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【ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo】“カワイイ”は、世界を救う! 26

目次

5098 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/03(火) 21:47:22 ID:HCSwFdRQ

ヤーポン法滅ぶべし

ではやっていく



5099 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/03(火) 21:48:35 ID:UZCsSXbo

マイル「俺は生きる……!」


5100 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/03(火) 21:49:14 ID:yknDfme8

華氏と摂氏も混ざると殺意が湧くよ


5102 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/03(火) 21:55:53 ID:T5dmsOxM

わーい
人間の身体に合わせた方が便利なときもあるというのは分かるが、それをネジとかにまでするでない



5106 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/03(火) 22:03:57 ID:HCSwFdRQ








ミ;| : : |:.:|: : ::|: : : |: ; ;:;|/: : : : :/爻爻ヾ;:ミ:く⌒'ヾヾ;:爻爻爻く^: : . .    '⌒Y八小八いて⌒Y乂乂爻爻狄狄狄淡淡淡
ミ/   :|: |: : ::|: : : |;:;:;:;/: :/: : /爻爻爻く⌒: .   ´'ホ爻爻く⌒; : : : .     . : ^Y乂Y^⌒.: : : . :.:.::;.:,:;.:,:;.:⌒狄狄狄狄絲
/    |: : : : |: : : :|;:;:/: :/: : /爻爻く⌒ . :.:.: :.    . : . .  . ;:;.: ∵::.     . : : : : . .y(:;.:, : : : : .:.::;.:,:;.:,.:.:.:⌒⌒Y爻:;.:,
  :|  :|  .:|: : : : |: : :/: :::/゙;゙;゙; : .    . :;';'::.    . : : : .  . :.:;'∵:: .     . :/yくヾ;:y;゙;゙;゙; : : : :゙;゙;゙;゙;゙;゙;゙;∴ : : :}:::::y゙;';'
  |   |   | :|  :|;:;/: : ::|^'^'7; : .     /;';'::.    . ::;.:, : .  . j゙:;.:, : : .    :゙/゙;゙;゙;゙;゙;⌒Y⌒Y⌒;:;:;:i⌒:::::|: : /::::/;';';'
 :|  .:|  :|  :|  :|/: : : :| : :|ミ: :/: .   ′;';'.::.    . :.:.:ノ:.   .;: : : : : i:.    . :/゙;゙;゙;゙;゙;゙;゙;゙;゙;'八;:;:;:;:;:;|::::::::::|: /::::///
 |    |   |  :|  |: : : :.:|  |⌒7~7: ::.   ∵:::|:.    .:'´ |::i:.   . :゙|: :.|:::i:.    . :;';/|⌒YY´: : Y⌒Y|::::::::::|/::::/::/: :
 |   |  :|   | : : : : : |  | /::/|:::::://:|::::::::::|.: :.    .: :|:::|: :\   :i:./::∧:.    ./:::|:::::::|:{ : : :|:::::::|:|::::::::::|:::::::/: :¦: :
 :|   |  |   :| : : : : ;:;| |  |/:::/ |::::::|//|::::::::::|: :/::.   .i¦:|/: ::|: . ::'゙::∧::∨:.    :/|:::::::| \  |:::::::| |::::::::::|:::::/:i: : i : :
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  :| : :.:.::|:;.:, : : : : :|:;.:, :.|.:.:.|::::::::::|:::::::::|.:.:.::|:::::::::::::|.:.:.:.:;::::| |::::::| ',:;.:,:;.:,:;ノ::::::| :|:::::::::::::|: ::|:::::::::::|/:::::::/; ; ;xX爻爻爻狄狄狄
 .:.| : : : :|;:;:: : : : : :|:;. :; |.:.:.:|::::::::::|:::::::|.:.:.:.|:::::::::::::|:;.:,:;.:,:;.j'^:, :::::|  ヾ:;.:/|:::::::::| |::::::::::::::|.:.:|::::::::::::|:::::::xX爻爻爻狄狄狄狄狄
 : ;|: : :;;;:|;:;: : : : : : |;:;:;:;:|:;.:,:;|::::::::::|:::/.:.:.:.|:::::::::::::|:;.:,:;.: ,:゙.:.:.:゙:, :::|   |::| :|::::::::::||:::::::::::::::|.: |:::::::::::::|::xX爻爻爻狄狄狄狄狄狄
 .:;:|;;: : : :\/.:.:.:.: : : : : ;|:;.:,:;|::::::::::|/.:.:.:.:|::::::::::::::|:;.:,:;.:,゙.:.:.:.:.:.:゙:,_|___|_,|__|_:::::|::.:∵∴∵:.::xX爻爻爻爻狄狄狄狄狄狄
: : : |;;: : : : :;:;\.:.:.:.: : : : :|ミ;ミ;ミ;x:::::|.:〈\|:::::::::::::::|:;.:,:;.:,:;>''"´. . . . . . . : : : : ̄ ̄ ̄``''<∴∴∵爻爻狄狄狄狄淡淡淡淡
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:;:;:;:'´: : : :;:;:;:;:.、.:.:.:.:\:;.:,:;.:,:;.:,:;\ミ;ミ;ミ;ミ;>'\;'゙;'゙;'゙;'゙;'゙;'゙;'゙;'゙_______;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:爻爻狄狄狄狄狄淡淡淡淡淡淡
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┌──────────────────────────────────────────┐
│   ――弔いは秦と獣の倣いが混じり合い、オニイチャンが唱えた祝詞によって行われました。  .....│
│                                                            ....│
│   瞬く間に、焼け野原に木々が生え揃い、森が育まれていきます。                  .....│
└──────────────────────────────────────────┘






5107 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/03(火) 22:06:16 ID:UZCsSXbo

遺体が転じたんだよなぁ……って考えるとスケキヨ森とかいうワードが降ってきた。去れ、悪魔!


5108 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/03(火) 22:09:28 ID:kJrv4Qui

生に芽吹く生、死に芽吹く生、そういう命の流れもあろう


5109 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/03(火) 22:09:37 ID:7S8FGx2J

まぁ森は生き物の死体から産まれるんだから多少はね?





5110 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/03(火) 22:10:50 ID:HCSwFdRQ





ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=‐ ''⌒              ̄ニアニニ下ニj^冖ニニニニニニニニ爻X爻Xニニ爻
ニニニニニニニニニニニニ(⌒^'i'⌒   XホX    Χニ(        ,   '        アニ下ニニj^ニニ下ニニニニニニニニ爻Xニニニ爻爻
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ニニ爻Xx⌒}\___                                  。 。       j^ト                 コニXミ木ニニニ
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⌒㍉㍉㍉         +                                                           ミミニニニニニニ
           +                                            \                xホミミニニニニ
                                                       ⌒)\__)            爻X爻xニニニニ
(  メ_レ     。                                          --==ニニニニニ\          X爻x爻xニニニニ
ニメニ〈ノ                                                ⌒¨¨⌒\ニニニ==z- __    Xx爻爻ニニニニニ
メニレ                                                          ̄ ̄ --==ニニ=-   爻爻爻xニニニニ
ニニ〈ノ             y′                                              \⌒--ニニ=-ニニ=-ニニニニニ
ニレ             }/                                                    ⌒ニニ=-ニニ=-ニニニニ
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xX爻X爻xニニ爻X爻X ≫==----‐''"~                                     \    }    ⌒)ニニニニニニニニx爻
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ニニニニニニ爻X爻X爻Xニニ爻X x X Xx,, x ,,           )ニX___)ニX__)ニYニ㍉㍉(ニニニニニニニニニ\ニニニ==--爻xX爻xX爻xX

┌──────────────────────────────────────────────────────┐
│   死体に残る怨念は木々を青々とする養分となり、木々が生ずる呼気として消えていきます。                    ...│
│                                                                              ..│
│   カワイイナイアチャンはもったいないなぁと思いながらも、それに手を出すことはなく、空に昇っていく様を眺めていました。   │
│   この世界で死した者は月に吸い込まれていくのです。 宇宙に昇る月、或いは剣となりし月、或いは北に墜ちた月に。    .....│
│                                                                              ..│
│   それを知っているのは、ナイアチャンただ一柱だけでした。                                        .│
└──────────────────────────────────────────────────────┘




5111 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/03(火) 22:11:23 ID:eeQMp9VB

輪廻転生とはよく言ったもんだ。



5112 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/03(火) 22:23:06 ID:HCSwFdRQ








.        `、  \     |,  ´ ̄           \  \|   /       /
           \      /              ` ⌒ヽ\ /       /
           \ /                       \〈       /
        ___/                /             ヽ',    /
       \___                /       |         ',__彡'゙
           _//        /   /         ノ
          /           //       /        |
            /         ,|  / /     / |          |
.           /         /:|i /___ |     /  | |    |     \
          //       / |/   `|   ,'゙__   八∧  |   「 ̄
        /       |/x=≠ミ  l   /   ̄ ̄  \  |    |
.      < ____彡/   l |《 んiiハ ヾ l | |   ,x≠ミ,  |\|:   |
.         //   八| 、乂_ノ  / 人|     んiiハ ヾ |     |
         ̄/  |   \ `''''''´ / ´     乂_ノ ノ∧    ∨
           |  ∧  ', ̄            `''''''´/ \   \
           |  /  \ \     、 ,     し / /  厂 ̄ ̄
           |/| |:  込 ̄            ⌒T  _彡イ
           |  |∧    |>、   'こ>      イ八 /  l |
.            |  \  ト、|>       ,. <ヽ.ノ   {  l/
                 |  ノ  \`''=≦  /_ノ|     ノ
      _____/|/      \  /  /\  /
    /           \    ∨  /    ̄ ̄ ̄\

