雑草の言葉

大事故までやめない積もりでせうか?

2007/07/27
原子力 0
 原発は、稼働すれば必ず、様々なレベル・・・超高レベルまでも・・・の放射性廃棄物が発生します。そして、この放射能は人類の歴史と比べて半永久的に消滅致しません。人間の手に負える代物ではありません。たとえ、小さな事故や放射能漏れがなくとも、この、1度出したらなくならないと考えるべき放射性廃棄物の存在だけで、十分に原発は廃止するに値する、最悪の発電方法です。

 しかし、今回の中越沖地震で柏崎刈羽原発火災が起きて、時間が経つにつれて隠された情報が出されて、まずい状況になっても、柏崎刈羽原発事態の事、または各地の原発の個別の安全性の話に持っていかれて、全ての原発廃止の方向には向かっていません
原発のエネルギーに対案が必要ないことは、先日アップした、【原発に代替案は必要か?】で述べた通りなのですが・・・

 CO2地球温暖化説により、原発は、CO2削減の有効な手段のようにプロパガンダされ、見直しさえ始まっている状況です。こういう流れからすると、原発廃絶までには、まだ長い道のりがありそうで憂鬱です。
 こんな間違ったプロパガンダをしている政府も、しっかり叩けないマスコミもかなり低レベルです。(放射性廃棄物も、このマスコミや政府のように低レベルであれば、問題は小さいのですが、放射性廃棄物は、極高レベルまで必ず排出されています。)

 今回の事故で、この程度しか騒がれないようなら、
大事故でも起こさない限り、原発廃絶には至らないのではないでしょうか?。

 大事故の可能性は本当にないのでしょうか?原発1基あたり1年間あたり大事故を起こす確率を0.1%と見ても、50基の原発なら(現在稼動中の日本の原発は54基くらい・・)、平均して20年に1度の割合で大事故を起こすと言う計算になります。大変な話です。大事故を起こす確率は、もっともっと小さいなんて、誰も断言出来ない筈です。
 こんな社会の状態・・・・マスコミも政府も愚かなこの日本では、大事故でも起こらないと、原発廃絶運動は、盛り上がらないのでしょうか?大事故が起これば、たった一基でも、
物的損害だけでも、国家予算を超えます。人的災害は、太平洋戦争レベルまでなるかも知れません。・・・たった数日でです。

 大事故でも起こらないと原発が全廃にならないないなんて、酷く愚かな悲惨な話です。実際大事故が起こったら、もう後悔のしようがないでしょう。日本は滅びてしまう可能性も高いでしょう。

・・・・こんなことを論じている現在も、原発は稼働し、処理のしようのない半永久的になくならない極悪の環境汚染物質・・放射性廃棄物が・・・超高レベルまで、・・・発生しているのです
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Admin: ☘雑草Z☘
無理に経済成長させようとするから無理に沢山働かなければなりません。あくせく働いて不要なものを生産して破局に向かっているのです。不要な経済や生産を縮小して、少ない労働時間で質素にゆったり暮らしましょうよ!「経済成長」はその定義からも明らかなように実態は「経済膨張」。20世紀に巨大化したカルト。
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