音博士とは? わかりやすく解説

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おん‐はかせ【音博士】

読み方:おんはかせ

《「おんぱかせ」とも》律令制で、式部省大学寮博士の一。経書の音について明経(みょうぎょう)の学生教授したこえのはかせ


こえ‐の‐はかせ〔こゑ‐〕【音博士】

読み方:こえのはかせ

おんはかせ(音博士)


音博士

読み方:コエノハカセ(koenohakase), オンハカセ(onhakase)

令制大学寮で、経書漢字発音素読教えた教官


音博士

読み方:オンハカセ(onhakase), コエノハカセ(koenohakase)

令制大学寮所属職員


音博士

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/21 05:40 UTC 版)

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音博士(おんはかせ/こえのはかせ)は、日本律令制において置かれた博士の1つ。大学寮に属して、明経道の学生に経書の白読(中国語漢音)による音読)を教えた。定員2名・従七位上相当。

日本書紀持統天皇5年(691年)に音博士(続守言薩弘恪)の存在が記され、主に帰化人がこれを担当したことが知られている。もっとも日本国内にいる限りにおいて、中国語が用いられる事はほとんどなく、音道のみを学ぶ者はほとんどいなかった。

それでもの文化の影響が強まった平安時代初期には、漢音に関する関心から弘仁8年4月17日817年5月6日)付けで「音生」設置のが出されている。また、遣唐使として派遣される官人僧侶には、音博士による漢音の試験が課された。もっともこれも一時的なもので、平安時代中期には明経道を独占した中原氏清原氏出身の学者に宛がわれる名誉職的なものになっていった。

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