中庸の産物 ~ 妖怪幹事長+郷ひろみ政調会長(笑)
← 応援クリック、ありがとうございます。
なるほど、野田「どじょう宰相」の「中庸」とはこういうことだったのか。
野田民主党新体制は、幹事長に輿石東、政調会長に前原誠司、国対委員長に平野博文を選んだ。
あーあ、やっぱりこうなっちゃうんだな、と。
中庸とかノーサイドとか、美辞麗句はどうでもよいのだが、体制として小沢側近からひとり、鳩山側近からひとり、そして自分を裏切って代表選に出馬した人気者を登用するという党内迎合。
挙党態勢だの党内融和だの、国政の進行に対して内向きの対応を優先させたような人事に見えてしょうがない。
輿石東という議員は、民主党支持者よりもむしろアンチ民主党の方々に対する知名度のほうが高いのではないかと思わせるほどの政治家だ。
その風貌から、依存症の独り言さんブログで「妖怪」と名付けられ、あまりにぴったりの表現だったので以後、私もその呼称を使っている。
民主党代表代行であり、参院民主党の大物とされる。
日教組の出身であり、支持基盤はもちろん、教職員組合を中心とした労組。名付けて「日教組のドン」。
山梨県選挙区は日教組が政治介入する象徴的な選挙区であり、北教組の政治資金規正法違反で引責辞任民主党小林千代美議員と同様の告発がなされる中、より悪質な事象を抱えながらも辞任の「じ」すら聞こえてこない。 そういう日教組による選挙違反まがいの闘争を経て国会に議席を得ている人物なのである。
「私も日教組とともに戦っていく。永遠に日教組の組合員であるという自負を持っている」、「教育の政治的中立はありえない」と、政治の教育への介入を公言する危険人物。
日教組と言えば、日の丸・君が代反対の権化のような反体制的勢力であり、このような母体を持ち、偏狭なイデオロギーを思想として背景に持つ議員を登用するなど、常軌を逸しているとしか思えない。
参院民主党のドン、「妖怪」輿石東
幹事長以外の人事では、政調会長に前原誠司前外相、国会対策委員長に平野博文元官房長官、輿石氏を補佐する幹事長代理に樽床伸二衆院国家基本政策委員長という名が確定として報道され、海江田、鹿野という代表選対立候補だった名前すら閣僚候補として取りざたされている。
政調会長に決まったのが、永田町の郷ひろみと言われるとか言われないとか、どうでもよいが、前原誠司。
彼が菅政権の外相を辞任したのは、今年の3月である。
その辞任から半年たらず。
民主党という政党は、国会議員としての重大な過失を犯した人物でさえ、半年もたたずに中枢に戻れるという、自浄能力を否定する組織らしい。
しかも前原氏は、「野田さんで勝てるんですか?」=「俺なら勝てる」と自らの実力と人気を過大評価し、代表選に出たにもかかわらず、最初の投票でその野田氏にも追いつけず3位に終わるという、赤っ恥をかいた人だ。
それでもやっぱり要職に就くことができる。
こうなりゃ、もうなんでもありだ。
野田らしさというものがあったとするなら、首相就任初日にそれを捨て去ったのか、もしくはその「らしさ」というものが最初からなかったのか。
あっちの派閥からひとり、こっちの派閥からひとりと、まるで四半世紀前の自民党のような党運営を見るにつけ、やはり民主党というのはよほどの人材不足に悩む清藤なのか、もしくは幼稚園のような組織運営しかできないのか、いずれかだと言わざるを得ない。
しかも、過去2代の政権で失政に一役も二役もかってきた議員が、悪びれることなく、脳天気に閣僚の座に収まろうとしている。品格、秩序、いろいろな面で欠けるものが多い。
野田佳彦と輿石東という、恐らく政治信条の180度違う政治家が、党のナンバー1とナンバー2の要職に仲良くおさまるという状況は、民主党という寄せ集め集団の特徴を見事に体現していると言える。
今後の組閣が見ものだが、輿石東の幹事長起用で、既に話題のピークは過ぎてしまったのかもしれない。
そのくらい、この人事は度し難い。