┌───────────────────────────────────┐
│   森の再誕に獣の民達は大きく喜び、カワイイの民達と分かち合いました。    │
│   しかし、それを喜ばしく思わない者もいます。                      .│
│                                                    │
│   言わずもがな、獣の妃アプトンです。                           │
│   主たる正律王クラネスがいつまでたっても来ないかと思えば             │
│   いきなりまったく別の国が興り、しかも森まで再誕しているのですから      ..│
│   如何な売国奴でさえ気が気でないところでしょう。                   │
└───────────────────────────────────┘





5114 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/03(火) 22:29:39 ID:HCSwFdRQ






           ',     `、  \      |  |   |   |                         / \
          ', \  \   \    人  |   |   |                    __//⌒\\
           `、    \ ,   ´ ̄ ̄ ̄`  、|   |           ,.  -┬‐::::::: ¨ ̄://       ',
.              \     /            \ ∧        /     |::::::::/::::::: //     | |
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            `¨¨7      /  /      /     \.____/         ///          }
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.           /      |レ 、 人   l l://\\\_____ ∨ \      ///     /     /  /
        ∠  イ  { l、i忙㍉ ヽ | |x筏㍉Т\,> | ̄      /'//|     /     | /
            / { \ハ 乂ツ  | :|/Vzリ ノ |i /    ノ |      /、l//l |   /      / |
          / /\  \    |/       |/∨ /  ,    / ___,// ノ__  /{      /   /
            ⌒^V /  ̄込、〈       / _|/_ /   //  /∧ {  }ノ| 乂____/  /
                |       、 --  ∠ 、l/ )______//  /|/||  (/乂____/
                |        > < >(___/',   , ′_/)//〉 /_//|  /'|  /|
            /}  /         // ミ、::',{  / / /〉''´/l }   l_〈∧./ ∧/ /
                〉  ̄            //     \'/{ ,//__/___,.イ∧   |/〈/_//>
            /           _,.∠=-――</ ̄ ̄\(__//} ',  |    /
                   _,.  く       /      } _}__,.∠  `、八     |
             { ___,,,....  -=ニ|     \     _/      / (__/  /\__ __{_        ___
               ー|::::::::::::_ ニ=┴  '' ¨¨¨¨ ̄       / /}    / \|   \::::: `丶、    /:::::::::: /
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                /          , ――‐=彡∠=-‐T \    / /  //∧       l:/:::::::::::::::::::::::::|
             /`ー―――‐=彡  ,.::――彡 / / /  __l /   / //   | |\    |:::::::::::::::::::::::::::::/

┌───────────────────────────────────────────┐
│   どうにかしてこの邪魔極まりない帝国を除きたいアプトンは                        .│
│   しかし短絡的な措置に出ることなく、きちんとした書状を以て抗議声明を出しました。          .│
│                                                              ..│
│   それは彼女直筆のものであり、彼女が穢多である知識階級の出である証左でもあるのですが   .│
│   彼女の周囲には愚民しか置いていないので、誰にも気付かれることなく                 .│
│   その文書は聖剣の担い手に送られました。                                 ..│
└───────────────────────────────────────────┘



5116 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/03(火) 22:34:55 ID:HCSwFdRQ

























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  |  |  |  |  |/  |:::::::::::∧ ::::::::::: |:::::::::::|
  |  |  |  |  |` ‐'|:::::::::::|―'::::::::::::|:::::::::::|
  |  |  |  |  |===|:::::::::::|=====:::::|:::::::::::|     ……という抗議声明が獣の妃から送られてきたのですが
  |  |  |  |  |( ・ )::::::::::|( ・ )\::|:::::::::::|
―┴―┴―┴―|  |  /ヘ::::::\ u /:\:::::::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |:.    -\::::::\仆:::::::::::::::|     私はなんとすればよろしいか……?
              | rヘ≧=―=≦Y⌒\::::::|::::::::\
―┬―┐      | 乂)....|_____|/...≧s。_:::::::|::::::::::::::\
  |  |―┬―| 「\...ヽ'/,/........|///≧s、::::::::::::::::|
  |  |  |  | 八  \.V⌒ヽ/|_//  }:::::::::::::::::|
  |  |  |  |  |Υ ̄ ̄\ \/   ノ:::|:::::::::::::|
  |  |  |  |  |人{    \,/    /::::::|:::::::::::::|
  |  |  |  |  |/\     \  ′::: |::::::::::::::\
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  |  |  |  |  |........i............|.......\............|\ ::::::::::/
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                          -━━==ミ
                        / 〈[_∧_]〉 \_______           _
               /7ニ二二>‐─<二ニ==ー冖==ニ二 ______>──<二二ウ| l\
    ト、    ト、  /| l   Υ: : : : : : /  }ト、 ヽY  ノ{ト个ー‐‐‐ァ' : : : : : : : l|    | |  \
  ト 〈ハ.  j,ハ/   |    | : : : : : : |l  圦_>j{<_ノ_〉| |  │: : : : : : : : l|    | |    >     放置でよいぞ。
、 {ヘ 〈ハ   レ'{    | |    | : : : : : : |l  / ト}`(ハ ´〈イ^ | |   │: : : : : : : : :|    | |   /  \
ヘ. マヘ 〈ハ´ レ'{_   |_| __人________,ノ__/ /〈ト{YYYケlノ/| |_____乂_________人_>、__〈 ̄〉//     \
〈ヘ. マヘ/〈ハ レ|}_>ク/:::\o\____// /| |\Υ//|  | |\ \__/o/:::::::::::| |γ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.∧
 〈ヘ マヘ 〈ハ_,レ|}:: //::::::::::::ヽ 〉____/ _人/\二/| [/| |:::: \____〉 /:::::::::::::::〈 o〉l  ……そ、そうですか…… (__;)
  〈>(∨∨-}ノ-}〈〈<>、:::::::| |::::::::::/ / /\| 〕〔 |/::::: | 「\:::::::::::::: / /::::::::::::::::::/ /:/ヽ、___________,ノ
    く_}レ┴冖冖x_〉〉/ /::: ∠/::::::::/ //⌒¨¨ \/¨¨⌒ | ∨、\::::::::::\〉 ::::::::::: / /::::::/::∧
    [__,,{__,,}/ {_{{ン二二二二〈 |'⌒¨¨¨¨ヽ{ }/¨⌒∧ ∨\二二二二二Ζ∠二\/::∧     焦れて歯向かってくれた方が
    ∨ \}___ノ|く_ノ::::::://::::∧l|'⌒¨¨¨¨ヽ| |/¨¨⌒∧ l|::::::::\\::::::::::::::::::::::::〔 \二二〉
     7:::マ〈 ̄ | h::/::::::::: /| l|'⌒¨¨¨¨ヽ| |/¨¨⌒ヽ| l|::::::::::: |\::::::::::::::::::::::::〔\   ∨
     / ::: |\丶 | | h ::::::::イ ::: | l|'⌒¨¨¨¨ヽ{ }/¨¨⌒ヽ| l|::::::::::: |::::::\::::::::::: \::〔 \____〉     朕には都合よく呑み込める故な。
.    /:::::::::| ∧ / /:::::|::∨::::| :::: | l| (⌒¨¨¨¨{ }¨¨¨¨⌒)│l|::::::::::: |::::::::::: >─==ミ〔\______〉
   /:::::::::: | |:::/ /:::::丿: ∨人 :: | l|_> . : .:∨ : : . <_ノ| j| ::::: x┴rn<::::::::::::::::::: `二ニ=ミ
.  / ::::::::::: | [/ / ::::::::::::: ノ::::::::::: | l|\   . : .:´ `: : . : . /| j|::/`>─┴()\:::::::::::::::::::::::::::::::::\





5117 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/03(火) 22:35:30 ID:eeQMp9VB

さす朕


5118 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/03(火) 22:35:34 ID:c7r7+8SR

これが理解できなかった「カワイイ」の力である・・・引いていいぞ



5119 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/03(火) 22:41:21 ID:HCSwFdRQ






