Author:やる夫達のいる日常
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'+E+'
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} I+='';
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寺の庫裏に寝転がった巨人が、ひねもす書物を読みふけっていた。
身の丈八尺余りの大入道だ。
,, -─- 、._
/ ヽ
| |
| ノ ヽ、 .| ふむふむ。
| (●)(●) |
l^l^ln(__人__) |
ヽ L.`⌒´ ノ / ̄\
ゝ ノ.,_,, ' ⌒''ーr─、_/ \
/ /. `-一'''''''ー-、/''\ \
./ / (⌒_(⌒)⌒)⌒))  ̄ ── __
人__ノ\,,______,,,____,,____ 二}
r/ ̄ ̄`y  ̄`ヽ_
// / //
/z=ニニミyz=ニニミ''/
 ̄ ̄ ̄`¨´ ̄ ̄ ̄
時刻は昼を少しばかり過ぎている。
|| | || | | | | | | | \\
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___________________________|| |______.| | l\. |li、
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'、!__|\ l_l..| | | |||
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\`
/ ` 、
,.' ヽ
/ }
/,. -― :! _,. -=ミ、 /⌒ヽ
レ-=ミ、ヽ._ヒ斗'´__ ̄ ヽ\/ ,イ /
rへ〈_ェ‐rッ‐冫┴<^宀冖^` 〈_ノ! !
ヽ`V´´´ // } ミ `ミ、 ,.ィ } ! すまぬ、少々待たせた。
| :{ :{ { 〈 :ミ ミ } ://
|八 } { ,〉 〉、 ミ し'/ それでやらない夫よ、頼んでおいたものの修理はできたか?
ヽハ--イ`_〕〔_⌒ \ ./ r /
{ V! 、_jL____ィ 〉〉 { ト-ヘ_
`┤ }、´⌒'⌒` ノ / ノ 八 ト、\
八/`ー个ー=彡 / } i三
,.イハ `,二}`ヽ二ノ 〃 / |三
/=//三:V { }} / / :/三
_,.. -=≦三 //ニ三!乂_ヽ_,. イ彡' // /三
三三三三//三三| V { }} / / /三
,, -─- 、._
/ ヽ
. | |
. | ノ ヽ、 .|
. | (●)(●) | 和尚か。
| (__人__) |
ヽ `⌒´ ノ ほれ、頼まれた椅子は仕上がってるぞ。
/ .,_,, ' ヽ,
. { }
| i ィ |
, ------ ____
| | ̄`゛¨ '' ‐- ...,, _ ! |
| | :::::::::::::::::::::::::::::::::: | |
| | :::::::::::::::::::::::::::::::::: | |
| | :::::::::::::::::::::::::::::::::: | |
| | :::::::::::::::::::::::::::::::::: | |
| |:::::::::::::::::::::::::::::::: :: | |
| |_::::::::::::::::::::::::::::::::| | ̄ ̄ ア!
| | ̄`゛¨ '' ‐- . ,, _ | |‐ . '' "´| |
| | | | | | | |
| | | | | | | |
| | |_| | | | |
|_|//////////////| |//////|_|
|_|
. / _// / ヽ\_ \ \
/ / _\:| V/ ヽ ヽ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\{ /冫 j/,. -=ミ、 /,. ---、{_/ハ ト、 |\
/ \〈 〈〈 ____ヾ〈__/,.__ _冫 }} :} :∧ \_j
/ 観 念 V 冫 ´^冖宀^'⌒^宀冖^`ヽ./ ∧ \
| | ヽ{ _/ _/ ヽ_ヽ_ }/ /\\_〉 / おお、すっかり蘇ったのう。
| 音 被 | 八_ {_〈 〉_} 、 八/ \ /
| |_,∧〉 r---、二,. -―、〉/-く\__/ >'´
ヽ 力 / ∧ ヽ.┴┴‐┴┴'/ > '´ //
\ / `ー<ヽ `こノヽこ´ />'´ //
\_____/二二 ヽ \___,、__冫 { {
:!/ \\__ } :`Y´`ヽ } }
. / / ,.--/「 `Y´ヽ i / /
/  ̄ ̄ / / / :| :| ! __/ 〈
/ / /「`ヽ/´`:i V \
イ / / :「´ i :|! :V ̄ ̄ ̄\ \
__\ / / :| :! :|\ V \
 ̄ ̄\ // / :! :| !ヽヽ\
\______/ | | | | | | | \_____/
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
| (__人__)
| ` ⌒´ノ 所でこの椅子って何の革で出来てるんだ?
| }
ヽ } かなりのアンティーク品みたいだが、ちょっと材質がわからん。
,ノ.ヽ、.,__ __ノヽ
/_\:: ヽ ノ .:::/ `ー-、__
,. -‐'´.: : .:|!:.:ヽヽ、ヾ__ ー ::|::...  ̄``ー-、
_,. --r'´.:.:.:.:: ..:.:∧:.:.:.: (__) ::::::::|:.:.:.:... r \
r‐'´ _:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l |!:.:: ハ ::: |;;;;:.:.:.:>....:.|:.. 、 ヽ
:.:.:.:.::.´:.:.:.:.:.:.:.:\_____ヾ:.:.:.:.:.| ∨ >:┴…'´ー‐-、|:.:.:.. \: |:.:.: |、
:. /了:.:.:.:.:.:.:.:.: /:.:.:.:.:.:.:. ``ー-、L.. __〉.'" \:.:.:.:.:.:.ヽ:.:./:.:.:/: \
/__/:.:.:./:.:.:.:/-、:.:.:... __ .:Y´:: _,. =ミ:.:\_;;;;;V;;;/ヽ l
:.:.:.:.:.,.イ:.:.:.:.:.:ノ|! _}‐‐::.:.:.. ,r‐'´ ノ. . ::lr'´::" :;;;|:.:.`ー'⌒ | |
:.:.:.:厶;;辷==' /⌒|::.:_;. -'´...:/ :.:l!:.::: :;;;;;|:.:.: ', ∧
:.::イ:.:.:.:´ `ヾ|:: レ'ヽ:.:.:.:/ .:.:.:.:.:.:.:.:.|!:.:.:... rぅ...:.;;;;;:∧:.:.:. ヽ. |: \
:.:/:.:.: :.:.|::/ /r─  ̄〉.:.:.:.:.:.:.人;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;/::∧:.:.:.:...... ヾ \
:.:.:.:.:.: :.:/: :/.:.:/__ノィ' ̄〉‐一'´___  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄lヾ、:/ :::\_::::::.: . l| :ヽ
/ ` 、
,.' ヽ
/ }
/,. -― :! _,. -=ミ、 /⌒ヽ
レ-=ミ、ヽ._ヒ斗'´__ ̄ ヽ\/ ,イ /
rへ〈_ェ‐rッ‐冫┴<^宀冖^` 〈_ノ! !
ヽ`V´´´ // } ミ `ミ、 ,.ィ } ! うむ、これは人間の骨と革を使って出来ておるのよ。
| :{ :{ { 〈 :ミ ミ } ://
|八 } { ,〉 〉、 ミ し'/
ヽハ--イ`_〕〔_⌒ \ ./ r /
{ V! 、_jL____ィ 〉〉 { ト-ヘ_
`┤ }、´⌒'⌒` ノ / ノ 八 ト、\
八/`ー个ー=彡 / } i三
,.イハ `,二}`ヽ二ノ 〃 / |三
/=//三:V { }} / / :/三
_,.. -=≦三 //ニ三!乂_ヽ_,. イ彡' // /三
三三三三//三三| V { }} / / /三
/ ̄ ̄\ (人革張りの椅子か。コレクターなら青天井で欲しがるだろうな)
/ !、_ 八\
(●)(● ))⌒ |
(__人__) | なるほどな、どの動物の革とも手触りが違うと思っていたが、
. (,`⌒ ´ |
{ ト、_____ そういうことか。
{ ..:.::::::|ヽ、  ̄`ヽ、
人 .:.:.:::::ノ:!::. :. . ..........:::=≧=‐- 、
_/ .:ヽ :i::::::::/.: /:::':.. .:..,. ''. :: . :.:.:`ヽ
, --―'´;.:.、... .: .:i :i::/: .:::..:,.‐''". . .:、 :.:::}
/ . :.:.ノ:. ..\.ヽヽ: , -‐''´ ..::: .. : .::l . :.:.::|
/ . .:.:.:./:. `ヽ、::/ .:::、:.. .. . :. :. .::i ...:.:∧
| . . .:.:.:;イ:: .:i::. . .::`''‐-=、ヽ、.:.. . .:: .:ノ: :!
/{::. : : .: '´.:.i::. . :|: . .:: :.::::::::::::/゙"ヽ、:..:.::´::..: :|
,' `: :...:.:.:.::.::;!::.. . .:.:|: . . . :: :.:.:::::::::{::. .::;'`:‐ .::.: ;!:|.
{ :. `''''゙´|:::.:.:. : . . . .:::l::. . . . .. .. .:.::..:.:::::::::::|::. . ::i ..:::iく ::|
{:.:.. .:.. . .:.:::ト、:.:.. . . . .:.:;!、::.. . . . ... .:.::..:::::::_;;.ゝ、..:| ..:ノ :. ヾ.
