姥ヶ岳(1454m)
2012年6月1日(金) 曇り時々晴れ
先々週の飯降山、先週の荒島岳に引き続き、今週も奥越の山へ。
今回選んだのは、以前から登りたかった姥ヶ岳(うばがだけ)(1454m)
この地に伝わる山姥伝説がその名の由来らしい。
大野市から酷(国)道157号線を、岐阜県境の温見(ぬくみ)峠方面に向かう。
平家平の看板を目印に、真名川にかかる橋を渡って林道へ。ここまでで、大野市街から約30㎞ほど離れている。
ほとんど一車線の隘路を延々登っていく。
今日は私1人だけかな?
9:23 平家平駐車場(標高約925m)
先客が5台。よかった~(笑)
平家平
その名の通り、平家の落武者伝説が残るらしい。
姥ヶ岳へは、この平家平を通って片道4.8㎞。
標高・距離は先週の荒島岳とさほど変わらないが、標高差は半分以下の500mほど。
9:30 登山口(標高約930m)
登山道に入るとすぐに、ニンジン畑のような光景が広がる。
これはニンジンではなく、オウレンの群生地だそうだ(笑) 既に花は終わっていた。
9:34 第1林道出合(標高約970m)
左の林道を進んでいくと、大トチの木に至るようだ。帰りに寄ってみよう。
9:39 第2林道出合(標高約1005m)
あれ? 姥ヶ岳まで4.3㎞? さっきと変わらないんだけど・・・
新緑が眩しいブナ林の中を緩やかに登っていく。
10:00 第3林道出合(標高約1100m)
ここからは少し急になり、つづら折れに登っていく。
10:18 第4林道出合(標高約1195m)
この辺りにはまだ残雪が見られた。
10:27 ブナ林(標高約1230m)
ここで小休止。
キレイに手入れされた広大なブナ林の足元には、オウレンの絨毯が広がる。
先客の方々もここで小休止されていたが、ひと足お先に出発する(10:36)
ブナ林から一旦下り、沢を渡渉して再び登っていく。
そして1243m峰を過ぎて、再び下っていく。
10:48 ミズバショウ群生地(標高約1190m)
二手に道が分かれているが、右が登山道。
ただ時期的に少し遅かったのか、ミズバショウの花は一株も残っていなかった。
数日前に登られた方のブログでは、まだ幾つか咲いていたのに・・・残念。
群生地から先も緩やかな登山道なのだが、次第にクマザサなどが目立ち始める。
あれは騙しピークだろうな・・・多分
はい、そうでした(笑)
11:24 1447m峰
植生もブナからダケカンバやクマザサなどに変わりだし、
進むにつれ、ほとんどヤブ漕ぎ状態となる。
ワイルドだろ~(笑)
そんな足元にひっそり咲いていたのが、カタクリ。
11:58 姥ヶ岳山頂(標高1453.6m)
タイムは2時間28分と標準タイム(2時間30分)
従来の標識は、かすれてほとんど読めない。
山頂の広さは10人も居ればいっぱいというぐらい。
二等三角点(点名:姥ヶ岳)もある。
山頂からは北東側が開けており、天気が良ければ荒島岳や白山連峰が望めるのだが、
この日は生憎どちらも雲の中だった。
さて、お昼にしよう。
フライパンで野菜を炒めて、これをつまみにしながら
今日の山めしも、野菜ラーメン。
ブナ林で追い抜いた方々も到着し、山頂が賑やかになってきた。
食後のコーヒーを飲みながら、しばしまったりと。
ご一緒になった方から、ヤブの先に能郷白山が望める場所があると伺い行ってみる。
ワイルドなヤブ漕ぎをしながら1分ほど進んでいくと、朽ちた看板があり、
越美国境の盟主、能郷白山(1617m)の雄大な姿が望めた。
1時間経過したので、そろそろ下山しよう(13:05)
下りもしばらくはヤブ漕ぎがつづく。ワイルドだぜぇ(笑)
登山道でたびたび見かけた可憐な白い花。
帰宅後に調べたら、サンカヨウというようだ。ただ雹が降ったのか、葉が結構破れていた。
13:58 ブナ林(標高約1230m)
ここで小休止。残り少ない水で喉を潤す。
14:17 第3林道出合(標高約1100m)
ここから大トチの木に向かうべく、林道へ。
背後には能郷白山が聳える。
10分ほど歩いていくと分岐の標識があり、
トチノキ広場に到着(14:27)
広場から階段を登っていくと、大トチノキが姿を現す。
樹齢400年以上の大トチノキは、幹回り7.2m、枝張り31.4m、樹高26m。
トチノキとしては日本有数の大きさで、大野市の天然記念物に指定されている。
広場で小休止後、再び林道を下っていく。
前方に見えるのは銀杏峰(1441m)
今年は旧西谷村側の中島コースで登ろうかな。
第1林道出合で登山道に戻る。
14:51 登山口(標高約930m)
下りは寄り道もあって、1時間46分。
美しいブナ林に、カタクリやサンカヨウには出会えたが、オウレンやミズバショウが見られなくて残念。来年はもう少し早い時期に登ってみよう。
姥ヶ岳(1454m)
標高差524m
登り 2時間28分、下り 1時間46分、TOTAL 5時間31分
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先々週の飯降山、先週の荒島岳に引き続き、今週も奥越の山へ。
今回選んだのは、以前から登りたかった姥ヶ岳(うばがだけ)(1454m)
この地に伝わる山姥伝説がその名の由来らしい。
大野市から酷(国)道157号線を、岐阜県境の温見(ぬくみ)峠方面に向かう。
平家平の看板を目印に、真名川にかかる橋を渡って林道へ。ここまでで、大野市街から約30㎞ほど離れている。
ほとんど一車線の隘路を延々登っていく。
今日は私1人だけかな?
