どうもこの1年の値上がりを見てJAが零細農家の味方・消費者の敵であるという認識の人が多いようなのだけど、
という事実を正しく評価すれば、「JAは、零細農家が存続不能な安価で米を売り続けてきた、零細農家の敵=消費者の味方である」ということが導かれる。
実際、存続不能な価格を続けたことで米農家の代替わりが抑止され平均年齢が71歳にまで至り、零細農家は殲滅間近である。赤字の事業を老齢まで継続した零細農家の田畑への執念は誤算だが、それももう終わる。
もし最大の誤算があったとすれば、米価が安かったことで資本が投下されず、農地の集約が進まなかったことだ。
資本は儲かる産業に集まる。産業規模が大きいほど事業者数は集約される。自動車工場や半導体工場や金融業やコンサル業に出せば儲かるカネを引き寄せるには、日本で可能な大規模農業は収益性が低過ぎた。
市場原理が働かなかったからなぁ コメの自由化後もJAの買取価格を見て他が動く状況で需給を反映できてなかった