なるほど、野田「どじょう宰相」の「中庸」とはこういうことだったのか。
野田民主党新体制は、幹事長に輿石東、政調会長に前原誠司、国対委員長に平野博文を選んだ。
あーあ、やっぱりこうなっちゃうんだな、と。
中庸とかノーサイドとか、美辞麗句はどうでもよいのだが、体制として小沢側近からひとり、鳩山側近からひとり、そして自分を裏切って代表選に出馬した人気者を登用するという党内迎合。
挙党態勢だの党内融和だの、国政の進行に対して内向きの対応を優先させたような人事に見えてしょうがない。
輿石東という議員は、民主党支持者よりもむしろアンチ民主党の方々に対する知名度のほうが高いのではないかと思わせるほどの政治家だ。
その風貌から、依存症の独り言さんブログで「妖怪」と名付けられ、あまりにぴったりの表現だったので以後、私もその呼称を使っている。
民主党代表代行であり、参院民主党の大物とされる。
日教組の出身であり、支持基盤はもちろん、教職員組合を中心とした労組。名付けて「日教組のドン」。
山梨県選挙区は日教組が政治介入する象徴的な選挙区であり、北教組の政治資金規正法違反で引責辞任民主党小林千代美議員と同様の告発がなされる中、より悪質な事象を抱えながらも辞任の「じ」すら聞こえてこない。 そういう日教組による選挙違反まがいの闘争を経て国会に議席を得ている人物なのである。
「私も日教組とともに戦っていく。永遠に日教組の組合員であるという自負を持っている」、「教育の政治的中立はありえない」と、政治の教育への介入を公言する危険人物。
日教組と言えば、日の丸・君が代反対の権化のような反体制的勢力であり、このような母体を持ち、偏狭なイデオロギーを思想として背景に持つ議員を登用するなど、常軌を逸しているとしか思えない。
参院民主党のドン、「妖怪」輿石東
幹事長以外の人事では、政調会長に前原誠司前外相、国会対策委員長に平野博文元官房長官、輿石氏を補佐する幹事長代理に樽床伸二衆院国家基本政策委員長という名が確定として報道され、海江田、鹿野という代表選対立候補だった名前すら閣僚候補として取りざたされている。
政調会長に決まったのが、永田町の郷ひろみと言われるとか言われないとか、どうでもよいが、前原誠司。
彼が菅政権の外相を辞任したのは、今年の3月である。
その辞任から半年たらず。
民主党という政党は、国会議員としての重大な過失を犯した人物でさえ、半年もたたずに中枢に戻れるという、自浄能力を否定する組織らしい。
しかも前原氏は、「野田さんで勝てるんですか?」=「俺なら勝てる」と自らの実力と人気を過大評価し、代表選に出たにもかかわらず、最初の投票でその野田氏にも追いつけず3位に終わるという、赤っ恥をかいた人だ。
それでもやっぱり要職に就くことができる。
こうなりゃ、もうなんでもありだ。
野田らしさというものがあったとするなら、首相就任初日にそれを捨て去ったのか、もしくはその「らしさ」というものが最初からなかったのか。
あっちの派閥からひとり、こっちの派閥からひとりと、まるで四半世紀前の自民党のような党運営を見るにつけ、やはり民主党というのはよほどの人材不足に悩む清藤なのか、もしくは幼稚園のような組織運営しかできないのか、いずれかだと言わざるを得ない。
しかも、過去2代の政権で失政に一役も二役もかってきた議員が、悪びれることなく、脳天気に閣僚の座に収まろうとしている。品格、秩序、いろいろな面で欠けるものが多い。
野田佳彦と輿石東という、恐らく政治信条の180度違う政治家が、党のナンバー1とナンバー2の要職に仲良くおさまるという状況は、民主党という寄せ集め集団の特徴を見事に体現していると言える。
今後の組閣が見ものだが、輿石東の幹事長起用で、既に話題のピークは過ぎてしまったのかもしれない。
そのくらい、この人事は度し難い。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング