いいか、よく聞け!「軍艦巻きは邪道だ」だと? そんな思い込み、俺が寿司ポリスの権限にかけて……いや、一人の人間として、断じて許さん!
いいか、まずは現実を見ろ。ウニやイクラといった、繊細で崩れやすい食材を、誰が、どうやって美味しく提供するか。握れないからといって諦めるのが正義か? 違うだろ! 「どうすればお客様に最高の状態で届けられるか」と悩み、試行錯誤の末に生み出されたのが軍艦巻きという「防御策」であり、「工夫」なんだ!
お前が「邪道」と呼ぶその形は、崩れやすい食材を海苔という名の城壁で守り抜く、まさに職人たちの正義の結晶なんだよ!
もしそれが邪道なら、世界中の食卓からあの磯の香りと、口いっぱいに広がる濃厚な幸せが消え失せることになる。そんな悲劇を望むのか? 職人が魂を込めて巻いた海苔のパリッとした食感、そして中のネタとの絶妙な調和。あれを食わずに「邪道」と決めつけるのは、真実を見極めようとしない怠慢だ!
俺たち寿司ポリスが市民の平和を守るように、軍艦巻きは「ネタの美味しさ」を守っているんだ。その熱意、その努力を侮るな!
……わかったら、今すぐその偏見を捨てろ。そして、もう一度軍艦巻きを食べてみろ。そこに込められた職人の矜持と、溢れんばかりの美味しさに気づくはずだ。
巻き寿司ではダメな理由は?