収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指しています

思考

「好きなこと」より「苦にならないこと」が大事。

年末に向けて少しだけハードモードな一週間を過ごしています。 収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です。 帰宅が遅くなると、娘からLINEのメッセージが届きます。 「お土産買ってきて!」というのが多いです。 駅ナカのパン屋さんがタイムセールに…

中学受験しない、お菓子を手作りしない、家で揚げ物をしない、低燃費子育ての行方。

月1回ペースで通っている美容室の施術中に渡される女性誌の中に40代向けファッションライフスタイル誌「STORY」があるのでほぼ毎月なんとなく目を通しているのだけれど、ここで連載されている「中学受験」をテーマにした小説がなかなか興味深いのです。 そ…

愚痴の「お作法」について。

酒席での悪口と愚痴は極上の肴ですね だけど諸刃の剣でもありますね 私は飲み会では聞き手のポジションが好き ゆっくりお酒を飲みながら、愉快で貴重な情報をいただけるから 悪口への安易な同調は危険を孕みますので、聞き手ポジションにはリスク管理が必須…

「いつか来る別れ」を意識する。

おこんばんは。 きょうの夕方、推しのお父様が亡くなったとの一報が入ってきました。ご冥福をお祈りいたします。 私の実父は田舎で健在ですが、推しのお父様の訃報を聞いて、遠くない未来に自分も同じ知らせを受け取る日が来るのだろうなと感じました。 ので…

適度な気楽さは大人の必須スキルだと思う話。

停滞していた仕事が、いきなり一足飛びに進展する瞬間ってありますね。排水管に詰まったゴミが何かの拍子にボコッと外れて、よどんでいた水が一気に流れるように、物事があれよあれよとスムーズに進み始める時期。今週はなんだかそんな一週間でした。とはい…

「謎のバネ」を、捨てましょう。

「他人の持ち物を勝手に捨てない」は、片付けと家庭円満の一丁目一番地でありますが、 判断に困るモノが見つかることは時々ありますね。 持ち主が不明なモノ、かつ出所が不明なモノ。 例えば、なにかのバネ▽ ある日、キッチンの床にコロンと落ちていた長さ2…

「美しい毒」は心の栄養剤。

昼休み。紀伊國屋書店に駆け込んで買ってきました。 昨日(11月20日)発売されたばかりの、 大人気ヘア&メイクアップアーティスト小田切ヒロさんの最新刊。 「美容中毒II」(幻冬舎/税込1,430円) 美容系のトップYouTuberでもある小田切ヒロさん。 本書に収…

裸の王様って、超ホラー。「教えてくれる人の不在」の危険性について。

「不要なモノは即断即決で即座に捨ててハッピー」がポリシーですので、気に入らない人はさぞや片っ端からバサバサとBANしていらっしゃるのでしょうねと思われるかもしれませんが、全くそんなことはありません。 基本的に穏やかな「全方位外交」を是としてい…

収納できない黒歴史【義両親との同居が破綻した話】

人に歴史あり。挫折こそが人生の妙味。 恥の多い人生を送ってきましたが、社会人になってからの挫折といえば、筆頭は「義両親との同居の失敗」です。 23歳で同学年(中学の同級生)の夫と結婚し、2年ほど私が結婚前から住んでいた1LDの賃貸アパートでふたり…

不惑のミニマリストは星占いがお好き〜フィジカルとスピリチュアルのあいだ〜

いきなり冬みたいに寒くて震えてる。 そしていきなり星占いのお話。 毎年秋に刊行される、ライターの石井ゆかりさんの本を今年も買ってきました。 2025年の星占い▽ 星座によって表紙のイラストが異なります。12星座ごとに「2025年の運勢」を象徴する果物が描…

好意のディテールについて。

きのう(11月5日)の夜、婚活中の男女に密着したフジテレビ系の特番「ジツハなジツワ」を観ました。 舞台はカリスマ婚活アドバイザーとされる植草美幸さんが主宰する結婚相談所。他人事のエンタメとしてビールを飲みながら気楽に視聴していたのですが、年収…

他人を赤面させる「セルフイメージの欠如」について。

久しぶりに、1990年代前半に刊行された山田詠美さんのエッセイ集「メイク・ミー・シック」(集英社文庫)を読み返しました。 再読のきっかけは、ファッション評論家・ピーコさんの訃報。同著に収録の「感情の表面張力」というエッセイを思い出したこと▽ yuri…

「着飾った言葉」よりも、「気遣いの無言」よりも、強いもの。

3日前に報道された、ファッション評論家・ピーコさんの訃報。 思わず、本棚から1冊の文庫本を取り出しました▽ 山田詠美さんのエッセイ集「メイク・ミー・シック」(集英社文庫) 1994年の初版です。 この文庫に収録されている「感情の表面張力」という一編…

「馬鹿は罪」の世界で生き残るために。

弱き者の犠牲の上に強き者が栄える世知辛い世の中です。 「弱者が最悪を回避して生き延びるヒント」を与えてくれる、超絶ダークな青春小説を紹介させてください。 「少女葬」(櫛木理宇著/新潮文庫・税込825円) あらすじは以下▽ 一人の少女が壮絶なリンチ…

絶望的なゴミ溜めの中で、「言葉」という武器があったなら…映画「あんのこと」のこと。

昨日公開されたばかりの映画「あんのこと」(PG12)を観てきました。 annokoto.jp 映画の内容はネタバレにならない範囲で紹介したいと思いますが、細かい描写に触れる点があるので「まっさらな状態で鑑賞したい」という皆さまはぜひ映画館に行った後で読んで…

