神も仏も幽霊も信じてない、寺社を観光地としてしか認識してない不届き者だけど、びっくりするほど縁切りに成功している。
地元なもんで存在は知っていたものの、縁切り神社って怖そうだし、嘘か誠か夜中に藁人形持ったヤバイ生身の人に遭遇したって噂も聞いたことがあり、長年避けていた場所だった。が、2年前の夏のある日に突如思い立って散歩がてら寄ってみた。
この地域は夏はアホみたいに暑いので、その日はまだ明るい時間だったけど既に人影はほぼ無かった。意外と綺麗な神社だった。
信心深くはないけど、寺社という場所はおもしろいところだと思うし維持費はそこそこかかるだろうと思っているので、ちゃんとお賽銭は納めていた。
そこで「職場のお局さんと、もっといえばブラック過ぎる職場環境と縁を切りたい。可能なら、不健康とも」と願ってきた。もちろんダメ元で。
そんで、絵馬見て適当に帰った。切実なのもヤバそうなのもあっておもしろかった。
その半年後、あと2年は異動できないと言われていた当時の職場から急に異動が決まった。異動先は前職場より家に近く、通勤時間が1時間ほど短縮された。仕事は相変わらず大変だけど、上司と同僚はみんな優しい人たちだった。
お局さんとも離れられ、通勤時間の分家で過ごせる時間も増え、ストレスも減った。
その分、趣味に使える時間が増え、推し活を再開させた途端に推しが主演に抜擢された。公演に通っているうちに推しの熱量に当てられて、もっと体力をつけたくなり、ジムに通い始めた。現在までに7kg痩せて、久しぶりに標準体重になれた。