/`''' 、,,,___:ノ \::. :.....:.:ノ::..`'ー::.....;;;_;;:.-‐''....:...:::,>'=、 .::i :.::}
. {:.:. . ___\ ` ‐-=、:::.:.. ..::r ー-=、.....:...::..::::/ . .:::! :; ::|
!ー: . /:::___;>┐ \:.. :! ,.-―:‐、:: ,,.:‐''´ . . :__;ノ.イ.:.:|
';.:../:::::/´、  ̄)ヽ. _,r―‐亠- 、!::::::::::::::|「: . . - '''´. : :丿.:/
____
/ \
/ \
/ミ ヽ
_ .|ミ _\ハ.!ハ/_ |
iミ ヽ〈 ( -=ニ・ニ≧≦ニ・ニ=- ) 〉/ ̄i
|ミ\/ミ "´´ |ミl l |` ` ゙゙ ヽイミ |
|ミ | |ミ ,/|ミ{ } |ヽ、 |ミ |ミ |
|ミヽ|ミ、 , ハc cハ 、 |ノ / 典型的な曰くつきの品というものじゃな。
ヽ ヽ { =ニ二ニ=ニ二ニ= } / ノ
`-| ゙ ヽ ⊥⊥⊥⊥ // "|- ´
|| _ `、-- , 、--´,/ _ ||
|ミヽ  ̄ _ _ ̄ / |
―|ミ `ヽ(_ ,、_)/ |―
/ ̄ ̄\
/ _ノ ヽ、_ \
. | ( ●)(● ) | 何か複雑な背景がありそうな椅子だが、
. | (__人__) │
| `⌒ ´ | 一体誰がどんな理由で作ったんだ?
. | |
. ヽ / _ _ ,...,___
ヽ /_,. ハ `/ '´ `丶、
/,...ヽ.._ / ノ/, ′ iヽ
/ ヽ ‐、 / '/// ! ',
,.イ l \ /__ i ,' i
/ !| ., ' ´ ,={ / 亅
,. -'ァ‐==ニ_‐-v′ ^ヘ / ,′
/ /- ._ 〃, ', _,.イ /
/ ハ` ミ {/ 〉 ´ i !イ{
i ,イ` _,,.t' / 亅 ノ ! ',
! ,厶ヘ ヘ. ,′ .' / |
v' / ヽ -_込._ { ' , j
/ 丨 \__,,.. ァ'´ { `¨¨¬ / / /
,′ ! ', ヘ._,. 个、___,,. }__ー‐'´ v' /
{ ', ハ ノ ,、,.-‐'´ ) V//
∨ ,ハ. / ,{ ヽ-‐'/ / {/
, -─ -- 、
γ ヽ
/ lヽ
l l l |
l | |l n
_ |/ `、l/, ___ヽ/|
ヽヽヒ─--─>、く´_。__,' ( ./
) lー `ー゜-'ヽ l ' -ー ) l うむ、この人間椅子が作られたのは、
( )  ̄ , ヽ- _ ノ /
ゝヽ、 / ーu-' 、\ l 明治時代と言われておる。
l ,' , -- ─、_ )ノ
ヽ `ニニ ' /
\ __/
 ̄`´
\ \
\\ \ ______/
_〉\`ーV´}{〈_/ /
二芯二冫\_大_/〃二芯二 彳
77777´冫 ̄ ̄ ̄ヽヽ777777^ そうじゃのう。
_{_ { } _}_
_/ / / ヽ ヽ\_ ならばわしがまんが日本昔ばなし風に語ろうではないか。
{ { } }
,.-、_`⌒`ー―――‐' ´ _,. --- 、
 ̄ ̄ ` ̄ ̄´ ̄
ー― 、,_ _________,. -―一
` ー――――― '´
\ /
≧=― ―=≦
,,ィ''゙゙ ̄ ̄`丶、
/ ヽ
. / l
j |
| ⌒ ⌒ ! じゃあ、早速聞かせてくれ。
| (●) z=ミ |
l .| もう待ちきれねえよ。
|ヽ (_人_) /|
-―- 、 | ヘ マz=v=./ ./ .!__ -―- 、
/ 7/77| 、 ゝ-- ' .;:'::::| l 「 T.|´::::::::: `丶、
/ //.// .! \ ::: /::: | | | | | ::;:´ ヽ
. / //! l | >‐ `¨¨´‐-- 、.| |,z== ‘,
i i | |_| | / ニニニミx.//ー'| | }
| ::: :::: l l o | / ,z-‐‐‐-ミ// \:|.....:. /
ヽ / l |:i:i:i:i∧ rイ ト、__,ィ_.//__ .)、:::::: /
/ .{ l |i:i:i:/ `ー‐ァ ``ー'´( rっXrっ)/ ヘ/ ‘,
. i ヽ//:i:/ ,'ミ======`7/ `¨´|-‐ ‘, ::. i
. | ヽ/ .,'oi:i:fニニニニニ!:i:i:i:| ヽ ::::: |
‘, ..::/ /i:i:i:i:i| // |:i:i:i:| ::. ‘:, ::: !
‘, ::::. / ..:: ,':i:i:i:i:i:i| // .|i:i:i:i:| ::::. ヽ、: /
ヽ /( ..:::. i:i:i:i:i:i:i:i|`ー--一:´|i:i:i:i:i| :::::: ,l、 j
レ \ ::::::::::: li:ioi:i:i:i:i| : : : |i:i:i:i:i| : : ::. |: ヽ
. 〈 .:::::: \__ /i:i:i:i:i:i:i:i:i| : : |i:i:i:i:i:|::::::::::::::::::: /: : :}
. ‘, ::: ::::: /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|: : : :: |i:i:i:i:i:iト、___/:::::::/
i :: ..:: /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\ : /i:i:i:i:i:i:i`丶、 ::::::.... /
. `ー── ´ i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i`i i´i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/`丶、_/
人間椅子/九相図のスキャット
https://www.youtube.com/watch?v=7eiq4SMlowQ&ab_channel=%EF%BD%9ENoreSore%EF%BD%9E
__
i´ `ヽ、
,.:ヘノ ノ::::、
,,.r''´,;:'';.', ヘ
,,.r''´,.r''´ ',', ',
,,.r''´,.r''´ _,,,,i l;;;;;;;;;;;l
o _,.r'',,.r''´ __,,,,:::;;;;i i;;;;;;;;;:!
l| __,r''ヽ>,,,,,;;;;;;:::::::::'''''''''''''||'''''"ヽ::::ノ
r"t<__`ー‐'=,=======⊇
ト、ヽ__二二ニニく ___r',,ニニニU
l、 l:l:::l‐─┼─l ヒニ--‐'
∧`'ー┴──‐┴┴ヽ、
∨二二二二ニニニニ!
⊂ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ⊃
⊂ニニニニニニニニニニニニニニニ⊃
⊂二ニニニ⊃
語り部竜水和尚。
「昔、昔、北海道の夕張に江渡貝弥作という若者が住んでおったそうじゃ。
弥作は腕の良い革職人で、人里離れた館で、一人ぽつんと暮らしておった」
_
_、rセ7ア ̄: : :.~"''*、
/: :/: :/.: : : : : :.\.\
./: : /: :/.: : : :. :.}: : ‘, ‘:,: :':,
;′ /: : : :./: : : :;: : : : }: :‘,: :.':,
|: :/: : :./: :/: : :/.: : : :.}: : :.}: : :',
| ;′ /: : : /: :.:/: : : :.:;′: : }: : : ',
| |/./: : :,./: :/: : //: : :./^ヽ: : }
z彡;{////,,.。*'"//_、+'” }: :∨
彡: :|/ ,.zzzzzzz彳 rzzzz彳 .|ミミミ
√从 z‐t;;ッ-、 |f弋テ^` |):: }
圦 、| `¨¨´ ij . | `¨¨´ij | ノ
ゝ-{ U | } | |イ
∧. | ` / .| /、
|:: {\ _,. --、 ./: : Y_
/{::: \.\u. ¨¨´ ./;::: : ;ニミh、
.。s≦|ニ|:::::::::::\.\__ / ノ:::::::;仁!ニ}三≧s。.
.。s≦三三王圦:::::::::: 个o。._,.。o个:::::::/三|三!三三三
三三三三三|三E\::::::::::::::::::/|C\::::::: /ニニ:|三!三三三
三三三三三|三!:三≧s。._,/:::!:::::::::\/三三|三!三三三
三三三三三|三!三三三ニ≧=‐‐=≦三三三:|三!三三三
三三三三三|三!三三三三三三三三三三三!三!三三三
三三三三三|三!三三三三三三三三三三三!三!三三三
「動物のはく製や革製品を売って生計を立てながら、弥作はひとり、己の趣味に没頭しておったそうじゃ」
,,...--――--...,,, __
,.r'''::::::::::::::::::::::::::::::;;:`''´__;;;;::::`ヽ ,...-、
,.r''::::::::::::::::::::::::::::::::;;:''::::::ヾ:;;;;;;`ヽ.-+―-...、/;;;;;;;;i
,r''::::::::::::::::::::::::::::::::::;;:'':::::::::::::::!;;;;;;;;;;;;;;):::::::::::::::ヽ:;;;;;;/
,i::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;''::::::::::::::::::::〉;;;;;;/::::::::::::::::::::::::ヾ:!
