object Storage(Swift)の二つの主要コンポーネントと、それを繋ぐOpenStack Image Service(Glance)から構成される。

ネット上のSwift情報で有益なものを整理