2026-05-12

ボケットモンスター ウィンド/ウェーブ』、資材供給不安を受け一部表現モノクロ化 限定版『Bokémon CMYK Edition』も展開予定

株式会社ボケモンは、シリーズ新作『ボケットモンスター ウィンド/ウェーブ』について、石油化学製品供給不安定化に伴い、描画仕様の一部を変更すると発表した。

発表によると、ナフサ由来資材の使用量削減を目的として、ゲーム全体のカラーパレットを段階的に削減する。これにより、従来は色彩によって表現されていた一部の要素が、濃淡や線、ゆらぎなどによって表現される仕様となる。

カラーパレットを大幅削減

今回の変更では、ゲーム内の色数が大幅に削減される。

一部エリアでは、草むら、海、空、道などの視認性が従来よりも簡略化され、プレイヤー想像力に委ねられる部分が増えるという。

また、色違いボケモンについても、従来のような色の違いではなく、「なんとなく違う気配」によって判定する仕様へ変更される。

伝説ボケモンは濃淡で差別化

『ウィンド』版と『ウェーブ』版では、それぞれ登場する伝説ボケモンの表示にも違いが設けられる。

『ウィンド』版の伝説ボケモンは「薄い灰色」、『ウェーブ』版の伝説ボケモンは「やや濃い灰色」で表示される。

バージョンの違いについては、従来のような色彩表現ではなく、「風合い」と「波形」によって表現する方針だとしている。

ひこうタイプみずタイプ演出も変更

バトル演出にも変更が加えられる。

ひこうタイプ演出は主に斜線と余白で表現され、みずタイプ演出は横線とゆらぎを中心とした表現になる。

一部のバトルエフェクトでは、プレイヤー側の解釈力が必要になる場合があるとしている。

ウィンド版とウェーブ版の判別が難しい場合

同社は、変更に伴う「既知の仕様」も公開した。

ウィンド版とウェーブ版のパッケージは、遠目で見ると区別しづらい場合があるという。また、色違いボケモンが通常個体とほぼ同一に見える場合もある。

これらについて、問い合わせに対しては「仕様です」と回答される場合があるとしている。

限定版『Bokémon CMYK Edition』も予定

あわせて、石油関連資材が十分に確保できた地域向けに、限定版『Bokémon CMYK Edition』の展開も予定されている。

同エディションでは、通常版で削減された一部カラー表現復元される場合がある。

色数を制限した新たな体験

同社は今回の仕様変更について、限られた色数の中で世界想像する体験を重視したものだと説明している。

ボケットモンスター ウィンド/ウェーブ』は、従来シリーズとは異なる表現方針採用した作品として注目を集めそうだ。

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