     _ -=ニニニニニ=- _
  ,.。-ニニニニニニ/  ̄>ニ=- _
_∠ ̄\ニニニニ./ /ニニニ/{ニニ=- _
_ニニ\_ ̄ ̄ ̄_/ニニニ< <ニ=-┘¨  、
: \\ニニニニニニニニニ=- ¨_ 、-:i:i:i:i:i:i:i:i/
: : : ∨\ニニニニニ=- ¨_ - ¨  ∨:i:i:i:i:∠
: : : : ∨ ∨ーr━  ¨   l 〈    l |斗へ  \
: : : : : |  ∨∧ ー--イ  _〉ー-〈  、{ : : : : ',          これで攻める程に愚かでなくとも
: : : : : |.   |'/∧ r‐, 、   >、__u>_ r': : : : : :|   ト、
: : : : : |    !//∧ヘヾハ    ´  ̄ .: ∨: : : : :|   |
: : : : : |    |///∧  ,  >ーr ^ソ ,´r' : : : : : !    | |       最早彼奴には飼い主に泣きつく他に道はない。
: : : : :/    ハ////| { l ヾ:::l777fァァ: : : : : : /     厂 \
: : : :/   _/ ∨//l  | ∨^^`┴'y: : : : : :/    ./ ./    |
: :/ 「 ̄ |  |//∧‐┤ 、 、  l 〈∧: : :/    ./ ./     ハ   おぉ哀れ、実に哀れな。
´   l   .|  |///∧\≧、_\.ヽ l'∧´     //     / !
   .l   .|  l////∧ ``ドニ≧、」/∧≧f∠ヘ ∨  / /
   ./    |\. ! ////∧  | |  `~\/\|ニニ∧ ∨< _/|   捕まえたならば、豚小屋にでも放り込んでやろうか。
  /   /ニニヾ'/////∧. | |    | |∨/\ニ∧ ∨ヘ.   |






      /\::\:|:::〉''"~\_>==――::::::::::::::::/::/::}:}
    ./ヾ  >..´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\/::/:::ノノ\
   / / /:::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\.<:::::::::\
    ヽ/ /:::::::::::::::::::::::: /::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::\::::::::::::: |
      ′::::::::::::::::::/|::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::: |::::::::::::::|
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     ::::::::::::/:::::::/   .|::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::: |::::::::::::::|
   |:::::::::::::|::::`/__|__,:::::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::::::::: |::::::::::::::|
   |:::::::::::::|::::/    И:::::::::::::::ヽ_|___:::::::::::: |::::::::::::::|
   |:::::::::::::|::⌒≧s。.,__、:::::::::::::::::: | \::::::::`::::::::::|::::::::::::::|
   |::::|:::::::ハ  乂⌒ソ⌒\::::::\:::|≧s。.,_::::::::::\|::::::::::::::|     あれでも王家の血筋なので、絶えられては困りますが……
   |::::|::::::|:::} ‐==="  /:::/:|:::::ヽ乂⌒ソ \::::::::::\:::::::::|
   |::::|::::::|:/      //|::::\:::::\==- |::\:::::::::|::::::::|     γ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
   |::∧:::圦     /  \::::::\:::::\し |::::::::\:::|::::::::|     | ふむ? 何か都合があるのか。 |
  ./|/::::∨::::\         \::::::\:::::: ̄ ̄/ ::: \::::::|      乂_____________ノ
  /::::::::::::::::::::/}ト   ____\::::::\::::::: ̄>:::::::::::: |
. /::::::::::::::::::::/  /..//....... |\   /....\::::::\ ̄::::::::::::::::::::|     ……そういえば、まだお話しておりませんでしたね。
/::::::::::::::::::::::{ {/..//...........|  }   /............\::::::\:\:::::::::::: |
::::::::::::::::::::::: { |..//............ |二二/.............//..\::::::「 ̄::::::::::::|





5122 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/03(火) 22:49:51 ID:HCSwFdRQ






                              /⌒\    /|[
                      |\       /:/     )  // :: |[
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                      |.:::::::::::}}  . : ''^~ ̄ `~"''~ ,,:::::ノ^
                 八::::::::.:://i:i:i:i:i:i:\i:i:i:i:i:i:i:i\i:iく
                 ][\/i:i./i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\i:i:i:i:i:i:i:i\/,
                      「 |/i:i:/i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|V/i:i:i:i:i:i:i:i:/,
                     | :|i:i:/i:i:i:八i:i:i:i:i:i\i:| V/i:i:i:i:i:i:i:i:i/,
                     | :|i/i:i:i:i:|  \i:i:i:i:i:i\ \i:i:i:i:i:i:\/,
                     └|i:i:/i:i:i:i|''^~ ̄:i:i:i:i:i\\狄、 i:i:i:i:i:\ 、
                       |i/i:i:i:i:i:|_xぞ㍉\~ ,, ┘ ≧=- :i:i: )_ノ        ……月光の聖剣が国を護る至宝ならば
                       |八i:i:i:i:i|: Vツ  \i:i:`~"''~ ,,__彡``~、、    ノ
                       | |∧i:i:i:乂__    _\i:i:i:i:\i:i:i:i:i:i/∧`^''冖冖''^´
                       |八∧i:i:i:i込、   ´   ``~、i\、i:i:i/∧      )     それを用いて国を安堵するのが王家の巫女なのです。
                    / ./ ∧i:i:iV/ ≧s。 _ / |i:i:i``~、、:i:i___彡′
            .ヘ       /i:/i:∧i:i:iV/i:i:i:i]/ ̄~^''i|__i:i:i:V/i:i:\\
       ┌ <⌒\\r㍉  ./i:八i:i:i::\i:\_ノ ̄〉_/^|   }ー-=ニ⌒ \\        本来は、ですが。
       /^\\i:i:レ:/.: /i:/i:i:i:_ - _、<⌒| //⌒>i| /ニニ\ニ/ニニ `^''冖冖''^´
      ./i:i:i:i:i:Li:L/:i/  ./i:/i:i:i/_、<⌒ニ/|://_/i:i:i|/ニニニニ//ニニニ/∧
      ./i:i:i:i:i:/i:i:i:i:ノ  ./i:i:i /=ニニニ/.::/ ̄/.::/⌒ニ=- _ニ/ニニニニニニ}
     〈i:i:i:i:i:i:┌''^´  ./i:i:i /√ニニ/.::/  /.:::: /ニニニニニ/_/ /ニニニニ=|:,
      |i:i:i:i:i:i:八     /i:i:i:/ √ニ/.::. /   /.::.: /ニニニニニ/_√ニニニニニニ=|∧
     _[冖''^´ .L  ./i:i:i:i:|=√ニ/.:::::/    /.::::::/ニニニニ/ニ{ニニニニニニニニ|i:i/,
   / [  ̄__ノ ∧//i:i:i:i:i:|.√=/.:::::√  √.:::.√ニニ/ニニニ:|ニニニニ\ニニ|i:i:/,
   (''^~ ̄.ニニニ/∧i:i:/i:i:i:|:|:ニ/.::::::√   √.:::.√ /ニニニニ 八ニニニニニニニ〔_i:i/,
    V/ニニニニニニ/∧i:i:i:/ |:| /.:::::::√   |.::::::√/ニニニニニニニ〕ニニニニニニニ〔_i:i:i/,
    V/ニニニニニニ/∧i/-.:|:|√.:::::√   :|:::::: |/ニニニニニニニニ_〕ニニ\ニニニ〔_i:i:i:i:/,
     .V/ニニニニニ=/∧ニi|:|:::::::: √    :|:::::: |ニ/ニニニニニニ=/|ニニニニ丶ニ〔_i:i:i:i:/∧
  ./i:i:V/ニニニニニ/∧/=|:::::::::√☆ _.:|:::::: |=|[ニニニニニニ/:i:|ニニニニニニ〔_V/i:i:i/∧
. /i:i:i:i:i:i\ニニニニニニ八=|::::::.√\/ |:::::: |=|[ニニニニニ./:i:i:|ニニニニニニ〔_:iV/i:i:i/∧
/i:i:i:i_、‐''゛i: \ニニニニ /=√:::::|\_//::::::: |=|[ニ=-ニニ/:i:i:i:|ニニニニニニ〔_:i:iV/i:i:i/∧
_、‐''゛/i:i:i:i/i:i:i \ニニニ/-:√.::::::\_./.::::::::√:|[ニニニニニ〉:i:i:i|ニニニニニニ〔_:i:i V/i:i:i/i:\
i:i:i:i /i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i\_/ニ√.::::::::::::.><:/::::::::::√:《ニニニニ /:i:i:i:i/ニニ ̄\ニ〔_:i:i:i:iV/:i:i\:i:i\
i:i: /i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i/ニニ√.::::::::::::[(^)]_」L∟L」_/,ニニニニ{:i:i:i:/ニニニニニニニ/.i:i:i:i:i:iV/:i:i:i:i\:i:i\







                ,ィ巧三三会x、
               ,ィ巧三三三三三ニ会x、
            .,ィ巧三三三三三三三三三会x、
           ,ィ巧三三三三三三三三三三三会x、   _
          //7`~゙气三三三三三三三三三三三>´:::(
         .//イ  i  /`~气三三三三三三三ア::::::::::::::::::::::
        /// } ヽl l/ ,zm、ヽ~气三三三三7::::::::::::::::::::::::::
       .///,∧_ヽ、!! l_ノo炒´ ∧V气三三 7::::::::::::::::::::::::::::     ふーむ、つまり王族がグズグズに腐って
      _//////ィ芍ア/´`¨¨´ヽ / /////::/ニイ::::::::::::::::::::::::::::::
    ア( 〈/////∧, ゝ、´ /7´/ l////:::/ニ,'!:::::::::::::::::::::::::::::::
    /:::::::::::\////.∧, `__,、,vィi7ヽ V//.!:::lニl:∧::::::::::::::::::::::::::::::     お前をボロ衣にした売国奴を産んだが
   l::::::::::::ア、-‐ ¨ア/!l、lャャvlノ、! ,ィ.//!:::lニl:::::∧::::::::::::::::::::::::::
   l:::::::::::}ヽ,ィ-イ/:/:ゝヽ¨¨Y´ /ノ/// !:::lニl:::::lヽ ゝ::::::::::::::::::::/
   〉:::::::/ /:::://// {.∧   ///// l:::::lニl:::::l >ヽ.>s、::::::::/      彼奴の血こそ本来は国に森を興す秘奥であると?
  / ヽ/ヽ/:::/://_!.  V/}___///  .l:::::lニl:::::l/ ∧ ヽ===={
 ./  ./ ,!/¨¨V´ Y .V////    l:::::lニl:::::l. ∧ ヽ、    ,>
../   .{- ´__ イヽ|  l!/ ̄ ̄|      .l:::::lニl::::::l三心、 ¨¨¨/三      どうなのだナイアチャン。 そこんところ。
、ヽ  ∧´ ̄ _ /| .//     |     l:::::lニl:::::::l三三三三三三
. ヽヽ'! 〉´¨ ̄ Y/¨ノ!     |    <l:::::lニl::::::::lヽ三三三三三ニ
\.//! { ヽ--< |イ /\_ィ |,。s≦´ .l:::::lニl:::::::::l \ヽ三三三三
.///! |ヽ ゝ-<´|| Y    /    l:::::lニl::::::::::l  >、\三三三
////! .|l心zィノ  || ノ    ∧    l:::::lニl:::::::::::l /  \\三三







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    / ̄|  |  \__/ }/ / / /⌒ヽ、>
   ./    | /.{      / / __/ /   |
   {    /|  \   / {/   ./    .|
  ∧   /::|    /⌒ヽ{  ′  /     |)\
  /ニ\_,|::::|\//\/\__/|\   _ -ニニ\
 .{ニニニニニニニニ7三o三|\|__/ニ|-=ニニニニニニ}
  \ニニニニニニ/::{   :|‐ニニニニニニニ|ニニニニニニニ/
   \ニニニ |::::{    \ニニニニニニ/ニニニニニ/
     { ̄ ̄ \:\__ノ::|ニ\___/ニ\ニ/
      ≧=―‐}≦⌒≧==={ニニニニニニニ\}
       ニニニニヽニ/\ニニ\ニニニニニニニノ
        ニニニニニ}´ニニニ\ニ|\ニニニニ/





5123 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/03(火) 22:57:08 ID:HCSwFdRQ




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        !i !|      ! i ! i !i/   /´| l |     /|     |  |
        !i  i       :: |    |/ 从/l/ /  /、|     |  |
        !   i       ; | |  ,ィ灯ぅx// ̄ ̄ |     |  \
        !           |ハ  |  しソ    ⌒ぅx,|     |  /|⌒
        !            | 从'''    '     (:.ソ〉  /  |. / \     これはオニイチャンにしか教えてないけど
        !     ( \    /´)〉「         '''<_/ /|/ |\__>
        !      \ \____/ ./ 八  乂 フ  <__/  | \
        !       「 ̄\  |⌒) }ト   ___   イ/  /|∧ 「 ̄ ̄      特別に教えてあげるね?
        !       「 ̄\_) |<ノ)ノ―ノ|__ノ{. /   }ノ
        !      く ̄>┘ /´    |/^|    \{―― 、___
        !       >`___/ニ、/ /':::// .|__/       \ニ}
              _-/  ハニニニ\/:::/oヽ/:::// ̄\ ___ノニ\
            _ -ニニ|  /:i:}ニニ‐/>==―.__〈/ ̄ |ニニニニニニニ/、
            ニニニニ\/:i:/ニ/::/   /::::|ニニ〈/ ̄  |ニニニニニ/ ̄ ̄\
            ニニニニニニアヽ/'::::/  /::::/|ニニ└'7~ |-ニ≧<\/ ̄ ̄`〉
            ニニニニ/八::{ {:::{   {:::::{ .!ニニニニ乂___ノ /ニニニ} ̄ ̄ニニニ\
            ‐  ̄     ≧=― - 、{:::::{└''" ̄/ニニ{_Уニニニ/ニニニニニニニニ}
                    {ニニニニ≧=―=≦{ニニニ〉\ニ/ニニニニニニニニノ
                     \ニニХΥХニ/ニニニ}ニ=――――  ̄ ̄
                     ノ}ニ/三\ニ{ニニニニ}ニニニニニニニニニニ=- _
                 __  -=ニ∨―――\ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=-ヘ
               /⌒Уニニニニ/|:::::::|   |::\ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/\
              「\ /ニニニニ0/: |:::::::|   |::::::::\0ニニニニニニニニニニニニニニニ|/´|
┌──────────────────────────────────────┐
│   彼らが住まうこの星をナイアチャンが創り出した時                     ....│
│   ナイアチャンは月を4つ創り出しました。                            .│
│                                                       .│
│   人間どころか生命さえ生まれていない、まだどろどろの溶岩球だった頃の話です。   │
└──────────────────────────────────────┘





5126 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/03(火) 23:05:02 ID:HCSwFdRQ





                               fi
                               ||     _    fi
                               ||    /:::::::V   ||
                    .           」{     {O::O}   ||   ___
                              /::\_.:::┘::::::└- 、 ||  /:::::::ヽ
                             _{:O::O:}:::::::::::::::::::::::::::::v||_ノ::O::O:}_
                      〈 、    ,ィ彡:::::::::::::::::\::::::::::::::::::x::::}||:::::::::::::::::::::\
              .         ∧∨ 厶=x::::::::::::::::::::::::V:::::::::::::}{:Ⅵ|:::::::::::::::::::∧:::v
                       ∧∨}:O::OV::::::::::::::::::::;ハ/〉:::::/ Vハ{!::::::::::::::::/ . ヾ::'
                       ∧V:::::::::::::\::::::::::::::/://ハ:::{. . vハ::::::::::::::/. . . . }:}
               〈ヽ      /::::::::::::::::::::__::::\__::/://:}:::}::∧. .}}::|::::::::::::i{ . . //. :
              .  \\. : : : /::/^V::::::::/⌒Vハ:::::V/x=く::::::::∨:}:|::::::::::::廴/:/. : : .
                . : \\ /::/ . .∨:/:O::O:Vハ_:///::::::::Vハ :::V::|-―-x::::く : : : : : : : . .
              .   . : : : \\{. . . .У:::::::::::::::::::://ノ:O::O:Ⅵ::::::Yト, : : : : \:ヽ: : : : : : : : . .
      |::\                      /:::::::::::::|//:::::::::::::::::::::`ー-::tL{ : : : : ./:::/ : : : : : : : : : : . .
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       \__/                 ニ    \
         /     .|        |        -    |
        /      |        |          -   |
           |  | ∧      | \    |    -   \
        |   |  |         | ̄ ̄\ |   -     \
        |   |  |/ 、     |    .}/|    |      \__
        |     \|   \  /|/ ィf斧示㍉   |    \___/
       И     ,ィf斧ぅ示\{   乂⌒ソ/   |     \_
        |     \乂⌒ノ        ""/ /  /    \__/
         \「\「 ̄"""   ′     // |/   ∧/\|
        _ノ }\ 公:.    、 ノ   /  /}.ハ/∨
         ̄  / ̄ ̄≧s.,_ / 〉   ィ/  / \
          /  /|/   / /  ̄\__| /  /\___                /,⌒
          |/    / \/ ̄ハ{/  /      \         / /
              /  、\)__/ /::\/{            \       /   /
             / /\_)┘/  |:::::::|  \   、 __ -=ニニ}       /   |
           __/___/ /::/_-_ j::::::ノ__ -=ニニニニニニニニニ-_、    |    |
           {ニニニニ}/ニ∠ニ゚ニ=-「ニニニニニニニニニニニニニニニニニ}    |   \
           {ニニ//::/  /::::/ |ニニニニニニニニニニニニニ=‐  ̄..\   |      |
           ‐==∨:::::/  /::::/  \ニニニニニニニ=‐  ̄、................/   |      |
             ニ/ |::::|   {:::::{  {:::::\ニ=‐  ̄ニニ|  ∨__/ニ   |      |
             { |::::|   {:::::{  {::::::{  }:::/ニニニ.|    ニニニニニニ ノ     |
             八 |::::|  :. {:::::.ヽ {::::::{   j:/ニニニニ|     ニニニニニニ     /
              \_l__ノ⌒≧=――‐=≦ニニニニニ| / ̄ ̄ニニニニニニ    /
                 ニニニニニニニニニニニ/ニニニニニ|/      ニニニニニニ /
┌───────────────────────────────────────┐
│   過去のカワイイナイアチャンは、魂泥棒がやって来る可能性を危惧して           │
│   月という魂の容れ物を作ったのです。                                .│
│                                                         .│
│   その容れ物に死した魂を放り込んで、折を見て地上に還元することで           ....│
│   地域活性化を図ろう、といった塩梅で、星を取り囲むように月が生まれたのでした。   ...│
│                                                         .│
│   まあ、マジメにやったというよりは、10億年ほどヒマなのがわかっていたので       ...│
│   手慰みにこねこねしていたのですが。                              ....│
└───────────────────────────────────────┘



