pardon
別表記:パードゥン
「pardon」とは、許す・大目に見る・見逃す・許し・恩赦のことを意味する英語表現である。
「pardon」は前述の通り、相手に断りを入れるフレーズとして知られているが、本来は「~を許す」といった意味を持つ動詞として使うことができる。過去形・過去分詞は「pardoned」、現在分詞は「pardoning」と規則変化もする。
「pardon me」とは、「失礼ですが・失礼しました」といった意味を持つ英語表現である。「pardon」には「人がしたことを許す・人がすることを許す」という意味を持つ動詞のため、直訳すると「私を許してください」であることから、「失礼ですが」あるいは「失礼しました」という意味を示す。「Excuse me」とほぼ同じ意味を持つが、一般的には「pardon me」の方がより丁寧・フォーマルな表現であるとされる。
「I beg your pardon」とは、「何と仰いましたか、もう一度仰ってください」や「大変申し訳ありません」、あるいは「失礼ですが」といった意味を持つ英語表現である。どの部分を強調するかや文脈によって意味が異なり、「pardon」を強調している場合は「何と仰いましたか」となり、話がうまく聞き取れなかったような場合に用いる。「beg」を強調している場合は、「I'm sorry.」よりも丁寧な謝罪の「大変申し訳ありません」を示す。また、「I beg your pardon. But~」といった形で文章が続くような場合は、「失礼ですが」といったニュアンスになる。これは「Excuse me」よりも丁寧で礼儀正しい表現である。ただ、地域によってはかしこまった表現となりすぎ、むしろ「なんですって?」や「言わせていただきますが」というような、慇懃無礼なフレーズとしてとらえられることもある。
「pardon me for asking」とは、「つかぬことをお伺いしますが」という意味を持つ英語表現である。「asking」は「saying」などに置き換えることができる。また、「Excuse me for asking」も同等の意味を持つ表現である。この表現に続けて「but」で始まる質問文を伝えることで「つかぬことをお伺いしますが、~ですか?」といった質問が可能になる。例えば「Pardon me for asking, but where did you buy it?(つかぬことをお伺いしますが、それをどこで買われたんですか?)」といった使い方となる。
「pardon」には「~を許す」という動詞の意味があるため、「Pardon me for interrupting you.(お邪魔します)」や「Tom pardoned Hanna.(トムはハンナを許した)」ということもできる。ただ、「許す」という意味においては、「pardon a criminal(犯罪者を赦免する)」といったような重たい罪を許すこと、あるいは公的な表現のため、あまり日常的には用いられない。
「pardon」とは、許す・大目に見る・見逃す・許し・恩赦のことを意味する英語表現である。
「pardon」とは・「pardon」の意味
「pardon」とは、「許す、大目に見る、見逃す」といった動詞と、「許し、容赦、寛容、恩赦」といった名詞の意味を持つ英単語である。日本においては「許す・許し」といった意味よりも、聞き取れなかった場合に使うフレーズとして「Pardon?(もう一度言ってください)」のみを習うことが多い。ただ、「自分の周りでは使う人がいない」と言う意見があるほど、地域や年齢によって差が大きいため、実際に英語で会話する際に「なんて?」とフランクに聞き返したい場合は「Sorry?」や「What did you say?」といったフレーズの方が一般的に通じる可能性が高い。「pardon」は前述の通り、相手に断りを入れるフレーズとして知られているが、本来は「~を許す」といった意味を持つ動詞として使うことができる。過去形・過去分詞は「pardoned」、現在分詞は「pardoning」と規則変化もする。
「pardon」の発音・読み方
「pardon」の発音記号は、アメリカ英語で「pάɚdn」であり、イギリス英語で「pάːdn」となる。カタカナ読みすると「パードゥン」となる。「pardon」の語源・由来
「pardon」の語源は、「許す」を意味するラテン語「perdono」に由来するとされる。このラテン語「perdono」は、「per(完全に)+dono(与える)」という言葉から生まれたとされる。「pardon」を含む英熟語・英語表現
「pardon me」とは
「pardon me」とは、「失礼ですが・失礼しました」といった意味を持つ英語表現である。「pardon」には「人がしたことを許す・人がすることを許す」という意味を持つ動詞のため、直訳すると「私を許してください」であることから、「失礼ですが」あるいは「失礼しました」という意味を示す。「Excuse me」とほぼ同じ意味を持つが、一般的には「pardon me」の方がより丁寧・フォーマルな表現であるとされる。
「I beg your pardon」とは
「I beg your pardon」とは、「何と仰いましたか、もう一度仰ってください」や「大変申し訳ありません」、あるいは「失礼ですが」といった意味を持つ英語表現である。どの部分を強調するかや文脈によって意味が異なり、「pardon」を強調している場合は「何と仰いましたか」となり、話がうまく聞き取れなかったような場合に用いる。「beg」を強調している場合は、「I'm sorry.」よりも丁寧な謝罪の「大変申し訳ありません」を示す。また、「I beg your pardon. But~」といった形で文章が続くような場合は、「失礼ですが」といったニュアンスになる。これは「Excuse me」よりも丁寧で礼儀正しい表現である。ただ、地域によってはかしこまった表現となりすぎ、むしろ「なんですって?」や「言わせていただきますが」というような、慇懃無礼なフレーズとしてとらえられることもある。
「pardon」に関連する用語の解説
「pardon me for asking」とは
「pardon me for asking」とは、「つかぬことをお伺いしますが」という意味を持つ英語表現である。「asking」は「saying」などに置き換えることができる。また、「Excuse me for asking」も同等の意味を持つ表現である。この表現に続けて「but」で始まる質問文を伝えることで「つかぬことをお伺いしますが、~ですか?」といった質問が可能になる。例えば「Pardon me for asking, but where did you buy it?(つかぬことをお伺いしますが、それをどこで買われたんですか?)」といった使い方となる。
「pardon」の使い方・例文
「pardon」を英会話で用いるシーンは、「話を聞き返す」時、あるいは「失礼ですが」や「申し訳ありません」といった謝罪や断りを入れる時である。例えば、「Pardon me. What did you say?(ごめんなさい、今なんて?)」や「Pardon me for interrupting you, but I have to go.(お話し中に申し訳ないのですが、私はもう行かなくてはなりません)」、「If you'll pardon the expression, but I don't understand what you are talking about.(大変失礼ながら、何を仰っているのか分かりません)」といった表現がある。また、出合い頭にぶつかりそうになったタイミングなどで「すみません」という場合に、「Oops, pardon me.(おっと、ごめんなさい)」と用いることもできる。「pardon」には「~を許す」という動詞の意味があるため、「Pardon me for interrupting you.(お邪魔します)」や「Tom pardoned Hanna.(トムはハンナを許した)」ということもできる。ただ、「許す」という意味においては、「pardon a criminal(犯罪者を赦免する)」といったような重たい罪を許すこと、あるいは公的な表現のため、あまり日常的には用いられない。
- pardonのページへのリンク