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NGT48の清司麗菜さんは、世界最高峰のスケートボードの大会「ストリートリーグ(SLS)」を取材できることになりました。ただ、スケーターとアイドルとの両立は大変です。そんな彼女が今取り組むのは「ややこしすぎる」技名の勉強。彼女が持つ使命感とは。「清司麗菜の#SkateLife~continuity180~」の第22回です。
スケートボード世界最高峰の大会の一つ「SLS」。この大会に取材参加します、と発表してから間もないけれど、びっくりするオファーがあった。フジテレビの番組「プレミアの巣窟」でSLSについて語る、というお仕事だ。NGT48として地元・新潟のテレビ局のお仕事をさせていただくことはあるが、東京のキー局でお仕事をもらえることなんてほとんどない。「スケボーって、本当に注目される存在になったんだ」と驚く。
9月19日、東京・お台場。フジテレビに入ると、「NGT48 清司麗菜様」という楽屋の案内まである。単独で東京のテレビ局でお仕事させてもらえたことなんてあったっけな……。つい、この間デビューしたかのように、新鮮な気持ちになった。アイドル生活はもう10年目だ。
プロデューサーさんから「48グループだったら、公演とかライブとかありますよね? けがの心配とかありませんか?」と聞かれた。「初めの方は気にしていたんですけど、最近はファンのみなさんも理解してくださっていて……。でも!大きいイベントの前はいろいろ工夫して怪我をしないように気をつけて……」。この説明もずいぶんしてきた。スケボーを始めて、今年で3年。仕事との両立は板についてきた。
スケボー「難しすぎる」
SLSって、すごい大会なのだけれど、やっぱり日本ではなじみがないと思う。スケーターの私が言うのもアレだけど、そもそもスケボーって、分かりづらいところがある。
前回のSLS TOKYOで堀米雄斗選手が見せた「ユウトルネード」。ユニークな技名で有名になったけれど、正式には「ノーリー・バックサイド270ノーズスライド・270アウト」という(ちなみに審査員から「長すぎるから名前をつけてくれ」と言われたらしい)。