5128 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/03(火) 23:06:20 ID:bcEjMYcs

一つは剣(おもちゃ)にされたし、複数作っててよかったね


5129 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/03(火) 23:07:15 ID:gSMxAVv/

エグザイルしてて草



5131 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/03(火) 23:14:25 ID:HCSwFdRQ





            |:::::::::::::::\    _   -――‐-<⌒\::::::::::j::|
            ∨::::::::::::::::::ヽ  ´ /   ``丶   丶、Yヽ:/:/
            ∨:::::::::::::/  /          \    丶j⌒\
              \:::::, ゙   /              `、    \厂
                冫    .′               `、    `、
              /                      `、    `、
                /    / .|            |  ハ      `、
.               /    /  |            |\        `,
            .′    i  ∧     /  /    ̄厂` ∧
            |  i   | .// ̄` /}/}  /}∧/  j/  ∨    ハ
            |  i   |/ ∠厶/  / /  jI斗劣ミ,__ヤ    |
            |  i   |  jI斗劣ミ∠/    弋::ン 厂 | i   八
            | .八   八く{ 弋::ン         //// / ,  /  \_
             八   \   \_ ///    ′     __/ / /  |⌒´
               }  i  >‐<_     _,r、_  _>  / /  八__,ノ〉
               ∠/  \    ∠ノ〉   `| 〔  \___/ /  ___/
        〈\_/ .八   \___,,xく     j |    //   / j  √
           \___/\       ∧>  ,′j ,、イ  .{  /  ./ /\
               ∠_/}∧\   .|∧  厶斗--、{\八 ,゙ ∠/`⌒
                  ∠/∨  |  ∨   ̄\ |¬ト Ⅵ\
                __,,  '’}  /  /    ̄\j┘ |   \⌒
               、 ``    ∠/ヘ /   厂7┘  |_,,.   ̄``丶
            , ゙           ┌<フ    j イ \ 八          \
             /          √i:i:i\__/i:i:ハi:i:i:i\__〉           ‘,
          ′            √i:i:i:i:i:i:i: ̄ ̄/i:i:i∧ \            |
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            |::::/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/八iIiIiIキ: : : : :√IiIiIj : |iIiIiI|: : |Iリ::|
           ∨i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ : : ∨iI∧: : : √iIiIi/: /iIiIi/: :/イ::::|
┌────────────────────────────────────────────────────┐
│   カワイイナイアチャン曰く「矮小で愚か、自身の体感する法則しかわからない、カワイイカワイイざこざこ人類」である  ......│
│   読者の皆々様に解説すると、この宇宙の天体は地球と同じ法則を伴っていないのです。                   ...│
│                                                                          ......│
│   月は魂の容れ物であり、引力を司るものであり、それでいて星に悪影響を与えるものではないのです。            .│
│   なので有事の際にはカワイイナイアチャンに力を与えるパワーリソースであり                          ..│
│   他の神性が魂をちょろまかそうとすることができない金庫でもありました。                             .│
│                                                                          ......│
│   「銀行口座は多い方が、確定申告の時に便利だよね」というのがカワイイナイアチャンの言です。             ......│
└────────────────────────────────────────────────────┘




5132 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/03(火) 23:15:44 ID:VRn7DGo/

(便利じゃ)ないです


5134 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/03(火) 23:18:49 ID:b8HISml2

税務署の方から来たニャルに気を付けろ......!



5135 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/03(火) 23:23:47 ID:HCSwFdRQ




              ヽ.:.:〈      \:::   :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,yミ小小狄狄狄狄狄狄㏍㏍絲絲絲絲絲
               ⌒\       :::   :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:⌒>从小小狄狄狄狄㏍㏍㏍絲絲絲絲絲
                  )       :   :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:⌒)ミ从从从狄狄狄狄㏍㏍㏍絲絲絲絲
'"~~~~"~~⌒丶,         (,_     ノ:   :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:⌒V⌒⌒⌒>l狄l狄㏍㏍絲絲絲絲
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:(          \)    ⌒::.   :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,、,、,、,、,、,、,、y狄狄㏍㏍㏍絲絲絲絲
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.``ヽ、                 :.   :.:.:.:.:.y从从从狄狄狄狄狄㏍㏍㏍㏍㏍絲絲絲絲
く⌒¨¨¨¨´´ ̄`丶.:.:.::ゝ、、             :.   :.:.:.:.:.:^刈l狄l狄狄狄狄㏍㏍㏍㏍㏍㏍㏍絲絲絲
.:.:.:`¨⌒ヽ    (.:.:.:.:.:.:.:.:.:`¨⌒>        厂:.  :.:.:.:.:.:.:.:⌒>ミ爻狄狄狄狄狄㏍㏍㏍㏍㏍㏍絲絲
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:、   `丶、.:.:.:.:.:.:.:.:乂       ノ、.:.:.  :.::.:--、(ノ⌒>从从狄狄狄狄㏍㏍㏍㏍絲絲絲
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ      ).:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:``~、、    ).:.:.:  :'゚´  ⌒>.:.:.:.:.:.:.⌒""゙^⌒⌒⌒狄㏍㏍絲絲絲
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`¨⌒\(.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`¨¨¨´,.--::  :_,,..ノ⌒.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_,、,、,、,つ㏍㏍絲絲絲
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  ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ\.:.:.:.:.:.:.:⌒'ー‐‐'′:.   :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::⌒つ从ミ狄狄㏍㏍㏍絲絲絲
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{;;:;;};;:;:};;::;:;:;{: :∨ |: :\爻爻爻爻爻x: : . .           : :     ⌒Yミ小㏍絲絲縱縱泌逖綴
^\//;:;:;:;:ノ:: : |:  |: : : ̄ ̄\爻爻爻y                   _,、ッ狄狄㏍㏍絲絲絲縱縱縱綴
:;:;: : :\//{_:: :ノ   |: : |/;;::ノ   |〉爻爻爻xミ、    _,,.. -‐ '' "´"'ーツミ狄狄狄㏍㏍絲絲絲縱縱縱綴
:\::;:  ∨:{;:;:;: k  |: :ノ ̄{: : : :|:\─‐rくミ;ミ;ノv_、‐''゛.:;'´: : : : : .:.:.:: : :.:⌒ケホ⌒>y(⌒狄l狄l㏍縱縱縱綴
:::;ハ:::  ∨\//:::: |ヽ,::;;;:: ヽ: : :|: ::|:: : : |: }y(;:ミ:ヾ;:x: :ノ.:.:.: : :.:, '´.:.:゛:, : : : .:.,、、yyyミ狄㏍統絲絲綴綴綴
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                         }:\
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          \:::::::::::::::::::/   |           \\    \/
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           |  |     |      ⌒|\||  | (⌒⌒)
           |  |  | |/⌒ }   }从   .|  | \/
           |  |  | |   )ノ∨lノ ィ:ぅ)灯  | \
           |  |  | |ィf:て.㍉   乂ツ /イ |、 ̄
            八 |   \|ノ{乂ツ     `""/イ|>
            )ノ\ \≧=ー""  マ  ノ /⊂⊂ヽ
               }  ノ\  ̄ト.   ____// ̄⊂`}
           </)ノ )ノV\__/|―‐/   .ノ´ノ
                     / \   } ∨/ ̄ ̄\{:i)ヽ
                    /    \__/  /ニニニニニ/ニニ|
             /       |:::|  |::|。}==xニニ/ニニニ〉
                {    \  _. -ニ|::| |ニニニ\|ヽ==ヘ
                 \    _`ニニニニ|::l/ニニニニ/ヽ Vニ_
              {:i>''~ニニニニニ_|/ニニニニ/}::::} }ニニ}
                \ニニニニ/.../´ニニニニ/ ノ::ノ .ノニニ}
                \_/{.......{ニニニニ/‐=≦ニニノ
                   ノ´\...{ニニニ/Ycニ|
                   -=ニニニニ≧=≦三人三|
             -=ニニニニニニニニ\三/⌒\-_
             -=ニニニニニニニニニニニニ}/:::|  |::::| \-_
┌──────────────────────────────────────────────────────┐
│   星が冷えて固まり、シーモンキーのようにテキトーにバラ撒かれた原形質が進化して                        ....│
│   豊かな森や海を形成し始めた頃、カワイイナイアチャンは知性の碑文(要するにモノリス)をバラ撒いて様子を見ました。   ...│
│                                                                              ..│
│   その影響でサルが地上人に、タコ・イカが海底人に、そして鹿や狼が獣人になる頃には                       .│
│   カワイイナイアチャンは知性ある地上人に目をつけ、そしてオニイチャンを見つけたのです。                     │
└──────────────────────────────────────────────────────┘



5136 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/03(火) 23:24:43 ID:lS/PPl3w

長い付き合いであるなぁ



5137 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/03(火) 23:31:51 ID:HCSwFdRQ