,i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::!:/:::::::::::rーi:::::::仁!:::::i
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::''7::::;;;;;:ヾ:::::l
l::::::;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::;;::::::::::::::::::::::l:::::::;;;;;:::::::::::l::::illlllllli::l::/
l::::;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::;;::::::::::::::;;;;;;;;;l:::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ:llllllll!ノ''
l:::;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::;;:::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::l
l:::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::;;:::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::l
l;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r'' l;;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;i
.l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ヽ:;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i'' l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ヽ;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l l;;;;;;;;;;;;;;;;;/
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l l;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l l;;;;;;;;;;;;;;;/
.!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|. l;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;| l;;;;;;;;;;;;;/
ヽ:;;;;;;;;;;;;;;;;l ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;| l;;;;;;;;;;/
ヽ:;;;;;;;;;;;ヽ. ヽ;;;;;;;;;;;;;) !;;;;;ノ
ヽ:;;;;;;;;;;;;)
/ ` 、
,.' ヽ
/ }
/,. -― :! _,. -=ミ、 /⌒ヽ
レ-=ミ、ヽ._ヒ斗'´__ ̄ ヽ\/ ,イ /
rへ〈_ェ‐rッ‐冫┴<^宀冖^` 〈_ノ! !
ヽ`V´´´ // } ミ `ミ、 ,.ィ } ! それでも本人はあまり寂しくはなかったかものう。
| :{ :{ { 〈 :ミ ミ } ://
|八 } { ,〉 〉、 ミ し'/
ヽハ--イ`_〕〔_⌒ \ ./ r /
{ V! 、_jL____ィ 〉〉 { ト-ヘ_
`┤ }、´⌒'⌒` ノ / ノ 八 ト、\
八/`ー个ー=彡 / } i三
,.イハ `,二}`ヽ二ノ 〃 / |三
/=//三:V { }} / / :/三
_,.. -=≦三 //ニ三!乂_ヽ_,. イ彡' // /三
三三三三//三三| V { }} / / /三
「なんせ、弥作には多くの友達がいたからのう」
,r彡ニニh、
/^ 、::.. ∧
//ヽ ヾ- =, {i
fキ=- = {i
ff_ ,, ,,- ',
{キ ∴ ∴ =} ハアハア・・・・・・
} i / \ ヾ/
j j ::: f
/-''´/ { }
__ -=≦、 / ''---'' '、、{
/-、ヽ \ '''ー-- ≦、
, マムニ- _ \ ヽ> -- 、 \
l マム - _ < ヽ, ii
{ , ', > } _ マ }}i
j, / } } / = l _~´ _マ/ l
{ `y } } ミ l -=` f ミ、fr' l
{ i ' ,' , ⌒ ニニl /__{_j ィ| l ←友達その1
} { /// / ハ __==ミ` //|---{
r≦⌒≧Y / '、 ̄`// |. l
{ ニニ{/ / ヘ // __ |-- l
{ ----(/ / //´ ミ ニニヘ彡--|二 {
ム  ̄ ム ノ / \ | {
{ ´、 / '、 -._ l l
, ム ヽ 二二、 -l l
i ム \'´i ヽ ',i __L
ム } \ ヾ l rニニュ ', 、 ̄{
ム {、 ヽヽ / ノ ヾzzz i} }=-´、
ヽ ヽ\', / / __ '-´ッ__ {{ ,イ =={
入 \ 、Y / -= }{ --レ' l r マ ←友達その2
/ } 、 ', マ、  ̄ ̄ 'ー/ l斗 i} /
{ l 、 ヽ、 _ソ}ノ'xw,,,  ̄ ̄ / l^ ニ -'´
}-≧-、_斗' `ト洲洲洲zzア '
/ 二≠=f ^i从W'^- __ /
l ' { '' =={
l l l l
「ま、生きているのか、死んでいるのかは置いといてじゃがな」
__
,ィ: : : :、: /:'ーミ
/: : : : , -´、: : : : \
,ィ{: : : : :∠_ ___,ヽ: : : : :\
/:-:ヽ : /ぇュノ ラュ }i: : : : : : ', ふんふん~♪
ノ: : : : : : : :{ ,:'ヽ- ,:' 〃-:-:-:-、: :h
/: : : : : : : : : :} `こニ 〃: : : : : : : y: \
f: : : : : :_:_:_:_: :ヽ__,,彡: : : : : : : ノ: : : : :ヽ
ハ: : :/: /: : : : : :i: : :`ーミ彡==''': : : : : : : :',
rイ}{: :ヽf :_:_:}: : : : : /: : : : : : :}: ヽ:_: : :_:_:_:ノ: : :、
} :八:_fr'' //: / ̄ ̄ ̄''7=ミ{: : : : : : ヽマ: : : :i: 、
Ⅵ: : :/_, /´_:i{ }{ }i:i{ ヾ: : : : : リ '、 : : {: :'、
{:{:/ {f:6: :ii _,}{ / :i{ / `~'ヽ: :} 、_ノ: : :', x-、
7/ /ヘ=:i{´ i`'-ノ:9 ハ'´ i{ -''´∨ マ: : : ',_, '´: :ノ
./ヽ__,/{: : : : ヾミ==彡ーイ: '、 ハ ', ,: : : : : :/
/ `'ー,/{: : : : : :,' : : : : : : :',: : :> '、 } ',: : : / イ_ア、
/ ./ {: : : : : :}: : : : : : : : : :/ '、_,ィ ハ ー''´ /: : : : -''´'、
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r=ミ、/ }: : :/: : -==ミ: 、 : : : : ∨、 l / ヽ二彡ヲ
/_\ j l;//: : :´ ̄ ̄ミ--: ;,;__: :-┴┴-< . ノ: : : :'
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ヽr''´, -'j) ∨∧: :'、: : : : : : :{: : : : : : / ,' } h/: : : : : : : : : : : : :/
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ヽ-⌒} 、-' / .∨//、
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ヽ_ノ f≦////ソ´
¨¨ ` ̄
「その晩も弥作は、新しい友達を掘り起こすために墓場へと出掛けたんじゃ。
当時は土葬が多かったからのう」
,、,、,、,、,、,、,、,、 , : ' ´: : ソ爻爻爻爻爻狄狄狄狄狄狄狄狄狄狄|:::::::::|狄狄狄狄爻く⌒
,.:'^´'~~ッッミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;x, : ' ´ : ; : ; : ソ乂爻爻爻く⌒ソ爻爻爻爻く⌒ ノ爻爻ソ|::::::::::|⌒ソソ⌒: : : : : : : :
: : : : : xXミ;ミ;ミ;ミ;ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;x: : : : : : ⌒乂爻く⌒ ^ソ八乂乂爻く : : : ⌒ソン⌒|::::::::: |∴∵∴∵∴_、‐''゛
,、,、,、,、ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:X: : : : : :;:;:`"´:;.:,:;.:,: : : : : : : : : : :⌒¨゛ ,:∵∴∵|:::::::::::|∵∴∵_、‐''゛:;.:,:;.:
;:;:;:;:;:;:;:ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ミ;ミ;ミ;ミ;Xx: ;;';':;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,,:^:,:^:,:^:,:∴∵∴∵∵∴∵;'|::::::::::::\_、‐''゛:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,
;:;:;:;:;:;:ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;X:;.:,:;.:, ; ; ; ; ;∴∵∴∵∴∵∴;;';';';';';';';';';';'/:::::/::::::::::\:;.:,:;.:,:;.:,: : : :
;:;:;:;:;:ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;〉; ; ; ; ; ;∴:∴;∵∴;';';';';';';';';';';'∴∵;';'/::::::::{::::::::::く⌒: : : : : : : : :
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⌒i::i⌒i::i: :__}::{__ノ:::ヽ__|:::/,、,、--------/⌒i'"´.:.:.:.:└─┘: : : : : : ⌒"'''┴'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
"´"´"´"´";';';';';';';';';';';';';';'|::|;';';';/⌒i;'_、‐''゛´´´.:.:.:.:.:.:.:.:: : : : : : : : : : : : ::::::::::::::::/::::::::::::::::.:.:.:/ ̄ ̄`丶、.:.:.:.:.:
:;.:,:;.:,n:;.:,:;.:,n:;.:,;';';';';';';';';';';';';';';';'|_、‐''゛_、‐''゛_、‐''゛_、‐''゛_、‐''゛: : : : : : : : : : :/:;.:,:;.:,:;.:,: : : : : : / ヽヽ;';';';'
┌┐:;.:,:;.:,:;.i⌒i. :i⌒i: : : :_、‐''゛_、‐''゛,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´:;.:,:;.:,: : : : : : :/ ̄ ̄\: : : : : : ,:゙,:゙,:゙,:゙,/ / /;';';';'
/⌒ヽ,.:'´,.:'.:/⌒ヽ_、‐''゛_、‐''゛,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´゙;゙;゙;゙;゙;゙;゙;゙;゙;: : : : : : : | |: |:;.:,:;.:,゙;゙;゙;゙;゙;゙;゙;゙;゙;´"´"´"´"'Y' /;';';';';'
""""´. : :|,、,、,、,|」;';';';',.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙: : : : ´"´"´"´"´,:゙,:゙ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:
,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙_、‐''゛,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:,:゙,:゙,:゙,:゙
,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'´,.:'_、‐''゛,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙_、‐''゛,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙,:゙
/ ` 、
,.' ヽ
/ }
/,. -― :! _,. -=ミ、 /⌒ヽ
レ-=ミ、ヽ._ヒ斗'´__ ̄ ヽ\/ ,イ /
rへ〈_ェ‐rッ‐冫┴<^宀冖^` 〈_ノ! ! 弥作はネクロフィリアだったんじゃろうな。
ヽ`V´´´ // } ミ `ミ、 ,.ィ } !
