石破「なってみてしんどい」、国民は「じゃあとっとと」「誰も止めない」と返すしかない
2024年の大誤算に石破政権の誕生というのがあったことは、たびたび触れるとおりである。私にとっては、岸田から石破への権限移行は、旧民主党政権の鳩山内閣から菅内閣であったそれと、あまり変わらない。即ち、「最低」から「最悪」への移行という点においては2010年も2024年もほぼ同じであり、かつて「悪夢の民主党政権」と揶揄された政治状況が今の「悪夢の自民党政権」に再来しかねないという危惧がある。
石破茂という人は、長く党内の非主流派で生きて来た人であり、非主流派だからこそキャラが重宝されたのだ。自民党に後ろ足で砂をかけて離党した経緯もある。戻ったと思ったら、麻生政権では麻生おろしの急先鋒となり、安倍政権では党内野党として、背後から矢を放ち続けた。だからマスゴミには有益な存在だったのである。
「なってみてしんどい」 石破首相、ぼやき連発 内外情勢調査会講演(時事)
「なってみて思うけど、普通の閣僚の何倍もしんどい」。 石破茂首相は27日、内外情勢調査会で講演し、自身の境遇にぼやきを連発した。「新聞を読んだって誰も褒めてくれないし、ネットを見たら本当に悲しくなるし、寝る時間もほとんどないし」とも語った。
10月1日の就任から間もなく3カ月。少数与党で綱渡りが続く政権運営の苦悩をにじませた。
自民党内で長く非主流派だった首相は、聴衆に自己紹介した際には「いつまでたっても慣れないが、首相の石破茂であります」と名乗り、笑いを誘った。
かつて麻生太郎氏が総理の職を指し、「どす黒いまでの孤独」と称した。首相は日々が政治決断の連続で、その決断のすべてを自らが背負う。そして、その誰よりも深い孤独と政治決断の連続の日々を、安倍氏は誰よりも長い期間、務めた。安倍氏の場合、「誰も褒めてくれない」なんてレベルじゃない。ありとあらゆる言葉のかぎりをつくし、罵倒され続けたのだ。その日々を、一緒になって批判していた石破が知らないはずはない。今更「しんどい」なんて言われれば、「じゃあとっとと辞めろ」と返すしかない。
石破が理解していないことがある。それは、「しんどいのは貴方ではなく国民だ」ということだ。岩屋が中共人に10年間のビザを与え、彼らが事実上の移民としてこの国に来る時、さまざまなツケを払わされるのは石破や岩屋ではない。我々国民なのだ。
毎日書いているが、何度でも言う。1日も早く、石破内閣を退陣に追い込まなければ、日本は終わる。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング