トップ‐ダウン【top-down】
トップダウン
【英】top-down
トップダウンとは、組織・構造・構成の上位に位置する部分から下位へ向かって、あるいは全体から細部へ向かって、手続きを進める方式のことである。
組織の意思疎通・意思決定においては、上層部で意思決定が行われ、上層部の決定に従って下位(現場)が行動・判断する方式をトップダウンと呼ぶ。組織の意思決定におけるトップダウンは「上意下達」とも呼ばれる。
システム設計においては、はじめにシステムの全体像を固めてしまい、その後で個別の要素の設計・検討に着手する方式がトップダウンと呼ばれている。
また、ナノテクノロジーの分野では、スケールの大きなものを微細化する形の開発手法がトップダウン法(トップダウン的アプローチ)と呼ばれている。
トップダウンとは逆に、下位を起点として上位に向けて物事を進めていく方式が「ボトムアップ」(bottom-up)と呼ばれる。システム設計の例では、はじめに個々の部分の詳細な仕様を固め、各部分を一つにまとめ上げた結果としてシステム全体が出来上がる方式がボトムアップに相当する。
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トップダウン
トップダウン (英: top-down) は、頂点 (top) から下に (down) という意味。対義語はボトムアップ (bottom-up)。
- トップダウン手法 - 木構造などの階層構造における上位からの処理
- トップダウン構文解析 - 言語の構文木の解析手法
- トップダウン設計とボトムアップ設計 - ソフトウェアなどの設計方法
- 上意下達 - 人間関係における上位者の命令や指示
- Top Down - EXILE THE SECONDの配信限定シングル。
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