| :{ :{ { 〈 :ミ ミ } :// 掘り起こした死体を館に持ち帰っては、
|八 } { ,〉 〉、 ミ し'/
ヽハ--イ`_〕〔_⌒ \ ./ r / 剥製やカバン、ドレスなどに仕立てておった。
{ V! 、_jL____ィ 〉〉 { ト-ヘ_
`┤ }、´⌒'⌒` ノ / ノ 八 ト、\
八/`ー个ー=彡 / } i三
,.イハ `,二}`ヽ二ノ 〃 / |三
/=//三:V { }} / / :/三
_,.. -=≦三 //ニ三!乂_ヽ_,. イ彡' // /三
三三三三//三三| V { }} / / /三
. / _// / ヽ\_ \ \
/ / _\:| V/ ヽ ヽ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\{ /冫 j/,. -=ミ、 /,. ---、{_/ハ ト、 |\
/ \〈 〈〈 ____ヾ〈__/,.__ _冫 }} :} :∧ \_j だが、ある晩、弥作は墓を掘り起こしている所を
/ 観 念 V 冫 ´^冖宀^'⌒^宀冖^`ヽ./ ∧ \
| | ヽ{ _/ _/ ヽ_ヽ_ }/ /\\_〉 / 目撃されてしまったんじゃ。
| 音 被 | 八_ {_〈 〉_} 、 八/ \ /
| |_,∧〉 r---、二,. -―、〉/-く\__/ >'´
ヽ 力 / ∧ ヽ.┴┴‐┴┴'/ > '´ //
\ / `ー<ヽ `こノヽこ´ />'´ //
\_____/二二 ヽ \___,、__冫 { {
:!/ \\__ } :`Y´`ヽ } }
. / / ,.--/「 `Y´ヽ i / /
/  ̄ ̄ / / / :| :| ! __/ 〈
/ / /「`ヽ/´`:i V \
イ / / :「´ i :|! :V ̄ ̄ ̄\ \
__\ / / :| :! :|\ V \
 ̄ ̄\ // / :! :| !ヽヽ\
\______/ | | | | | | | \_____/
「覚悟を決めた弥作は、鞘から匕首を引き抜くと、その場で喉を突いて自害しようとしたんじゃ」
_
_、rセ7ア ̄: : :.~"''*、
/: :/: :/.: : : : : :.\.\
./: : /: :/.: : : :. :.}: : ‘, ‘:,: :':,
;′ /: : : :./: : : :;: : : : }: :‘,: :.':,
|: :/: : :./: :/: : :/.: : : :.}: : :.}: : :',
| ;′ /: : : /: :.:/: : : :.:;′: : }: : : ',
| |/./: : :,./: :/: : //: : :./^ヽ: : }
z彡;{////,,.。*'"//_、+'” }: :∨
彡: :|/ ,.zzzzzzz彳 rzzzz彳 .|ミミミ
√从 z‐t;;ッ-、 |f弋テ^` |):: }
圦 、| `¨¨´ ij . | `¨¨´ij | ノ もはやここまでか・・・・・・
ゝ-{ U | } | |イ
∧. | ` / .| /、
|:: {\ _,. --、 ./: : Y_
/{::: \.\u. ¨¨´ ./;::: : ;ニミh、
.。s≦|ニ|:::::::::::\.\__ / ノ:::::::;仁!ニ}三≧s。.
.。s≦三三王圦:::::::::: 个o。._,.。o个:::::::/三|三!三三三
三三三三三|三E\::::::::::::::::::/|C\::::::: /ニニ:|三!三三三
三三三三三|三!:三≧s。._,/:::!:::::::::\/三三|三!三三三
ィ
/ {、
i. い、
| `ーヘ
、 ヽ ヽ
\ \\
. \ \\ rrャ、 _
\__ ,> ,{{込>_、 __,.-‐'´
f>七fヘ{_r‐、_辷ヘ__,.-'
`辷_‐_う、 マー、} ム-‐
ゝtニつ; `くー'´
` ̄ `ー'′
「すると、目撃者だった男が、慌てて弥作の自害を止めたんじゃ」
, - ------ 、
/::::::::::::::::::::::::::::ヽ
./:::::::::::::::::::::::u::::::::::::::::\
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
./::::::::::::::::::/`ヽ:::::::::::::::::::::::::::',
ハ:::::::::::::::i o ',::::::::::::::::::::::::::i
i:::::::::::::::::::::ヽ_ ノ:::::::::::::::::_:::::::,'
',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/o ',:::/
ゝ-:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i__ ノ/
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /
./:::::::::::::::::::::::::::r ニヽ::::::::::::/ ま、待ってくれっ。
ー、/:::::::::::::::::::::::::::::::`ヽィ′:::/
:::::::`ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 実は私も君と同じく屍が目的なんだっ。
:::::::::::::::',:::::::::::::::::::、:::::::::/
:::::::::::::::::i::::::::::::::::/` ̄´
:::::::::::::::::i:::::::::::::/
:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::',
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
\\ \ ______/
_〉\`ーV´}{〈_/ /
二芯二冫\_大_/〃二芯二 彳
77777´冫 ̄ ̄ ̄ヽヽ777777^
_{_ { } _}_
_/ / / ヽ ヽ\_ 弥作が話を聞くと、男は労咳(結核)病みでな。
{ { } }
,.-、_`⌒`ー―――‐' ´ _,. --- 、 それで人間の肝を夜な夜な探しておったそうじゃ。
 ̄ ̄ ` ̄ ̄´ ̄
ー― 、,_ _________,. -―一 この時代はまだ人肉を薬とする名残が、色濃く残っておったからな。
` ー――――― '´
\ /
≧=― ―=≦
/ ` 、
,.' ヽ
/ }
/,. -― :! _,. -=ミ、 /⌒ヽ
レ-=ミ、ヽ._ヒ斗'´__ ̄ ヽ\/ ,イ /
rへ〈_ェ‐rッ‐冫┴<^宀冖^` 〈_ノ! !
ヽ`V´´´ // } ミ `ミ、 ,.ィ } ! 「本草綱目」の「人部」には人間の血肉や臓物を使った薬の効能が、
| :{ :{ { 〈 :ミ ミ } ://
|八 } { ,〉 〉、 ミ し'/ 載っておったし、少し前まで山田浅右衛門が「人胆丸」を売っておった。
ヽハ--イ`_〕〔_⌒ \ ./ r /
{ V! 、_jL____ィ 〉〉 { ト-ヘ_ 他にも民間療法として認知されておったよ。
`┤ }、´⌒'⌒` ノ / ノ 八 ト、\
八/`ー个ー=彡 / } i三 、
,.イハ `,二}`ヽ二ノ 〃 / |三
/=//三:V { }} / / :/三
_,.. -=≦三 //ニ三!乂_ヽ_,. イ彡' // /三
三三三三//三三| V { }} / / /三
. / _// / ヽ\_ \ \
/ / _\:| V/ ヽ ヽ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\{ /冫 j/,. -=ミ、 /,. ---、{_/ハ ト、 |\
/ \〈 〈〈 ____ヾ〈__/,.__ _冫 }} :} :∧ \_j
/ 観 念 V 冫 ´^冖宀^'⌒^宀冖^`ヽ./ ∧ \
| | ヽ{ _/ _/ ヽ_ヽ_ }/ /\\_〉 /人の頭蓋骨の黒焼きが梅毒に効くとか、
| 音 被 | 八_ {_〈 〉_} 、 八/ \ /
| |_,∧〉 r---、二,. -―、〉/-く\__/ >'´ 赤子や胎児の肉がらい病(ハンセン病)に良いとか
ヽ 力 / ∧ ヽ.┴┴‐┴┴'/ > '´ //
\ / `ー<ヽ `こノヽこ´ />'´ // そう信じられていたのじゃ。
\_____/二二 ヽ \___,、__冫 { {
:!/ \\__ } :`Y´`ヽ } } 日本でも昭和三十年代頃まで、
. / / ,.--/「 `Y´ヽ i / /
/  ̄ ̄ / / / :| :| ! __/ 〈 この手の事件は続いたがのう。
/ / /「`ヽ/´`:i V \
イ / / :「´ i :|! :V ̄ ̄ ̄\ \
__\ / / :| :! :|\ V \
 ̄ ̄\ // / :! :| !ヽヽ\
\______/ | | | | | | | \_____/
「男を哀れに思った弥作は、掘り起こした屍から摘出した臓器をくれてやったそうじゃ」
_
_、rセ7ア ̄: : :.~"''*、
/: :/: :/.: : : : : :.\.\
./: : /: :/.: : : :. :.}: : ‘, ‘:,: :':,
;′ /: : : :./: : : :;: : : : }: :‘,: :.':,
|: :/: : :./: :/: : :/.: : : :.}: : :.}: : :',
| ;′ /: : : /: :.:/: : : :.:;′: : }: : : ',
| |/./: : :,./: :/: : //: : :./^ヽ: : }
z彡;{////,,.。*'"//_、+'” }: :∨
彡: :|/ ,.zzzzzzz彳 rzzzz彳 .|ミミミ
√从 z‐t;;ッ-、 |f弋テ^` |):: }
圦 、| `¨¨´ ij . | `¨¨´ij | ノ そういうことであれば、
ゝ-{ U | } | |イ
∧. | ` / .| /、 欲しい内臓を持っていくといいよ。
|:: {\ _,. --、 ./: : Y_
/{::: \.\u. ¨¨´ ./;::: : ;ニミh、
.。s≦|ニ|:::::::::::\.\__ / ノ:::::::;仁!ニ}三≧s。.