9:23 平家平駐車場(標高約925m)
先客が5台。よかった~(笑)
平家平
その名の通り、平家の落武者伝説が残るらしい。
姥ヶ岳へは、この平家平を通って片道4.8㎞。
標高・距離は先週の荒島岳とさほど変わらないが、標高差は半分以下の500mほど。
9:30 登山口(標高約930m)
登山道に入るとすぐに、ニンジン畑のような光景が広がる。
これはニンジンではなく、オウレンの群生地だそうだ(笑) 既に花は終わっていた。
9:34 第1林道出合(標高約970m)
左の林道を進んでいくと、大トチの木に至るようだ。帰りに寄ってみよう。
9:39 第2林道出合(標高約1005m)
あれ? 姥ヶ岳まで4.3㎞? さっきと変わらないんだけど・・・
新緑が眩しいブナ林の中を緩やかに登っていく。
10:00 第3林道出合(標高約1100m)
ここからは少し急になり、つづら折れに登っていく。
10:18 第4林道出合(標高約1195m)
この辺りにはまだ残雪が見られた。
10:27 ブナ林(標高約1230m)
ここで小休止。
キレイに手入れされた広大なブナ林の足元には、オウレンの絨毯が広がる。
先客の方々もここで小休止されていたが、ひと足お先に出発する(10:36)
ブナ林から一旦下り、沢を渡渉して再び登っていく。
そして1243m峰を過ぎて、再び下っていく。
10:48 ミズバショウ群生地(標高約1190m)
二手に道が分かれているが、右が登山道。
ただ時期的に少し遅かったのか、ミズバショウの花は一株も残っていなかった。
数日前に登られた方のブログでは、まだ幾つか咲いていたのに・・・残念。
群生地から先も緩やかな登山道なのだが、次第にクマザサなどが目立ち始める。
あれは騙しピークだろうな・・・多分
はい、そうでした(笑)
11:24 1447m峰
植生もブナからダケカンバやクマザサなどに変わりだし、
進むにつれ、ほとんどヤブ漕ぎ状態となる。
ワイルドだろ~(笑)
そんな足元にひっそり咲いていたのが、カタクリ。
11:58 姥ヶ岳山頂(標高1453.6m)
タイムは2時間28分と標準タイム(2時間30分)
従来の標識は、かすれてほとんど読めない。
山頂の広さは10人も居ればいっぱいというぐらい。
二等三角点(点名:姥ヶ岳)もある。
山頂からは北東側が開けており、天気が良ければ荒島岳や白山連峰が望めるのだが、
この日は生憎どちらも雲の中だった。
さて、お昼にしよう。
フライパンで野菜を炒めて、これをつまみにしながら
今日の山めしも、野菜ラーメン。
ブナ林で追い抜いた方々も到着し、山頂が賑やかになってきた。
食後のコーヒーを飲みながら、しばしまったりと。
ご一緒になった方から、ヤブの先に能郷白山が望める場所があると伺い行ってみる。
ワイルドなヤブ漕ぎをしながら1分ほど進んでいくと、朽ちた看板があり、
越美国境の盟主、能郷白山(1617m)の雄大な姿が望めた。
1時間経過したので、そろそろ下山しよう(13:05)
下りもしばらくはヤブ漕ぎがつづく。ワイルドだぜぇ(笑)
登山道でたびたび見かけた可憐な白い花。
帰宅後に調べたら、サンカヨウというようだ。ただ雹が降ったのか、葉が結構破れていた。
13:58 ブナ林(標高約1230m)
ここで小休止。残り少ない水で喉を潤す。
14:17 第3林道出合(標高約1100m)
ここから大トチの木に向かうべく、林道へ。
背後には能郷白山が聳える。
10分ほど歩いていくと分岐の標識があり、
トチノキ広場に到着(14:27)
広場から階段を登っていくと、大トチノキが姿を現す。
樹齢400年以上の大トチノキは、幹回り7.2m、枝張り31.4m、樹高26m。
トチノキとしては日本有数の大きさで、大野市の天然記念物に指定されている。
広場で小休止後、再び林道を下っていく。
前方に見えるのは銀杏峰(1441m)
今年は旧西谷村側の中島コースで登ろうかな。
第1林道出合で登山道に戻る。
14:51 登山口(標高約930m)
下りは寄り道もあって、1時間46分。
美しいブナ林に、カタクリやサンカヨウには出会えたが、オウレンやミズバショウが見られなくて残念。来年はもう少し早い時期に登ってみよう。
姥ヶ岳(1454m)
標高差524m
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