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JCOM BSで昨年から、初期のころの世界名作劇場(フジテレビ)を再放送している。 「アルプスの少女ハイ... JCOM BSで昨年から、初期のころの世界名作劇場(フジテレビ)を再放送している。 「アルプスの少女ハイジ」に始まり、「フランダースの犬」、「あらいぐまラスカル」などが放送され、現在は「母をたずねて三千里」を放送中。 「フランダースの犬」は名画に憧れる少年を主人公にしている作品だが、そのわりには森の樹々や建物、集乳缶などの背景描写がやや粗く感じられた。ヨーロッパの風景が、どこか記号的でステレオタイプに処理されている印象が拭えない。 「昔のアニメだからこんなものかもしれない」と思って、録画していた前作の「アルプスの少女ハイジ」と見比べてみると、生活の細部の描写においては、明らかにハイジのほうが緻密だった。家屋の構造、食卓の様子、季節によって変化する牧畜の営みなど、日常生活に手触りや奥行きがある。 しかし、さらに驚かされたのが「母をたずねて三千里」。 特に物語の前半、ジェノバでの生活を描いた部