靖国神社を政治問題として“放火”し続けるメディアと、迎合する政府
バカバカしいにも程がある。自民党の生稲晃子氏が靖国神社を参拝したという記事を配信した共同通信が、「生稲氏は参拝しておらず、誤った報道となった」と加盟社に訂正記事を配信した。何やら、「国会議員の出入りを取材する過程で生稲氏が境内に入るのを見たとの報告があったが、本人に直接の確認取材をしないまま記事化した」というお粗末な内容で、取材もしていない伝聞を、裏も取らずに国内外に配信したのだ。共同は、報道機関を標榜するのを、もうやめたほうがいい。
そもそのこの顛末には共同の飛ばしっぷりは勿論のこと、納得しがたい点がいくつもある。ひとつは、靖国神社の参拝が相変わらず「悪いこと」、もしくは「好ましくないこと」という前提で報道されていることだ。共同が誤報を発した8月15日は、確かに象徴的な日である。しかし、国難に殉じた御霊に祈りをささげる日が批判されるという実態を、その実態に肯定的なスタンスで報道されること自体に度し難き不満を感じる。我が国は、「日本に戦犯はいない」という国会決議を、全会一致で可決した国だ。その決議は今日にいたるまで、一度も覆されていない。
もうひとつはこれだ。
生稲政務官の「靖国参拝事実なし」 佐渡金山行事で林官房長官(時事)
林芳正官房長官は25日の記者会見で、「佐渡島(さど)の金山」(新潟県佐渡市)の世界文化遺産登録を受けた追悼式に韓国側が出席しなかったことについて、「韓国政府と丁寧な意思疎通を行ってきたが残念だ」と述べた。日本政府代表として出席した生稲晃子外務政務官が過去に靖国神社を参拝したと報じられたことが欠席の理由とみられることに関しては、「(生稲氏派遣は)問題ない。生稲氏は参院議員就任後に靖国神社を参拝した事実はないと承知しており、韓国側に事実関係を説明した」と語った。
そもそもどうしてわざわざ南鮮に「説明」などする必要があるのか。南鮮が佐渡金山の追悼式に出席しなかったなら、「あら、そう…」というだけの話。特にこちらから出席をお願いすることもない。それよりも、政府が「生稲議員は靖国参拝をしていないから問題はない」などと説明をするなら、我が政府自らが靖国神社参拝を否定しているといういことになる。むしろ、こちらの方が大問題だ。
靖国神社に参拝したことを「やらかした」「軽率な行動」と報じるメディア。
— 杉田 水脈 (@miosugita) November 25, 2024
その上、「韓国の不参加の責任を取れ」と責められるのであれば、過去に靖国神社に参拝した議員は政務三役に就けないことになる。
こんな馬鹿げた前例を絶対に作ってはならない!https://t.co/yxjlnf4Aza
杉田水脈氏の言う通りだ。こうした前例をいくつも積み重ねることにより、日本は靖国を特アの外交カードとして自ら認定することになる。メディアがその方向で煽っても、政府が受け付けなければ良いのだが、左傾化する自民党はそれに迎合するから厄介だ。
靖国神社という「材料」で、ひとりの政治家を貶めようとするメディア、ことさら共同通信は救いようがないほどサイテーだ。安倍総理はトランプ氏と共同で、靖国問題に終止符を打つことができる人だった。だが石破には土台無理な要求だ。彼が無理なら首を挿げ替えるしかない。自民党は躊躇せず、総裁交代を目指すべきだ。
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