.。s≦三三王圦:::::::::: 个o。._,.。o个:::::::/三|三!三三三
三三三三三|三E\::::::::::::::::::/|C\::::::: /ニニ:|三!三三三
三三三三三|三!:三≧s。._,/:::!:::::::::\/三三|三!三三三
三三三三三|三!三三三ニ≧=‐‐=≦三三三:|三!三三三
三三三三三|三!三三三三三三三三三三三!三!三三三
三三三三三|三!三三三三三三三三三三三!三!三三三
__
/:::::::::::::::ヽ、
/::::::::::::::::::_::ハ
i::::; -、::::::イ_o_):::'r、
.ハ ー゚´:::::::::::::::::::iリ} 本当かいっ、助かるよっ!
{:::';:::::::::::::::::::::::::::i〃
ヽ:ヽ:::、.-‐ フ::::}´
\:`¨:´:::::::ィ:!
!:ヽ:_:/:::|
ノ!::i::::::::::::::::::!>...、
_...∠ノ::::ヽ::::::::::::::{::::::::::::`ヽ.==..、
,..<::::ー―::へ:::::::/:ニニ::: ̄:::::::::::::`ヽ、
/:::::::::::::::::::::::`ヽ:::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
.'::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}::::ヽ:::'、
{:::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::ヽ
/:::::::';::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ:::::::::::::::::::::',
/:::::::::::::::ゝ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::イ::i;::::::::::::::::::::::::',
/::::::::::::::::::::;{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::i
トv'Z -‐z__ノ!_
. ,.'ニ.V _,-─ ,==、、く`
,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、:. ,
rュ. .:{_ '' ヾ 、_カ-‐'¨ ̄フヽ`'|::: ,.、
、 ,ェr<`iァ'^´ 〃 lヽ ミ ∧!::: .´
ゞ'-''ス. ゛=、、、、 " _/ノf:::: ~
r_;. ::Y ''/_, ゝァナ=ニ、 メノ::: ` ;.
_ ::\,!ィ'TV =ー-、_メ:::: r、
゙ ::,ィl l. レト,ミ _/L `ヽ::: ._´
;. :ゞLレ':: \ `ー’,ィァト.:: ,.
~ ,. ,:ュ. `ヽニj/l |/::
_ .. ,、 :l !レ'::: ,. "
`’ `´ ~
「それからふたりは協力して墓を掘り起こしていった。
男のほうも死体の解体に忌避感を持たぬ人間だったようじゃな」
〆─ 、
/.:.:.:.:.:.:.:丶
|..;.;.;.:.:.:.:.:.:.|___
∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
ゝ、.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:\
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
.|;:\ .|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
;\;:\|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..|
\ }.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..|
グチュ… `|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ
.ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ニチュ… /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
/ ` 、
,.' ヽ
/ }
/,. -― :! _,. -=ミ、 /⌒ヽ
レ-=ミ、ヽ._ヒ斗'´__ ̄ ヽ\/ ,イ /
rへ〈_ェ‐rッ‐冫┴<^宀冖^` 〈_ノ! !
ヽ`V´´´ // } ミ `ミ、 ,.ィ } !
| :{ :{ { 〈 :ミ ミ } :// そうしている内に二人は、刎頸の友と呼べる仲にまでなっておった。
|八 } { ,〉 〉、 ミ し'/
ヽハ--イ`_〕〔_⌒ \ ./ r / だが、いくら人間の肝臓を食っても病は一向に良くならず、
{ V! 、_jL____ィ 〉〉 { ト-ヘ_
`┤ }、´⌒'⌒` ノ / ノ 八 ト、\ 男は結局、結核に倒れた。
八/`ー个ー=彡 / } i三
,.イハ `,二}`ヽ二ノ 〃 / |三
/=//三:V { }} / / :/三
_,.. -=≦三 //ニ三!乂_ヽ_,. イ彡' // /三
三三三三//三三| V { }} / / /三
「生前、男は弥作にこう頼んでいたそうじゃ」
---
/::::::::::::::::::::\
'::::::::::::::::::::::::::::::::
i::::::::::::::::::::::::::::::::::|_ もしも俺が死んだら、椅子に加工してくれ。
人、::::::::::::_:::::::::::/::::l
'::じ):::::く・>::::/ノ:/
.r-く__:::::::::::::::::/:/r≦≧
/::::::/ |ト、ァ::::/::::::::::::| |≧s。
|:::::::i .|::::::ー::::::::::::::::::::| ,:::::::::::::l
,::::::::| .!::::::::ヽ::::ー:::::::::: .::::::::::::::|
|::::::::| .!:::::::::::::::::::::::::::::::| |::::::::::::.,
|::::::::| .!::::::::::::::|::::::::::::::::. |::::::::::::l
|::::::::| .!::::::::::::::|::::::::::::::::| |::::::::::/
|:::::::从 ..:::::::::::人::::::::::::::| 从::::::' |
|:::::::::ハ |:::::::::::::::::::::::::::::::∨:::::::::/ |
|:::::::' ヾ:::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::,:' |二
|:::::' |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ~ |
「弥作はその遺言を実行し、親友である男の亡骸から椅子を造り上げた」
, ------ ____
| | ̄`゛¨ '' ‐- ...,, _ ! |
| | :::::::::::::::::::::::::::::::::: | |
| | :::::::::::::::::::::::::::::::::: | |
| | :::::::::::::::::::::::::::::::::: | |
| | :::::::::::::::::::::::::::::::::: | |
| |:::::::::::::::::::::::::::::::: :: | |
| |_::::::::::::::::::::::::::::::::| | ̄ ̄ ア!
| | ̄`゛¨ '' ‐- . ,, _ | |‐ . '' "´| |
| | | | | | | |
| | | | | | | |
| | |_| | | | |
|_|//////////////| |//////|_|
|_|
「そして、その日の内に自らの喉笛を切り裂いて、自害し果てたんじゃ。
後追い自殺じゃな。あるいは弥作は、その男を愛していたのかもな」
_
_、rセ7ア ̄: : :.~"''*、
/: :/: :/.: : : : : :.\.\
./: : /: :/.: : : :. :.}: : ‘, ‘:,: :':,
;′ /: : : :./: : : :;: : : : }: :‘,: :.':,
|: :/: : :./: :/: : :/.: : : :.}: : :.}: : :',
| ;′ /: : : /: :.:/: : : :.:;′: : }: : : ',
| |/./: : :,./: :/: : //: : :./^ヽ: : }
z彡;{////,,.。*'"//_、+'” }: :∨
彡: :|/ ,.zzzzzzz彳 rzzzz彳 .|ミミミ
√从 z‐t;;ッ-、 |f弋テ^` |):: } ・・・・・・今そっちにいくよ。
圦 、| `¨¨´ ij . | `¨¨´ij | ノ
ゝ-{ U | } | |イ
∧. | ` / .| /、
|:: {\ _,. --、 ./: : Y_
/{::: \.\u. ¨¨´ ./;::: : ;ニミh、
.。s≦|ニ|:::::::::::\.\__ / ノ:::::::;仁!ニ}三≧s。.
.。s≦三三王圦:::::::::: 个o。._,.。o个:::::::/三|三!三三三
三三三三三|三E\::::::::::::::::::/|C\::::::: /ニニ:|三!三三三
三三三三三|三!:三≧s。._,/:::!:::::::::\/三三|三!三三三
三三三三三|三!三三三ニ≧=‐‐=≦三三三:|三!三三三
三三三三三|三!三三三三三三三三三三三!三!三三三
三三三三三|三!三三三三三三三三三三三!三!三三三
「その後、弥作の館からは遺体がゴロゴロ出てきおった。
それと弥作は几帳面な男で、屍の加工の過程を全て手記にまとめておったんじゃ」
____,ィ .r‐'¨¨¨¨` .,__,.....,____,,.. ----- 、
_j/ ---ノ} ミ j/ ̄ヽ : . : . : . : . : . : . : . : . : ..\
/  ̄´ ア⌒ト、\:.:‘. : . : . ‘, : .ヾ:::::::/: . : . : . : '⌒ ヽ
{ 三|彡.》 い\ 「}: . : . : .‘,: . : }:::/ : . : . : . : . : . : 丶---- 、
____乂 ―< 、 }ヲ---}: . : . : . ハ : . }::}: . : . : . -==ニニ三 : . : . : . :`¨¨¨¨ヽ
/:::/: : : :..:| ヽ,,--<__》__,.ィ´ {: . : .::::::::::}.ハ }ノ: . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . :ヽ: .\
ー――‐┴〈: : : : :( ̄{=={ . : : :{ /::::::::://:::} : . : . : . : . : . : . : . -=ニ二三二ニ=-: . : .\_
`¨¨¨¨ ⌒¨¨¨^ ̄ ̄`ー―‐'¨¨¨ー―― ¨¨¨¨¨¨¨ ー――――― ¨¨¨¨¨´
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ llヽ
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| │ │ ∥|
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) ≡≡≡≡≡≡)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
⊂ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ⊃
⊂ニニニニニニニニニニニニニニニ⊃
⊂二ニニニ⊃
/ ` 、
,.' ヽ
/ }
/,. -― :! _,. -=ミ、 /⌒ヽ
レ-=ミ、ヽ._ヒ斗'´__ ̄ ヽ\/ ,イ /
rへ〈_ェ‐rッ‐冫┴<^宀冖^` 〈_ノ! !
