同様に「消せる多色ペン」の雄ことFRIXION BALL3と並べて。…あ、グリップはWOODではなく、Dr.Grip 4＋1に換装しています。
　R:E君のほうが少し長くてほんの少し細身。先ほどのバランスの話ですが、このグリップ換装仕様のBALL3君は、グリップエンドのシルバーリングあたりに重心がありますが、R:E君は色マークのさらに1cmほど後方に重心があります。
　機構上、仕方のない事だと思いますが、他のペンを使った後に握ると「？」と感じる程度の違和感があるのが、これまた好き嫌い分かれそう。



　あれ？この子は紹介してなかったか…
　会社スケジューラの入力業務を担当してくれているFRIXION POINT KNOCK0.4と、書き比べてみました。



　インクは…改善されているような気がしないでもないですが、やっぱり黒が薄い。青と赤に比べて黒が弱いんです。これはこれで、慣れたら味わい深いかもしれません。
　ただ、0.4のuniballよりも細い線が書け、それでいて(出だし以外は)スキップやひっかかりが無いというのはすごいなぁと素直に感心しました。黒がもうすこし黒ければ…。



　おしりの「消し具」でこしこし消してみました。
　薄い手帳用紙でしたのしわっしわになりましたが、綺麗に消えます。以前より消えっぷりが良くなったみたい。ちなみに、消す際にノックが自動ロックされる機構は健在で、筆記をしていても、何かの切っ掛けで軸内部から「カチャッ」という怪しい音がします。



　最後にリフィルの交換について。

(1)まず、交換したい色をノックし、筆記状態にします。
(2)次に、字を消す時のように、首を上、ノックを下に、「立てた状態」にします。こうすることで、ノックがロックされ抜き差ししやすくなります。
(3)この体制で首軸を外し…ん？どこで分離するのかが分かりずらいったらありゃしない。
　…色選択リングの突起を、リングが動かないように胴軸とともにしっかり握り、反対の手でグリップのローレットをつかんで回すと、「あれっ？」と思う場所から分離します。コツはとにかくリングの突起を押さえるなりして固定しておくこと。
(4)そして、飛び出ている交換対象のリフィルを引き抜きます。
いちいち気を付けなければいけないことが多いですね…おぢちゃん憶えてらんない…(´・ω・`)



　抜けたリフィルはびっくりするほど長い、金属製の4C類似形状のリフィルです。
　この手のマルチペンは、透明樹脂のリフィルが多いのですが、金属製というのもメーカーのこだわりのようです。
　…いやそれならグリップをもう少し重くですねぇ…



　ノックやリフィル交換の式次第、いちいち「めんどくせっ！」と思うか、それもまた個性よね(お茶ズズー)と受け入れるか…試されている？(^^;)
　ひと作業終わったら、黒インクの薄さなんて忘れてしまっているだろうという戦略的な何かなのかもしれません(←絶対違う(^^;)

　どうしても、先行しているFRIXIONと比べてしまい、こなれて居ない部分、弱い部分が目立ってしまいますが、昔ほど「とんでもなく距離がある」…というわけでは無いように感じます。
　「これぞ逆転ホームランな「消せるペン」！」などと、わっくわくしながら、R:Eの進化版を紹介出来たら嬉しいなぁ…。楽しみです(^-^*)

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