収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指しています

私たちはなんだかいつも、急に飽きてしまうね

「捨てる子は良い子」の母の教えに忠実に、不要物はすかさず捨てるサイクルが仕上がりつつある娘たち。

年末の大掃除ムードに後押しされて、クリスマスとお正月の間にぽっかり空いた、静かな冬休みのひとときを自室の片付けに費やしています。

 

片付けの一丁目一番地は、捨てることです。

隙間にシンデレラフィットの些末な収納グッズやら作業動線を意識した配置やらは優先順位の下の下、枝葉末節です。不要物をちゃんと捨てれば、複雑珍奇な収納術に頼らずとも「片付いた部屋の維持」は比較的、容易です。

 

そんな母の薫陶を受けた小学6年の次女が、今日も「ママン、もう要らないから捨てて」と箱に山盛りの不用品を持ってきました。返却された宿題プリントにカプセルトイの残骸に少女漫画雑誌の付録に旅先で買ったガラス瓶入りの貝殻に、エレメンタリースクールスチューデントの生活も日々、なんやかんやとモノが溜まっていくようです。

 

カプセルトイや旅の思い出の雑貨など、手に入れた時は目を輝かせていた品々も、時を経て「今の生活には必要のないモノ」に変化していきます。

私たちは、なんだかいつも何かにすぐに夢中になって、そしてすぐに、もしくは急に、飽きてしまいますね。

手に入れた全てのモノに、いつまでも惜しみなく関心と愛情を注ぎ続けられたらいいのにね。

でもモノ自体も経年劣化していくし、私たちの趣味嗜好も日々、変わって行きます。

時間を重ねたら、人間と持ち物も関係も変化するのは当然のこと。

 

関係性が「終わった」モノをいつまでも湿気った段ボール箱に入れてクローゼットの隅に押し込んでおくなんていう愚行はやめて、綺麗に後腐れなく関係を精算するのが良いと思います。

つまり、ちゃんと捨てるってこと。

 

生活や好みの変化によって不要になったモノはすかさず捨てて、空っぽになった棚には焦って新たに余計なモノを買って詰め込むことはせず、綺麗に吹き上げて可能ならばアルコールで消毒をし、「余白」を「余白」のまま残しておくことが大事と思っています。

それは何か新しい良いモノが見つかった時に、躊躇なく迎え入れるための意図的な「余白」だから。新しい良いモノと出逢うその日まで、意志をもって「余白」のまま維持しておきたいスペースです。

 

私が実践してきた「捨てる教育」は実を結びつつあります。嬉しいね▽

yuringo738.hatenablog.com

年末は胸を張って不要物を捨てましょう。

 

私たちは、なんだかいつもすぐに何かに夢中になって、そしてすぐに、もしくは急に飽きてしまうけれど、どうせまたすぐに夢中になれる新しくて素敵なものが見つかるから、寂しくないよ。