ヽ`V´´´ // } ミ `ミ、 ,.ィ } ! そしてこの人間椅子は、とある好事家の家に渡ってな。
| :{ :{ { 〈 :ミ ミ } ://
|八 } { ,〉 〉、 ミ し'/ だが、こういう曰く因縁のある品にお定まりの話があってのう。
ヽハ--イ`_〕〔_⌒ \ ./ r /
{ V! 、_jL____ィ 〉〉 { ト-ヘ_
`┤ }、´⌒'⌒` ノ / ノ 八 ト、\
八/`ー个ー=彡 / } i三
,.イハ `,二}`ヽ二ノ 〃 / |三
/=//三:V { }} / / :/三
_,.. -=≦三 //ニ三!乂_ヽ_,. イ彡' // /三
三三三三//三三| V { }} / / /三
_ . -""´ `゙ ' ' -、
`丶 , ´ `、
\ , `、
ヽ、 ,´ `、
丶 ',ヽ j ',
':,| \ | }
'、 ヽ、 { ,ィzzェェュ; rェェzz 、、 :| 所有者が次々に怪死、変死していったんだろう?
ヽ :.` ー--f ´ィt::テミ _rt::テミ`' :!
ヽ :.; : | :. `゙""´.: :. `""゙´ : !
、 `ヽ丶 .: : ヽ : ,. :.. : 、 : ソ
丶、、 _,. V: `i r‐ '´゙ー、_,.‐ ' \ 、 : く___
` ン´ i| j| 、 ! (__人____)' ` ,' ;/ } `` 丶、
/ j{ j| ヽ'、 、`ー一 ´, / /' イ _,. -‐`ー- 、
| ,:' ,/}! l| ヾ、 `"^^"´ // / _,. -'´ `ヽ、
_,」.. ':,./ ,リ ハ :. 丶.__,. イ j{ r '´ ヽ
/ 《 fi ! ヽ / /'´ ',
ヽ-‐ ' ,:' :;ソ ヽ / |
〈_ _,.-'´ ,. ' ハ 丶 / |
、´ / / ヽ ` |
`亡´__, ' ヽ
____
/ \
/ \
/ミ ヽ
_ .|ミ _\ハ.!ハ/_ |
iミ ヽ〈 ( -=ニ・ニ≧≦ニ・ニ=- ) 〉/ ̄i
|ミ\/ミ "´´ |ミl l |` ` ゙゙ ヽイミ |
|ミ | |ミ ,/|ミ{ } |ヽ、 |ミ |ミ | うむ、故にわしの寺に持ち込まれたのよ。
|ミヽ|ミ、 , ハc cハ 、 |ノ /
ヽ ヽ { =ニ二ニ=ニ二ニ= } / ノ
`-| ゙ ヽ ⊥⊥⊥⊥ // "|- ´
|| _ `、-- , 、--´,/ _ ||
|ミヽ  ̄ _ _ ̄ / |
―|ミ `ヽ(_ ,、_)/ |―
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( 一)(●)
| (__人__) ま、どんな品物でも精々大事にしてやるこった。
| `⌒´ノ
| ,.<))/´二⊃
ヽ / / '‐、ニ⊃
ヽ、l ´ヽ〉
,-/ __人〉
/ ./. / \
| / / i \
|" / | > )
ヽ/ とヽ /
| そ ノ
⊂ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ⊃
⊂ニニニニニニニニニニニニニニニ⊃
⊂二ニニニ⊃
______________
((__((__((__((__((__((___(__((__((__((__((__((_)
// / / / / / / / / / / / / / / / /
// / / / / / / / / / / / / / / / / /
/_/ //_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_
∠=====@==@==@==@==@==@==@==@==@==
| ┌─────┐ |
| │| ̄ ̄|| ̄ ̄|│ |
| │| .o||o. |│ |
| │|__||__|│ |
| └─────┘ |
| |
| /⌒7⌒7⌒7⌒7⌒7⌒7 |
|.. /⌒7⌒7⌒7⌒7⌒7⌒7 |
|_../⌒7⌒7⌒7⌒7⌒7⌒7 ..____|/
|ヽ /二二二二二二二二二l/.゙,ハ__ノ乂_ゝ|
エ | | | | .0||0 .| | |___匚ノ\/匚|
|ヽ | | | |_ _||_ _| | |ヽ,ハ__ノ乂_ゝ|
エ | | |..└─┘ └─┘ | |___匚ノ\/匚|
|ヽ | | _|________..| |ヽ,ハ__ノ乂_ゝ|
エ | | _|_______..| |___匚ノ\/匚|
エ | |_|________..| |___匚ノ\/匚|/
, ------ ____
| | ̄`゛¨ '' ‐- ...,, _ ! |
| | :::::::::::::::::::::::::::::::::: | |
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| | :::::::::::::::::::::::::::::::::: | |
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| |:::::::::::::::::::::::::::::::: :: | |
| |_::::::::::::::::::::::::::::::::| | ̄ ̄ ア!
| | ̄`゛¨ '' ‐- . ,, _ | |‐ . '' "´| |
| | | | | | | |
| | | | | | | |
| | |_| | | | |
|_|//////////////| |//////|_|
|_|
, -―-、、
/:::::::::::::∧_∧
l:::::::::::::<丶`∀´> お、高そうな椅子を見つけたニダ。
ヽ、:::::::::フづとノ
`~人 Y ついでにこいつも貰っていくニダ。
し'(_)
⊂ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ⊃
⊂ニニニニニニニニニニニニニニニ⊃
⊂二ニニニ⊃
______________ | | | ./|...| | l/ !
,r'i | |/ .| |...|。。_。。 l
/o | | ./l |/ . |0| |o /
./o0.,r'i | | ! |o| |0/
./0o./ . | | |/ /l |o| |0
__./o0.//l | | ./l. | |0|__|o
o。o。.|0o/ l ! .| | | .l |,r'
。o。o.|/./| .l/ . | |. . | .l/
 ̄ ̄| l l | | |/
| |/ . | | /
| |__|/
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| . | . . |,r'
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| /
__|/
____.,,.__,, ;:;:│ |::::::..........
| |------|;:;;,.,,,,. ;:,.| |:::::::::..........
| |club ...│ |:::::::::::::::::..........
| |サーフ系ボディビルダー ;l ゞー::::::::::::::::::::::::..........
| O|------| ;;;; ,,.; | |::::::ヾ:::::::::::::::::::::::::::..........
| | .│ /|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..........
| | ;;;::;,....,,,..| / ::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..........
| | ̄ ̄;::; ̄| ::;; |/ ..|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..........
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
人間椅子 21世紀の精神異常者
https://www.youtube.com/watch?v=zaq6fbYYzXI&ab_channel=terax55
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :: : : : : : : . _ <_oioioio_/ ♪
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : :. . .. じじヽ ,、_,、
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : ,.(_々,)7 (,,`ー) ♪
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : :: : : : : : ノ__>゙i(__ <_(`''^=・ __
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : :: : : ___i'´|ii;;;!|ゞ'J~' i;;;;回;;;|! |ii:::;ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : :: : :. . .. . . | ̄ ̄ ̄ ̄゛゛゛゛``゛゛゛゛~ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
| (__人__)
| ` ⌒´ノ という話を知り合いの和尚から聞いてな。
| }
ヽ }
,ノ.ヽ、.,__ __ノヽ
/_\:: ヽ ノ .:::/ `ー-、__
,. -‐'´.: : .:|!:.:ヽヽ、ヾ__ ー ::|::...  ̄``ー-、
_,. --r'´.:.:.:.:: ..:.:∧:.:.:.: (__) ::::::::|:.:.:.:... r \
r‐'´ _:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l |!:.:: ハ ::: |;;;;:.:.:.:>....:.|:.. 、 ヽ
:.:.:.:.::.´:.:.:.:.:.:.:.:\_____ヾ:.:.:.:.:.| ∨ >:┴…'´ー‐-、|:.:.:.. \: |:.:.: |、
:. /了:.:.:.:.:.:.:.:.: /:.:.:.:.:.:.:. ``ー-、L.. __〉.'" \:.:.:.:.:.:.ヽ:.:./:.:.:/: \
/__/:.:.:./:.:.:.:/-、:.:.:... __ .:Y´:: _,. =ミ:.:\_;;;;;V;;;/ヽ l
:.:.:.:.:.,.イ:.:.:.:.:.:ノ|! _}‐‐::.:.:.. ,r‐'´ ノ. . ::lr'´::" :;;;|:.:.`ー'⌒ | |
:.:.:.:厶;;辷==' /⌒|::.:_;. -'´...:/ :.:l!:.::: :;;;;;|:.:.: ', ∧
:.::イ:.:.:.:´ `ヾ|:: レ'ヽ:.:.:.:/ .:.:.:.:.:.:.:.:.|!:.:.:... rぅ...:.;;;;;:∧:.:.:. ヽ. |: \
:.:/:.:.: :.:.|::/ /r─  ̄〉.:.:.:.:.:.:.人;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;/::∧:.:.:.:...... ヾ \
:.:.:.:.:.: :.:/: :/.:.:/__ノィ' ̄〉‐一'´___  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄lヾ、:/ :::\_::::::.: . l| :ヽ
>:::::::::::::::::::::::::::::::<
,.::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、ヽ
/ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ`
. ' ,.:':::::::::::,,:::::,ヘ::::::::::::::::::::::::::::::l、',
. /,ィ:::,ィ:,イ::/ ',:::、::::::::::::::::::::::i ヾ
'' /:/.f'-l/‐ -',:|ヽ::、:::、::::::::::!
i/ { !ゞ'ニi‐--/。`__ヾヽ}____:::| 人間の革と骨で出来た椅子か。
. ソ:::::). `i--イ ̄ `l` ー' ノ´ !:|f }:!
