スケボー「SLS東京」で白井空良が決勝へ、ランで「9クラブ」…堀米雄斗も予選通過

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 スケートボード・ストリートの世界最高峰プロツアー「ストリートリーグ(SLS)」東京大会(読売新聞社協力)は23日、東京有明アリーナで男子予選が行われた。5人ずつ4組に分かれ、各組1位と2位の高得点者が決勝に進む形式で、日本勢はパリ五輪で連覇を果たした堀米雄斗(三井住友DSアセットマネジメント)、パリ五輪4位の白井 空良そら (ムラサキスポーツ)が6人で争う決勝に進んだ。

男子予選を突破した白井空良(23日)=須藤菜々子撮影
男子予選を突破した白井空良(23日)=須藤菜々子撮影

 堀米は4組2位で通過。前半の45秒間のランを2位で折り返すと、一発技を競う後半では、得意の横270度回転させる系統のトリックなどを決めて決勝へ。五輪後の多忙な日々の中で「バタバタではあるが、それなりに(コンディションも)整えられた。(地元開催で)友人も家族も見に来てくれるので頑張りたい」と口にして臨んだ本番で、まずは実力を示した。

男子予選を突破した堀米雄斗(23日)=須藤菜々子撮影
男子予選を突破した堀米雄斗(23日)=須藤菜々子撮影

 白井はランから「9クラブ」と呼ばれる高得点の目安となる9点台を記録した。「SLSは意地悪なんで。こんな長いセクションは初めて」と笑いながら語っていた縦長の難コースを攻略し、一発技(ベストトリック)でも着実に得点を重ねて3組1位で悠々突破。「みんなを沸かせられたら、何より(堀米)雄斗より輝けたら」という意気込みを完成度の高い滑りにつなげた。

 2023年世界選手権2位の 根附海龍ねつけかいり (DC Shoes)、昨年のSLS東京大会2位の池田大暉は敗退した。

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