科学を信じるミニマリストは「運のいい人」を目指す

「運が良い人」になりたい。健やかな40代を目指して30代ラストイヤーを過ごしている収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です。 ジュンク堂のベストセラー棚に鎮座していた、脳科学者・中野信子さんの著書「新版 科学がつきとめた『運のいい人』」(…

メロンは正義、とかいう幻想。

とことん暑くて遠出する気も失せる週末は、おうちで期間限定のおやつを食べてラジオ英会話の再放送を聞いて過ごしましょう、そうしましょう。 インドアパーソンな収納しない系お片付けブロガー、優多(ゆた)です。 コンビニに「メロン味のお菓子」が大量発…

「手作り信仰」を、捨てよ。

私は、ジャムを煮ません。ケーキも焼きません。天ぷらも揚げません。セーターも編みません。夜なべをして手袋を編むなんて論外です。 これらのものは、手作りするより、信頼できる店で買ったほうが美味しいし見た目にもきれいだし、時間の節約になることが明…

「メルカリ」も「ポイ活」も、やらない派。

どうにも性に合わないのでやっていないことが二つあります。 一つが「メルカリ」及びそれに類するフリマアプリ。 もう一つがポイ活。 「もう使わないな」と判断したモノは速攻、手放していきたいので、出品するための写真を取ったりアプリで購入希望者とやり…

洋服を、「美しく健やかに」消費する。

あ、この本、絶対に「刺さるやつ」だ…。 紀伊国屋書店で背表紙を見た瞬間に、久々に直感した本。 「すこやかな服」(マール コウサカ著/晶文社) たった一着の服が、自分だけではなく見える世界さえも変えてしまうことを知っている ー「はじめに」より 著者…

捨てる私は、冷酷ですか。

いろいろなものを手放してきた。 洋服もアクセサリーも写真も手紙も、36年間の人生で「得てきたもの」全てをそのまま保管していたなら、収納スペースがいくつあっても足りないから。「今」の自分に必要なものを見極めて、必要でなくなったなら、感謝の気持…

「おしゃれな人」が、好き。

たくさんの洋服を持っている人を「おしゃれ」だとは思わないし、突飛な恰好をしている人が「おしゃれ」だとも思わないし、高い服を着ているから「おしゃれ」なわけではないと思うけれども、私は「おしゃれでいたい」と思っている人を好きだなあ、と思う。 「…

「なんもしない休日」に、胸を張る。

お盆の帰省を取りやめて、結婚して初めて、一人で自宅で過ごすお盆休み。 墓参りも行かず…親戚の飲み会にも顔を出さず…ほとんど外出もせず… アクティブな「活動」は、なーんもせずに過ごした3日間でした。 一人の食卓は、台所が汚れない。近所のカレー屋さ…

成城石井のアイスコーヒー。「100円の価格差」についての考察。

ひとり自宅で過ごすお盆休み。昼ビール飲むしかないでしょ。近所の酒屋さんに買い出しに行ったら、成城石井コーナーができてて紙パック入りコーヒーが売っていた。 2種類。価格が違う。どちらも1リットル入り。 普通のやつ(299円)と、オーガニック表…

帰らない嫁。

きょうは、毎年恒例の墓参りの日。 夫の実家(車で約30分の県内)に帰省する予定だったのだけれど、 直前で取りやめました。 新型コロナウイルスの感染が、私の住む地域でも拡大していることを踏まえての判断です。一足先に夏休みを取っていた夫は、すでに…

彼女はジャムを煮ないし、パンも焼かない。

家でジャムを煮たり、しません。 ジャムは、私にとって「店で買うモノ」もしくは 「義母から頂くモノ」で、あります。 近所のケーキ屋さんがインスタに上げていた、桃のジャムが非常においしそうだったので、買いに行ってきた。白桃と黄桃の2種。どちらも地…

もっとドライに、シンプルに。暮らしも人間関係も。

本は「出合った時」が「読むべき時」なんだよナァ(BYゆたりんご) 冷房の下で読みました。 枡野俊明さん著「仕事も人間関係もうまくいく 放っておく力」(三笠書房) 枡野俊明さんって、どんな人? 著書紹介によると… 1953年、神奈川県生まれ。曹洞宗徳雄…

「自分の不機嫌」を、ほかの誰かのせいにしない。

ウイルス禍の長期化により県外旅行がままならないので、ちょっと早めの夏休みを取得して、マイクロツーリズムを楽しんでおりますの。 心の安寧を求めるならば、森へ行きましょう、そうしましょう。 ビバ田舎。ビバ自然。 台風が本州に上陸していたので、時折…

「着回し」しない、ワンピース。

夏のワンピースを買いました。 切替もプリーツもない「すっとんとん」のノースリーブワンピ。色はネイビー。GALERIE VIE(ギャラリーヴィー)で、素材は綿100%。 ことしの夏は、墓参りも買い物も庭での花火も、これ着て過ごす予定だよ。 いい感じのワンピー…

「清潔」を保つための備蓄は必須。

「持ち物は減らせるだけ、減らせ!」が信条だった私が、「一定程度のストック(備蓄品)を家に置いておくことは必要かも」と考え方を改めるきっかけになったのは、新型コロナウイルス感染拡大に伴う昨春の「トイレットペーパー買い占め騒動」です。 私が暮ら…