               ,    {
       )h. )!     ((    ハ
       }/{ ((       ㍉、,,ィiア
       ⌒寸ム    / ,ィア^ ,、、
          ミ/ツ  ノ_//、、,ィア⌒
         {`ヽ/{_/)ア"´
        /´/〈(ァ'〉  ̄``''~<、、__
     >'"    ミ / \汽    ,ィ´`''<
   ,,、ィ⌒''~~''二¨`{ハ /  \V''´―- 、   ``~、、,,_
  守ア_ ‐''"WWツ ', ´ wァ''´ }     `'' 、、     ``''~、、
    `ヽ、`¨´、丶、ァ'''' |   |   }l    l     ヽ''"^´⌒ヽ`⌒ ``≧=-、、、、
      `⌒´  /  /,'  .ハ/| 川   }l.  / |          \    \
           , {}//  |/  }/  |l  /  /  |l     川      \
             l  〉 |   l    V    /  /}l 川ハハ  }l        \` 、 ̄ニ=-
             l  |. |  }    }ハ ∨V /   八 /  } ハ     \
.            {xx.} |/~~.    { V ハ.  {ヘ二ニ=-./\   レ′ヘ     \  \ ̄
.           }_{      /\― ハ { {―  /_  ―――==     \  \
                      / \― /Ⅵ. |⌒ヽ.|\>''´ ',<        ',\
                  {>― /    |>''´|  ヽ',  ',  ', '/} |.     ', \
                   /  /      |-=ニ.|、-=- ヽ  ',  } '/ /     ',  ',
               / ゝ‐/.      | . \| ヽ<=-ヽ ̄ ̄
             r―< ̄ヽア__>'''"´乂 }   \// ヽ ̄7ニ=―‐ 、\
                \:::、:::::::〈 { { <ヽヽヽ^ヽ_ソ >''" `h、/ / ∨_/__⌒ .ノ  \
     ____>'´ , へ::::::::<_ゝ=――''"{´  `ヽ } } }  `h、 `寸 ヽ  ヽ.   \
 ,,、≦三=‐''´  ゝ.イ            廴__ノ__、、<.     }!   〕 .}  /.    \
-=―''⌒''ーァ _ノ                         // =-//  〉
       //                           _/ ̄ ̄´ 乂ニ/―''"⌒
                             (r~>''´ ''"  }
                              ア´ / ノ~'゙
                              ⌒ //

┌────────────────────────────────────────────────┐
│   オニイチャン達がわちゃわちゃやっているところで、獣の祖達はまた違ったわちゃわちゃをしていました。     .│
│                                                                     ...│
│   自分達が崇め奉っていた月にもっと近付こうと、秘術を模索していたのです。                     .│
│   そしてその秘術はいつしか昇華する中で目的を見失い、遂に「月を爪に宿す」秘術となりました。          .│
└────────────────────────────────────────────────┘




5138 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/03(火) 23:38:27 ID:HCSwFdRQ






                 _____){  ,   __  く^V
                  ⌒\ {/て____) |_____}_|_ノ人_
              「(_____ノ     Y  _ノ::| _)    )¨¨
                  \_____ノ} / ̄}_ノ::::::|(___ノ⌒Y⌒¨¨¨
                      ⌒V   }_ノ:::::::|/〉 Л{__..........................
                       ____ノ__彡::::|/ 广/⌒>‐‐‐‐‐=ニ三.......
                    _____ノ___/⌒\|イ--=≦⌒≧=-------...........          ______,
                    |「 Υ____ノ⌒::::::::::::::::{⌒¨≧=--------............        / ̄ ̄
                   (___ノ⌒¨7( \____:::::____/ ):.:.:)   Y⌒¨¨≧=----............______/
                 ____ノ(.........人..\______}:{_____/(:.:.:(  人_____........................./{________.......
               __/:.:.:.:|F⌒.:l{(\_____}::::{_____/):.:.从(.......Y⌒¨¨≧==--く________{____________________
             _/:.:.:.:.厂Υ .:.:|{_\___{:::::::::}__/:.:ノ:.:.:.:YYノ⌒}.....................................\______/ ̄ ̄ ̄\__
             ___/:.:.:.:ノ  |{__:.:|{_:.:.:.:{::::::::::::::::}:.:イ:.:.:.:.:ノ从  (......((..........._人_................Y⌒
            /:.:/   八:.:.:|{___:.:人::::V::::人:.:.:|:.:.イ:.:/  )   ).....))...........Υ....ノ⌒≧廴__........
            __/:.:/      \厂 :.:.:.:.:}::::::{:.:.:.Y⌒ン:ノ  (   (.....((.....).....ノ⌒\_.......《........\___..........
           _____人_(           \:.:.:Υ::::::::::::::::::|      ノ   》ノノ..(.....(____   (.........Y⌒¨¨¨¨\..........
         //⌒   \         ̄}|::::::::::::::::::::|         《 (⌒¨YY......|⌒|¨\.....|____      〉.....
           | / ̄ ̄}}       ____/:.\:::::::::::::ノ\____           ノ人/⌒   、.....八_______,
           | {_ノ) くノ    ノ)/:.:.:.:.:.:.:.:.-‐}::::::/‐-:.:.:.:._ノ\            /   人  \..〈 ̄ ̄
         \__ノ)     火゙:.:.:.:.:.:.:.:.:__/⌒| ̄|⌒\:.:.:.:.:)__ \        / /   \   \.........
               ̄     广 ノ⌒:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|  |:.:.:.:.:.:.:.:.:.(__   ,ハ      { ( \___}   |......
                 {  (:.:.:/¨¨⌒7:.:.:.:./ │:.:.:.:.|⌒\______ノ      \)     ̄|   |.....
                   ̄ ̄  ____/:.:.:.V   ∨:.:.:.:\___            \_________ノ   丿..
                    (_(__(_(__/     \__)_)__)_)              ̄ ̄ノ //....
                                                ー─==</´....


┌─────────────────────────────────────┐
│   月光を宿した爪や牙はとても強く、しかし受け継がせることができません。     ......│
│   なので獣の祖達は自らの子孫にそれを継がせる為、爪を刃にして束ねました。    │
│                                                     ...│
│   それが月光の聖剣のはじまりです。                             .│
└─────────────────────────────────────┘



5139 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/03(火) 23:43:47 ID:lS/PPl3w

他の種族も大概わけわかんないというか凄いというかヤバいことしてるやつ
偉大なのはオニイチャンだけではないのだ


5140 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/03(火) 23:44:52 ID:VprKOZxA

この世界の月光の聖剣って生物素材だったのか



5141 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/03(火) 23:47:06 ID:HCSwFdRQ





                 _  ,,、、、、、             , ’
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          {ニニア㍉ /レ:::::::/ニニ>'゙ニニニニニニニニヘ≦_   }! ( )!
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          /::ヤ:::,,、ヘ:::::彡:::::::::::::::::::::`ヽ-=ニ  ,イ⌒,ィ=ミxイ / / / {ミ、
            /:::::::ハ!ヾ〉ソ从::::::::::::::::::::::::::::::V`ヾ彡,ィ -=ミ   /       {⌒
          く:::ゥノ ノ:::::/ ,イ:::/ハ:::::}//>' ハヽ // //⌒ヾ / ハ⌒ヽ  人
            `´ くニ彳_,イ::::/イ::::ハ::}从 从 ハ/ /、ハ  〃         ,イ从
            ア::::::::::::::::::ア  ヘ从乂( 从/ / ./^'}  i{   /.   /人(ミ
             ,イ::::::::ァ―'''"    { { 乂Y ,ィイ / / 从   i{   /(从爻ミ
.         _r‐=彡:::::::/           乂≧=-〈_, イ ,イ {   Y    /从ヽミ
.        彡:::::::/::::::::::廴         }Y⌒V´  ,,,イイ 从  ハ.   /イイ //
      ノ/:::::/:::::::::::::::::::}           {⌒ヽ八ァ'"   ,ィi{  レ'   l{彡イ ヾ
    ,ィ:::,イ:::::::::::/´ ̄):::}        ゝ_ ヾ廴,,彡ィ:::::八 {/}! l{ /{  }!
   }::/ }::::/     /:イ                ⌒ヾ:::::::::::,ィ  ∥ li//ハ ,メ
   // /ハ:::{    ''´           ,ィ⌒ヽ、,,,,ノ,ィ´    ∥ /ヘ//ハ
   }:} ,ィ:::::ヾ}彡彡彡彡-=彡       /  ,ィ⌒      / /_ -――''''"′
   )! /::::::::::::'{::::::::::::::::::::::::::::::::イゝ彡ィ,,,,,,/  //     /  ,/  イ´ ̄ ヤ/ハ
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   气:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::从    /:::::,イ  ,イ´ニ=- ´ イ`ヾ }/リ
    `''ミミ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,イ:i:i:',  /:::::::,イ  /    ,イ  )ソ ソイ/
       ``ミミ、、、::::::::::::::::::::::::,,ィi:i:i:i:i:i:i:} i{::::/ , イ   ,,ィニ=-ミ -=彡 /
            ⌒ヾ;;;;;;,ィi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:} 从//  , イ__⌒ヽ_ヾ、、 ,イ{
                  >''i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/:i:リ  /,イ´ 二ニ= ―― -=ニ二 ノノ
            ,イi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:,イ:i:i'  ,/ア ,ィニ=- ''"´ _/⌒  ,ィイ
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        ,,ィi:i:i:i:i:i:i:,ィi{i:i:i:i:i:i:i:アi汽:i:i:i:i:i:{:i:i:i:i:乂ニ彡イ,ィ彡三ミ=- ノノノ
     >''^气i:i:i:i,ィi{i:i:i:i:i:i:i:i:iア'"  }!:i:i:i:i:iハ:i:i:i:i:ii:i≧x、<三ミ=-=彡'ィア'',
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  / ,,;;;;;ア´ /( Y   {i:i:i:i:i/  ,,;;;;;;;;从:i:i:i:i:i:i:i:i:i:≧zzzzzzzzzzzz、、、    ,}
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|,;ア/ /,,,,;>'´      /,,;;/        ̄ ̄      ⌒ヾミ二ニ=―
┌──────────────────────────────────────────┐
│   月から少しずつ掠め取っていった青ざめた刃達は                            │
│   諍いが起きる度に強き者の手に収まり、そして束ねられました。                    .│
│   足りない分はまた月からかすめ取り、とうとうひとつ、月がなくなる程になったのです。        .│
│                                                            ....│
│   そうして最終的にひとつに束ねられた剣こそ、ルドウイークの持つ「月光の聖剣」なのです。  ......│
│   これの余りある力を、秘術を持つ巫女を通して歴代の獣の王達が利用し               │
│   この地に生まれる獣がより多く、より活力に溢れるようにしていたのでした。              │
└──────────────────────────────────────────┘