. ..`ふ, ..。s.'l / !  ̄ .!!ノ/:|、 なんかすげえな。
!、::!、 ..i _ヽ--‐′ .├イ::リ.ヘ≧s。
。s≦. . .`'~~・━ ー-ニニニヽ ,' ヽ:::}. . ヘ. . . .≧s。 思わずマニアが欲しがりそうな代物だな。
. 。s≦ . . . . . /. . . . .ゝ _ ノ ',:l. . . ヘ. . . . . . . ≧s。
。s´ . . . . . . . . /. . . . . . |、 ヽ __ ,- ‐ ´ ,,;;;|. . . . ヘ. . . . . . . . . . ≧s。
. /',. . . . . . . . . . ./. . . . . . . |ヾミ..、 _____ ,,;;;;;;;''''' |. ._. . ..ヘ. . . . . . . . . . . .i.
/ . ', . . . . . . . . /__,,--‐‐、. .! `ー----‐ ´ |./. `ー-、j. . . . . . . . . . .!.
/. . . .', . . . . . . . . . . . . . . . | | | |. . . . . . . . . . . . . . . . |.
____
:/ \:
:/ _ノ iiiii \. \
/ (○) (○) \ やる夫、怖い話は苦手だお・・・・・・
: | (__人__) |:
\ ` ⌒´ /
/ ⌒ /⌒Y⌒ヽ ヽ
:| \| .i イ |
|\ / 人 .\!
| \___/ \__/:
| /
| /
斗.:::.:.:.:.:.:ヾ __
, ;.:.:.ノ:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.癶
/ //:.:.:!:.:.:./1:.:.|:.::、:.::.
, ″//ノ〃川レノ^1:.:八圦:.:.:.ヽ
/: ../r===≠リ==-!.::{==--V.:
.′./八三三/.:/三三丿/三三ラ^:. i:!
|i イ.:.:.:T^ー=:}/三彡^1/三ニ彳1.:.:.ハ
|| l|:.:.:.:′  ̄r ヽ ̄ |}}.:!:.:{{
| 八:.:.} `= _-丿 |:::::::::{{ でも人皮装丁本とかは有名だよね。
}′ヘ:.i ィニ=‐- 、 从::::::;ハ
从::::}八 ゝ_--_フ ノ.:::}}::::{ 最近だとナチスの写真アルバムが発見されてるし。
巛::::/リ \  ̄ . :イ:::::ノ:::リ
ィ ノ″1 : . . . . __ . : : : :八::::八{ 強制収容所の収容者の革で装丁されたって奴。
} }xxx| レ ノ : : : :.:.:.:.:.:. : : : :/ V^
/ //xxx.ト 、 : : :.:.:. : : : : 廴
. / .//xxxxxx\\ :.:.:. : : 「 ト __
, //xxxxxxxxx^x 廴 ___ / /xx「 `
/ /ノxxxxxxxxxxxx^\ ______彡xxxx| | \
. / .//xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx| | ヽ
/ イ″xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx| | :.
. ′ . : : /xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxVヘ . : |
_....-‐‐ヽ::ヽ,.≦:フ_
,...‐´ ̄::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
,,´ィ:´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
. /:::,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. /:,イ::::::::::::::::/マ:::、:::、::、::::::::::::::!
|//:,ィ:/!::/!/ ヘ:',ヽ::、:::、::::::::::}
l/.l/,,i/=!ミ、__,ヘi=ヽl、、ヽ__:::! 遺体で衣類や家具、装飾品を作ったって言うと、
i!| = .i!二i! = . .i!''|ヽ',:|
lヾ ___,イ' ̄ ゞ _ ノ' !´j.!| エドワード・セオドア・ゲインの話が有名だよな。
,,〉! L _| |ノ:::|ヽ
. _./ `つ⌒ヽ .| ` i. . ',、
。s../_ ̄_つ ) ニニヽ .! .! . . ヘ.≧. .s。
。s≦../゛ ─-、 ⌒ /..== _ノ ! . . . ヘ. . . . . . .≧.s。
。s≦. .../ ,, .k,| .)./ .ノ ̄ ,,,i. . . . . ヘ . . . . . . . . . . ≧s。
. . . . / ノ::(_.lヽ_ _.ノ/ . ̄ ̄ ,,イ;;;! . . . . . ヘ. . . . . . . . . . . . . . ≧、
. . . . / .l:::::::::::::::::/ ミミー-===-‐彡;;;;/|. . . . . . ..ヘ. . . . . . . . . . . . ./ . ∨
/ _l.::::::::::./..| \;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ''''''' i. . . . . . . . ヘ. . . . . . . . . . ./ . . . . ∨
/ :::::/:/´.\. !  ̄ ̄ ̄ l. . .,、. . . . . .ヘ . . . . . . . . /.
_....-‐‐ヽ::ヽ,.≦:フ_
,...‐´ ̄::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
,,´ィ:´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
. /:::,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. /:,イ::::::::::::::::/マ:::、:::、::、::::::::::::::!
|//:,ィ:/!::/!/ ヘ:',ヽ::、:::、::::::::::}
l/.l/,,i/=!ミ、__,ヘi=ヽl、、ヽ__:::! あと、最近読んだ本で、チャールズ・リンドバーグの
i!| =ニ゙=i!二i!=゙ニ= i!''|ヽ',:|
lヾ ___,イ' ̄ ゞ _ ノ' !´j.!| 「孤高の鷲」っていうのがあるんだけどよ、
,,〉! L _| |ノ:::|ヽ
. ,,/´. .l rェェェェェェェェr | ` i. . ',、 米兵ってのは日本兵の死体から鼻や耳削いだりして、
。s≦´./. . . .i ,}────{、 .! .! . . ヘ.≧. .s。
。s≦ . . . . /. . . . .l ==== _ノ ! . . . ヘ. . . . . . .≧.s。 それをトロフィーとして乾燥させて持ち帰ったらしいな。
。s≦. . . . . . . . ./. . . . . .!`ー 、 ノ ̄ ,,,i. . . . . ヘ . . . . . . . . . . ≧s。
. . . . . . . . . . . ./. . . . . . |ミ,、  ̄ ̄ ,,イ;;;! . . . . . ヘ. . . . . . . . . . . . . . ≧、
. . . . . . . . . . ./ . . . . . . |ヾミミー-===-‐彡;;;;/|. . . . . . ..ヘ. . . . . . . . . . . . ./ . ∨
. . . . . . . . . /./\. . . | \;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ''''''' i. . . . . . . . ヘ. . . . . . . . . . ./ . . . . ∨
. . . . . . . . / '. . . . .\. !  ̄ ̄ ̄ l. . .,、. . . . . .ヘ . . . . . . . . /. . . . . . .∨
-‐- 、
´::::::::::::::::::::::::::::\
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::/::::::::::::::::::l::::::::丶
l::/:::::::::::/::::/:::::::::::/::/:::::、:::::l
l::´::::::::/三``ヽ 、 // l::::::l:::::::l
l:/::l:::::l`丶三三三`丶、l:::::l::::::::l
l:l:::l:::::l `´⌒、 三:丶l::::丶l
∨:l::::l、 /´、 `-` `彳:::::::l 丶 米兵の中には生首を持ち帰ろうとしたのもいたらしいね。
ィ-----丶丶\`ヽ、ヽ、 亅 /::/://
/ //xxxx丶 丶、 ´ ィ /l:// まあ、遺体の一部を加工すること自体は今でもあるよ。
/ //xxxxxxxx\__  ̄ ´丶 ∨
ィ //xxxxxxxxxxxxx ̄x´xxxxx \、 海外だと遺骨をダイヤモンドにしたり、
/ -//xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxl:l 丶
/ //xxxxxxx≧⊃xxxxxxxxxxxxxxl:l l 人間の骨と歯でアクセサリーを造る会社もあるからね。
/ //xxxx_ - +丶 lxxxxxxxxxxxxxxl:l l
/ _、--´ 二=トxxxxxxxxxxxxx l:l .l
/_-‐- ´ / 二 二トxxxxxxxxxxxxxl:l _ l _
/ ィ丶--ィ ̄ ィxxxxxxxxxxxxxxl:l .l l //
/ /´xxxxxxxxx  ̄ xxxxxxxxxxxxxx// .l l f l
丶 _ ´ l:lxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx/ l l l_l l _
 ̄ ̄ l:lxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx/ l /、__ / /、
⌒´ ´ 丶
,,ィ''゙゙ ̄ ̄`丶、
/ ヽ
. / l
j | チベット仏教やヒンドゥー教の儀式に使われる道具には、
| ⌒ ⌒ !
| (●) z=ミ | カパーラと呼ばれる人骨で作られた髑髏杯や数珠があるしな。
l .|
|ヽ (_人_) /| これは現代でも作られてるし、普通に売られてるぜ。
-―- 、 | ヘ マz=v=./ ./ .!__ -―- 、
/ 7/77| 、 ゝ-- ' .;:'::::| l 「 T.|´::::::::: `丶、
/ //.// .! \ ::: /::: | | | | | ::;:´ ヽ
. / //! l | >‐ `¨¨´‐-- 、.| |,z== ‘,
i i | |_| | / ニニニミx.//ー'| | }
| ::: :::: l l o | / ,z-‐‐‐-ミ// \:|.....:. /
ヽ / l |:i:i:i:i∧ rイ ト、__,ィ_.//__ .)、:::::: /
/ .{ l |i:i:i:/ `ー‐ァ ``ー'´( rっXrっ)/ ヘ/ ‘,
. i ヽ//:i:/ ,'ミ======`7/ `¨´|-‐ ‘, ::. i
. | ヽ/ .,'oi:i:fニニニニニ!:i:i:i:| ヽ ::::: |
‘, ..::/ /i:i:i:i:i| // |:i:i:i:| ::. ‘:, ::: !
