岩籠山(765m) 山コース
県内でも連日感染者が発表されており、ついに20人(3月31日時点)に及んでしまい、感染者数では14番目だが、人口10万人あたりの感染者数では、全国4位(2.60人)という大変不名誉な結果を招いている。
感染者の行動歴をみると、飲み屋での感染が大多数をしめ、”でべすけ”が多い県民性が災いしたものと思われる。※”でべすけ”とは福井弁で、”出たがり屋”の意味で、その行動を揶揄する場合の表現。
自宅でじっとしていればいいのだが、私も”でべすけ”なのでやはり山に行きたい(笑)
感染リスクが相対的に高い里山を避けて、ハイカーの少なさそうなこの山へ。
岩籠山(いわごもりやま)
野坂岳(913m)、西方ヶ岳(764m)と共に、敦賀三山と称され、これまで2回登頂。
1回目は市橋コース、2回目は駄口コースだったが、今回はマイナーで一番人と会わなさそうな山(集落)コースをチョイス。
県道211で山地区へ。
舞若道の敦賀南スマートICを目印に向かう。
登山道に続く林道入口の路肩に停めさせていただく(8:25)
林道を進んだ先にも数台駐車できるスペースがあるが、路面が凸凹なので自己責任。
予想通りハイカーらしき車はなく、どうやら私が一番乗り。
8:35 岩籠山山コース登山口(標高約140m)
イノシシ除けゲートを通過してハイク開始。山頂までは距離約4㎞、標準CTは2時間20分で、目標CTは休憩を含めて2時間40分に設定。
ゲートをくぐって進むと前方に大きな砂防用堰堤が見えてくる。
鳴谷川にかかる橋を渡って左岸へ。
2つ目の堰堤を越えてなだらかに登っていく。
このような倒木が何か所かあるが、通行にはほぼ支障なし。
落ち葉が積もった登山道をよたよた登っていく。
最初の急登が終了すると、一旦なだらかになる(9:13)
9:45 広場(標高約515m)
標識や看板はなし。ここまで1時間10分で、標準CT(55分)より15分遅れ。
赤テープやマーキングは少ないが、トレースがしっかりしているので特に問題なし。
ただし獣臭がする箇所も多いので、クマ鈴等は必携。
このコース、人より獣に遭遇する確率の方が高いかも。
ショウジョウバカマ(猩々袴)
全般的に野草が少なく、他にはスミレがチラホラといった感じ。鹿の食害のせいなのかな?
稜線につづく急登にさしかかる(10:09)
滑りやすい箇所にはロープも設置されている。
ありがとうございます。
10:20 稜線出合(標高約660m)
ここで登ってきた北西尾根(山コース)と南西尾根が合流しているが、標識や赤テープは全くなく、山頂側から見る北西尾根のトレースもやや不明瞭。
登りの場合は特に問題ないが、下りの場合、方向を間違える可能性もありうる。
このように下りで迷いそうな箇所では、写真を撮っておくのがMY自衛策。
下りの際に画像の指差す方向を見て確認することができる。もっともGPSを持っていれば済むのだが…
稜線に入ると、轟轟と音を立て風が強くなってきた。
キンキマメザクラ(近畿豆桜)
バラ科サクラ属。
この辺りは一面ススキで、風を遮るものがないため、体感温度は10℃以下。
背後には敦賀三山の野坂岳(913m)がバッチリ。
西方ヶ岳(764m)も望めた。
前方に反射板が見えてきた(10:34)
10:35 夕暮山(三角点)(標高720.2m)
三角点(四等・夕暮山)があるだけで、標識や山名板等はなし。
ここまで2時間と、標準CT(1時間40分)より20分遅れ。
目指す岩籠山山頂はまだまだ先。
10:42 (疋田)反射板(標高約721m)
北陸電力㈱が管理するマイクロ波無線通信用の反射板。
なお明日(4/1)からは電気事業法改正に伴う発送電分離により、北陸電力送配電㈱の管轄。ここで小休止しようと思っていたが、風が強いでパス。
反射板から下っていくと、右に90度折れる箇所になる(10:45)
ここにも標識等がないため、画像を残しておく。
10:47 市橋コース合流点(標高約690m)
左から登ってくる市橋コースと合流。
ここまでまだ誰とも会っていない。
もしかすると今日この山域にいるのは私だけ?
山頂へは前峰を巻きながら一度30mほど下って、鞍部から登り返していく。
9年前も地味にキツかったのを覚えている。
11:11 山頂・インディアン平原分岐(標高約750m)
ここを登り切れば山頂だ。
11:15 岩籠山山頂(標高765.06m)
タイムは2時間40分と目標CT通りで満足。
登頂記念の三角点(三等:嵐山)タッチ。
やはり山頂にも誰もいなかった。
山頂は一段と風が強く、たまらずアウターを羽織る。
インディアン平原にも人影はなし。
当初はインディアン平原で食事にしようと思ったが、灌木の陰で食事にする。
今日の一杯は、ご飯がススム キムチ担担うどん。
甘辛の味が食欲をそそりgood!
一向に風が収まらないので、下山開始(11:42)
インディアン平原はまたの機会に。
夕暮山を目指し下っていく。
芽吹く前のブナ林もキレイだな~
12:03 市橋コース分岐点(標高約690m)
夕暮山(山コース)方面は直進。
先ほど画像を撮っておいた90度折れる地点にさしかかる(12:06)
12:11 (疋田)反射板(標高約721m)
12:16 夕暮山(三角点)(標高720.2m)
振り返り、岩籠山山頂を見納め。
12:27 稜線出合(標高約660m)
ほら、先ほど撮っておいた画像と比べると、進む方向が一目瞭然でしょ!?
アセビ(馬酔木)
ツツジ科アセビ属の常緑低木。
12:45 広場(標高約515m)
立ったまま小休止。
タムシバ(田虫葉)
モクレン科モクレン属の落葉小高木。別名ニオイコブシ
13:22 岩籠山山コース登山口(標高約140m)
下りは1時間40分。結局山中では誰とも会わなかった。
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やっぱり、山っていいね!
岩籠山(765m)・夕暮山(720m) 山コース
標高差625m
登り 2時間40分、下り 1時間40分、TOTAL 4時間47分
今年1回目・通算3回目
出会った人 なし 出会った動物 なし
2020年:19・20座目
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