5143 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/03(火) 23:49:36 ID:lmqZRB1F

金庫に貯金していた魂がかすめ取られたナイアちゃんUC


5144 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/03(火) 23:50:28 ID:Ha4+M7xD

オニイチャンに気を取られて気づかなかった!



5146 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/03(火) 23:56:01 ID:HCSwFdRQ








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    ∠__ノ    ̄ ̄ ̄|三<⌒V::ハ::〉  「 ̄\_|
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                  | | |└、_______ノ.......|
┌───────────────────────────────────────────────┐
│   それに困ったのは作った当人であるナイアチャンです。                                 .│
│                                                                   .....│
│   矮小なる人類達に掠め取られるとはニャルの恥ですが                               .....│
│   元々恥知らずのニャルとは袂を分かったのですからどうでもいいことです。                   ......│
│                                                                   .....│
│   とはいえ他の月に手を付けられても困りますし、手元に置くという発想はナイスアイデアな気がしました。   .│
└───────────────────────────────────────────────┘





5147 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/03(火) 23:59:03 ID:HCSwFdRQ






                  | .八:\: : : :\_   、  ノ  _>: : : :/: : : : : : ̄/
                 ∨ ∧: :\__乙   ∩   \_//: : : / ̄´
                   ∠/ /\: : : ∨ \  | |   // : /:/}/
                     ̄   ∨\∨:::::〕I ,゙ j-< / : ∧: :{
                        }∧ √/ √ ̄ | : ∧ \〉
                 / ̄`¨¨''¬--}/ / '⌒¬┐:/ ∧
                 , ゙       \∧|     ´ y/  /\
                 _/__      // |     丿\∧    ̄ ̄ ̄`丶
                /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\_/ / /      /ニニ | 八
            /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/      /\____\___     |
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i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i://i:i:i:i:i:i:i/: : : :   />― __|__     ―''⌒ニニニニ∧ : : : ∨i:i:i:i:i:i:i:i:i\i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
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⌒⌒ヽ___//}__厶__∧ニニ\/ニニニニニニ .|ニニニニニニニ\/ニΞΞ/⌒''~冖' ⌒∨__//⌒)
┌────────────────────────────────────────────┐
│   なのでカワイイナイアチャンは月ひとつ、自分の腹中に収めました。                     │
│   パワーリソースをひとつ収めたことでナイアチャンは身動きが取りづらくなりましたが          ...│
│   月ひとつが消えたことで祟りを恐れた獣人達は月泥棒を止めたのでトントンといったところです。   ..│
│                                                                │
│   お腹にある月は、今は死したカワイイの民が収まる「祖霊の器」として機能しています。          .│
└────────────────────────────────────────────┘




5150 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/04(水) 00:00:54 ID:AnDuqJby

最弱と名高い祖霊じゃないか!


5151 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/04(水) 00:01:54 ID:JQ04UU16

月を掠め取って集めた刃だったら、死んだ獣人の魂は月光の聖剣に宿るのかと思ったけどそっちは空の月に行くんだなぁ・・・



5153 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/04(水) 00:06:21 ID:/1LoybDt






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                  /  |           |       ::..   ,
               /|   |           | ::.. ::        |
                | | /| ̄`  |  ̄/ ̄|\/ :....:::    | |
                | |   /∨|/|/| /z≠ミx,|/|.::::      | |__     ……だから獣達の霊魂は、その聖剣に集まるんだよ!
                |.И/| __,   〃んハ  》 |/     | \_/
          / ̄ ̄|   |〃⌒ヾ    乂 ノ    /   .::..   |   \_
       /    .И_Ⅵ、、、        、、、∠...:: .::  :.. |   /     それを使って神秘を起こす秘儀は
         {      /:i\\           _/   ノ|  |:::.. \/
        、    /:i:i/....} \______>‐=≦ // \   \
         \___|:i:/.../i}/:i|ニ〔_/ニ ニУニニニ〈_/入___    ̄ ̄       もう王族にしか伝わってないみたいだけどね?
               └―ヘ/..../:i\ニ7 ゚ \ニ/i/../i/../\_ __/|__
                    ̄ ̄{ |::| |::| |::| |::|/\´i/../:i:i/ \  /  /
                  八|/二二二二{:i:i:i:「.../:i:i/        ̄ ̄ ̄/
                   〉―_ ̄ ̄ ̄\:i:\__/       }    ̄ ̄/
                      /:i:i:| |/|  |/| |/|:i:i:i:i{        / ̄ ̄ ̄ ̄
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  ,'   : : : : : : ,'≧zl: : l::: ゙ く         彡三l l  ヾ~´ヽ  l ヽV/_/ 、: :': : : : : :ヽ        、:::::、ー―    ナイアチャンはそういうことする。
  ,'     : : : : : ,'////:: :l `ー-、二ニ ゝ   彡'''ニ l   、 、 , '      、: : : : : : : : : : 、       、::::、
 ,'     : : : : ;/////l:: :l   l//l    〉  <_/´)ノ  __, ::':::!、       、: : : : : : : : : : ,        、::::、
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,'      : :/ :: ::∨/  │  l/,心ヘ,ヘ _'   _  l,ヘノイ: :: :: !  、     、: : : : : : : : : :z、      、:::::、
       : :/:: :: :: : :ヽ   l   l/ト'、lーlーl'、ノ'´`/ }'´l ノ,ノ、:: :: !   、    、: : : : : : : : : : ≧、    、:::::::::、
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5154 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/04(水) 00:08:15 ID:3rYC+knZ

千年単位で付き合って数億年単位で収納されてた友人はよくわかっていらっしゃる


5155 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/04(水) 00:11:02 ID:Kda2fPCY

月に吠えるもの、というのもニャルの二つ名だったか



5156 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/04(水) 00:11:45 ID:/1LoybDt