‘, ::::. / ..:: ,':i:i:i:i:i:i| // .|i:i:i:i:| ::::. ヽ、: /
ヽ /( ..:::. i:i:i:i:i:i:i:i|`ー--一:´|i:i:i:i:i| :::::: ,l、 j
レ \ ::::::::::: li:ioi:i:i:i:i| : : : |i:i:i:i:i| : : ::. |: ヽ
. 〈 .:::::: \__ /i:i:i:i:i:i:i:i:i| : : |i:i:i:i:i:|::::::::::::::::::: /: : :}
. ‘, ::: ::::: /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|: : : :: |i:i:i:i:i:iト、___/:::::::/
i :: ..:: /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\ : /i:i:i:i:i:i:i`丶、 ::::::.... /
. `ー── ´ i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i`i i´i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/`丶、_/
____
/_ノ ヽ、\ なんでみんなそんなことに詳しいんだおっ!
/( ●) (●).\
/ (__人__) u. \
|ni 7 ` ⌒´ . |n
l^l | | l ,/) U l^l.| | /)
', U ! レ' / . . | U レ'//)
{ 〈 ノ /
..i, ."⊃ rニ /
."'""⌒´ `''""''''
-=≠ミ、___
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.⌒ヽ
/.:.:.:.j{:.:.:.:.:.i{:.:{\:.:.:.:.:.:.:.:.:..
,.:.:.:.:.;/_\:.:.八:..、_\_i!:.:.:.:.
./.::.:.:/-=ニニ\{-\、ニニ=-v:.:.:. やっぱり世間の流行は知っておかないとね。
.:.:.:.:.!{-=ニニニ=--=ニニニ=-!.:.:.:.!
|:.:.:.:.{乂__/(  ̄ )\_ノ}/:.:.:l!(⌒ヽ 話題についていけなくなるし。
|:.:.:.:.{ ^ ^ ;.:.:.:}! 7 l
从:.:.:i:.、 / ノ⌒⌒乂 ヽ /.:.:/,ノ l それと検体、生前の同意書、遺言、遺族に依頼されて、
}::ヽi{:.:\ .⌒ゝ^¨´ィ⌒ , }/⌒ .!
{:/⌒\.\ イ }!__,ノ 遺体の革からブーツや小物を作るとこもあるみたいだね。
/ ノ VX≧=---=≦ゝ __,ノ⌒
j{ ,ノXXXXX}{XXXXX}!
ゝ イXXXXXX}{XXXXX;
〈 j{ jゝ---=≦⌒≧==彡
、 ) `ヽXXXX/
\ (__ )X/(_/
乂__ノ ⌒) ,/
乂(
`ヽ
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●))
.| (__ノ_) 人体も一つのパーツとして考えれば、
| `⌒ノ
.| } そういうのもありだよな。
ヽ } .,、
人 ノ / ヾ 個人的には、俺は死後はカバンに加工してもらいたいが。
/ ⌒ヽ | | |リ
.{ ヾ \ {.★|
| \ )_|
/ ∧ :: :::\
/ / /| /:: | | ::::\
/:: :: / | /:| /:::: | |::| |\: ::ゞ
/::: /|./─|/ :|/::: _|_|─\ :::ゝ
| :/::/__ ̄ __ \:: ::|
| _|_/__\___/__\_|_::|
l⌒| | |.( ̄ ̄o .| |. o ̄ ̄.)| | |⌒l
|| :||:|: \──/ ̄ ̄:\──/ :|:|:/ | 俺は財布が良いかな。
|δ||  ̄ ̄/ ::::|:  ̄ ̄ :::::||:6:|
| :)| / ::::: |: ::::|:( |
ゝ_| (_ :::::_) :::::|_ノ
. /:: |.〉'´ \. .( :::::| ::\
/:._/ {:. .∠二二> .:::|::::::::::\
/´`ー-ぐマゝく ..── ::::/|::::::::::::::\__
./ ー-、/X`ー ::/:: |::::::::::::::::: \:::::::
. /´ ヽ _ くジ′∨ ──── ̄ ̄ ::::: | ::::::::::::::::::::\::::
/ _、_ \ 〉 ム ::::: |::::::::::::::::::::::::::\::::
./ __犬_ } / }
. _/ 〈___ノノ /|
.'"´/ :.:.:}:.:.:../
.ノ ..:.:ノー彳
/: : : : : : : : : :`ヽ=、
/: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ミ
/: : : : 彡ノルレミレノ从ノル: :ミ
/: : : : ≦三三三∨三三三≧: : ミ
/ : : : : {三三三三∧三三三三}: : ミ
, : : : :∨`ー──‐' `ー──‐': : : :|
|: : : : ::| ノ( _ - _ )ヽ |: : : :| 俺はネックレスがいいな。
|: : : : ::| ___ |: : : :|
|: : : : ∧ ヾェ三三ェヲ ,': : : ミ 俺の遺骨のネックレス。
彡: : : :∧ ー─‐ /: : :从
彡: : ::| \ イ: : :ミ やる夫君はどっちがいい?
- ──<ヽ ̄ 彡: 彡' > ─── </: : 彡
/ } }: : :{ { /_从
./ / /: : : \\ />、_
/ / /: : : : : : \\ / /: :| |ヽ
./ //: : : : : : : : : \ >─────<ノ: : ::| | \
/ / /: : : : : : : : : : : : : :  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ : : : :∧ ∨ `ヽ
./ / /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∧ ∨ ∧
../ / /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : } } |
___
/ \
/ ノ \ \ やる夫はどっちもやだお。
/ (●) (●) \
. | (__人__) | やる夫は死んだら樽の中に入って蒸留酒漬けになるんだお。
\ ` ⌒ ,m /
(⌒ 8@3 つ、 そういうわけだからスピリタスを頼むお。
i\ \ / ト' ノ プチ プチ
| \ y( シ |ー'
| ヽ_ノ |
| |_
ヽ、___  ̄ ヽ ヽ
と_______ノ_ノ
-‐- 、
´::::::::::::::::::::::::::::\
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::/::::::::::::::::::l::::::::丶
l::/:::::::::::/::::/:::::::::::/::/:::::、:::::l
l::´::::::::/三``ヽ 、 // l::::::l:::::::l
l:/::l:::::l`丶三三三`丶、l:::::l::::::::l かつての中国にもそういう酒があったね。
l:l:::l:::::l `´⌒、 三:丶l::::丶l
∨:l::::l、 /´、 `-` `彳:::::::l 丶 結構いいかもよ。
ィ-----丶丶\`ヽ、ヽ、 亅 /::/://
/ //xxxx丶 丶、 ´ ィ /l://
/ //xxxxxxxx\__  ̄ ´丶 ∨
ィ //xxxxxxxxxxxxx ̄x´xxxxx \、
/ -//xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxl:l 丶
/ //xxxxxxx≧⊃xxxxxxxxxxxxxxl:l l
/ //xxxx_ - +丶 lxxxxxxxxxxxxxxl:l l
/ _、--´ 二=トxxxxxxxxxxxxx l:l .l
/_-‐- ´ / 二 二トxxxxxxxxxxxxxl:l _ l _
/ ィ丶--ィ ̄ ィxxxxxxxxxxxxxxl:l .l l //
/ /´xxxxxxxxx  ̄ xxxxxxxxxxxxxx// .l l f l
丶 _ ´ l:lxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx/ l l l_l l _
 ̄ ̄ l:lxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx/ l /、__ / /、
⌒´ ´ 丶
_
_、rセ7ア ̄: : :.~"''*、
/: :/: :/.: : : : : :.\.\
./: : /: :/.: : : :. :.}: : ‘, ‘:,: :':,
;′ /: : : :./: : : :;: : : : }: :‘,: :.':,
|: :/: : :./: :/: : :/.: : : :.}: : :.}: : :',
| ;′ /: : : /: :.:/: : : :.:;′: : }: : : ',
| |/./: : :,./: :/: : //: : :./^ヽ: : }
z彡;{////,,.。*'"//_、+'” }: :∨
彡: :|/ ,.zzzzzzz彳 rzzzz彳 .|ミミミ
√从 z‐t;;ッ-、 |f弋テ^` |):: }
圦 、| `¨¨´ ij . | `¨¨´ij | ノ マスター、ウイスキーをショットグラスで二つお願いします。
ゝ-{ U | } | |イ
∧. | ` / .| /、
|:: {\ _,. --、 ./: : Y_
/{::: \.\u. ¨¨´ ./;::: : ;ニミh、
.。s≦|ニ|:::::::::::\.\__ / ノ:::::::;仁!ニ}三≧s。.
.。s≦三三王圦:::::::::: 个o。._,.。o个:::::::/三|三!三三三
三三三三三|三E\::::::::::::::::::/|C\::::::: /ニニ:|三!三三三
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!:::W: : : : : : : : : : : : : : 了::::::::::::!
川: : : : : :_: : : : : : : :_:イ ヾ:::::::::::! ウイスキー二つね、かしこまりっ!
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`:! / `ー´ .!i ,'从_
_ミ:, rニェェ= / ー、
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⊂二ニニニ⊃
リペア十一回目「人間椅子をリペアする」
乙
人が聞いたら怖い会話だw
乙!
もう隠す気ねえだろ、ちるのふさんwwww
乙
女犯坊(だっけ?)のAAなんてあったんだ
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