                      _,.. -=ニニニニ=-..
                   ,.ィ≦ニニニニニニニ/!ニ\
_     > ------ <    ,.ィニニニニニニニニニ/ {ニニヘ\
マ>..ィ          `ヽ≦ニニニニニニニニニニ>`¨¨´__ .\
ヾ   `ヽ: 、    r ⌒ヽ 、:V<ニニニニニニニ> ´ ィ ´ }   V:i\
 ',V   ',: :ゝ---': : : : : : :', V   i:.:.:.:.:.T:::::::. i{    i  ,   {:i:i:i:i:\
  ||    ',: : : : : : : : : : : : i: |    |:.:.:.:.:.|:::::ノ __}::\}  { ノ    〉:i:i:i:i:i:i\__
  ||     }: : : : : : : : : : : :.|: !   .|:.:.:.:.:.|::〈 _.人:::゚::::.、_ノ { _/_.ノ:i:i:i:i:i:i:>''  `ヽ             ――しかし、ひとつ解せんな。
  ||     !: : : : : : : : : : : /:/    |:.:.:.:.:.|、:::ト、 ⌒¨¨´,  {r:::::/〈:iー < i: i      ',ー  ´ \
  ||      ,: : : : : : : : : : :/:/    |:.:.:.:.:.|:::Y .「:「 フ く,久,.二.ノ:.|    }: し. :⌒ヽ: :i        ',
  ,  _ノ∨: : ゝ-: : : : : 彡'-― ¨¨.|:.:.:.:.:.|::/ /:/ir,_  } ; } Y´:.:.:.:|   ,: : : : : : : : : :}      i|     空に昇る月はひとつ、失われた月はみっつ。
_〃..イヘ  マ≧====.≦  /   /!:.:.:.:// .{::{W{.j/iYレ.//´ |:.:.:.:.|   /: : : : : : : : : ;       }}\
、    }  ∨     /   /ニj::.:.:.:「/_{. マ! ', .ゝ'V//:::i ハ:.:.::|_彡.: : : : : : : : : :/       リ  i、
ニ\  .〈 O.∨--- ´   /ニニ,:.:.:.:.:.|ハ::.ヘ `  , ' /::::::! ,ニ|:.:.:.i!>: : : : : : : :./      〃  ,  ー、北に墜ちた月は先の話には出ていないようだが?
ニニ\ ヘ  /      ./ニニニ/:.:.:.:.:.:! マ:..\  i .从:::::| |ニ|:.:.:.:i!ヘ ≧=≦.. r、    /  ./    }、
ニニニ}>} /     /ニニニニ/:.:.:.:.:.:.:|  \:.:\{.イ:::::/ |ニi:.:.:.:.i! ヽ.. >  / >.. 彡   /    ./ `''<
ニニニ,ニ| i≧====≦ニニニニ./:..:.:.:.:.:.:.:!   } / 、::/ i  从|:.:.:.:.i!、    .ィ/ /ニニ=-「 i__    /     }
ニニ/ニ,  {ニニニニニニニ/i:.:.:.:.:.:.:.:.:.ト.  / 「 i { 「 .| ./  ',:.:.:.:.',≧=≦ニハ O〉ニニニハ {ニiー <      /
ニニニ//ニニニニニニ/  !:.:.:.:.:.:.:.:.:|:::::\   | | |.  }/:ヽ. ',:.:.:.:.Vニニニ{.∧ {ニニニニ} ∨ハ   \_ ..ィ
ニニ∠/ニニニニニ> ´    .!:.:.:.:.:.:.:.:.:! `ヽ:.\ ! | />'''\ ',:.:.:.:.∨ニニニ| !ニニニニハ o〉ニ!    ∧  !
ニニニニニニニ> ´     /ハ:.:.:.:.:.:.:.:.!   \i ヽ/Y     .ハ:.:.:.:.:∨ニニ/ }ニニニニ } {ニニ!    ∧ ,
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄          .イ.ニニ∧:.:.:.:.:.:.:マ=ミ  i    } > "´  ∧:.:.:.:.:.:.、<\ {ニニニニリ /ニ{      }/
____  .. ---==≦ニ/ニ/:.:.:',:.:.:..:.:.:.:',   {   i/'´     __.∧:.:.:..:.:.:∨`''<ニニニ/ /ニニ!
ニニニニニニニ/ニニニ/ニ/:.:.:.:.:.',:.:.:.:.:.:.:.',ミ、 \ |   _ -=ニミ、',:.:.:.:.:.:.:V、   ̄ ̄ { /<ニ|
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                   >'"~      \ \_/\:::::ノ
                / /         \ \_ノ. ̄}\
                   '  |           |   \厂   \
                  /  |           |       ::..   ,
               /|   |           | ::.. ::        |
                | | /| ̄`  |  ̄/ ̄|\/ :....:::    | |
                | |   /∨|/|/| /   .|/|/|.::::      | |__
                |.И/|  ___     ____    |/     | \_/      ああ、それ?
          / ̄ ̄|   |〃⌒ヾ    〃⌒\  /   .::..   |   \_
       /    .И_Ⅵ、、、        、、、∠...:: .::  :.. |   /
         {      /:i\\           _/   ノ|  |:::.. \/        それはまた、違う機会に話すね!
        、    /:i:i/....} \______>‐=≦ // \   \
         \___|:i:/.../i}/:i|ニ〔_/ニ ニУニニニ〈_/入___    ̄ ̄
               └―ヘ/..../:i\ニ7 ゚ \ニ/i/../i/../\_ __/|__   じゃないとホラ、私達を視ている子達が
                    ̄ ̄{ |::| |::| |::| |::|/\´i/../:i:i/ \  /  /
                  八|/二二二二{:i:i:i:「.../:i:i/        ̄ ̄ ̄/
                   〉―_ ̄ ̄ ̄\:i:\__/       }    ̄ ̄/ 好き勝手に妄想する時間ができないから。
                      /:i:i:| |/|  |/| |/|:i:i:i:i{        / ̄ ̄ ̄ ̄
                  /:i:i:i:| |/|  |/| |/|:i:i:i:i:i\___/
                  \___|=========゙|__/
                 / ̄ ̄\/ ̄ ̄ ̄\
                 /ニニニニニ/ニニニニニニニニ}
                 (ニニニニニニ(ニニニニニニニニニノ
                     ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄





5157 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/04(水) 00:14:12 ID:JQ04UU16

空想を練る時間は楽しいからね


5158 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/04(水) 00:15:40 ID:u8JY4iVa

考察班がこつこつ積み上げたものを正解でどーんされて阿鼻叫喚する愉しみの維持w



5159 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/04(水) 00:16:28 ID:/1LoybDt
















                 γ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
                 |   じゃないと、世界が膨らまないからねー   |
                 乂__________________ノ






      ┌────────────────────────────────┐
      │   カワイイナイアチャンは、そう言いながら律の国へ目を向けました。  .....│
      └────────────────────────────────┘













5160 : ハシビロコウ ◆.jWOXYLbLo : 2022/05/04(水) 00:17:43 ID:/1LoybDt






                                 /|
                               //|
                      ハ     ////|
                   //ム   /////ノ
                     ////,|´ア¨¨¨¨¨
                    /|////|/    \   \
                /  ∨///        \   \
                  /    Ⅵ/     |、  |  |
                     Ⅵ    |   / ̄|  |   |
               |     |   | N  \| ./|/|/V
               |     |   | |  ィf(⌒ 乂__      ヒントは「北の国の名前」。
               |     |   | 人イ_)リ     }
                  \    八    \_フ  rv ォ
                  \  |\    \_フ 乂 ノ ′     がんばってね?
                     } /  |\(\ \____ノ
                    ー=≦_ ノ|ノ | )、\ } \ }
                _ノ_ノ   |   }―{∨  )ノ
                    _ノ_ノ}ノ|ノV  \ / ̄ ̄\
                 ___ノ_____/       \          【カワイイナイアチャンはなんでも視ているのだ】
                /     ::.      .:               \
                  /       |  |  {            _ -==- _
              /         ノ  |   \     { _-=ニニニニニ-_
                ∧  ヽ       |      __-ニニニニニニニニニ-_    【きょうはここまで】
                 /ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ>―マ
             /ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ//////\
              ` <ニニニニニニニニニニニニニニニ=‐</// / ̄ ̄\
             |///` <ニニニニニニニニニニ=‐  } } ノ\/ニニニニニニ〉
             |////////\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    _ノイ   \ニニニニ/
               \__/   }___________「    ニニニニ/
                  ニニニニ     |二二○|○二二二二二|   _-=ニニニ/
                  ニニニニ     |二二二|二二二二二二|   イニニニニ/
                ニニニニニ     |二二二|二二二二二二\/ムニニ/|
            ニニニ二二  / 二二二|___ニニ/⌒二二////\/:i:i:|
            ニニニニ二 /二⌒\/⌒) )/ニニニニ∧/////, ̄/
            ニニニニ/二二二/   /´二二二二二| \______/
          _ニニニニ/二二二//   /二二二二二二|  } \
          |\|ニニニ/二二 / /   {二二二二二二八 (\ヘヘヘ
         ノ//  ̄ ̄/ニニニ/   |   |二二二二二二二\)__}_}_}ノ






5161 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/04(水) 00:18:57 ID:lM2fxSDi

おつでしたー


5162 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/04(水) 00:20:19 ID:AnDuqJby

乙でした
北の国の名前ってどこで出てたっけ?


5163 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/04(水) 00:22:51 ID:3rYC+knZ

忌の国だっけ。月が落ちてきた……あれぇ地上の異界になってる可能性ある…?
乙でしたー


5164 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/04(水) 00:22:57 ID:RInYB9WL

乙でした
忌の国か


5165 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/04(水) 00:26:17 ID:T7i3CaHp


北には忌の国があって小国の割りに厄さの坩堝になってるらしい
この世界の月は魂の入れ物で、その一つが北の大地に落っこちたらしい……
もしかしてあいつら、落ちて壊れた月を厄いなんかで修繕しようとしてる??


5166 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/04(水) 00:34:35 ID:AnDuqJby

生と死の区別がつかなくなってるとかかも


5167 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/04(水) 00:35:02 ID:owtL1wmg

おつ
要するに月はこの世界の冥界でありそれが墜ちた北の国は冥界と地続きになってるタイプの土地なんだね
そうだねアンデッドだね


5168 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/04(水) 00:35:21 ID:zOJ84cwZ


5169 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/04(水) 00:43:33 ID:JQ04UU16

乙でしたー
>>5165
魂溜め込んだ月が墜ちてる時点で厄の塊みたいなもんだと思うの


5170 : 梱包済みのやる夫 : 2022/05/04(水) 00:46:38 ID:0OSTIfzg


ナイアちゃんが『厄いね!』して絶賛放置熟成中の天然物だっけ


関連記事
187502 :日常の名無しさん:2024/03/26(火) 20:31:47 ID:-[ ]
はえー月関連の設定すっごく面白い
良いファンタジーだわこれは
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