出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/28 06:22 UTC 版)
筋弛緩剤(きんしかんやく)または筋弛緩剤は、神経・細胞膜などに作用して、筋肉の動きを弱める医薬品である。作用部位により、中枢性筋弛緩薬と末梢性筋弛緩薬に分類される[1]。末梢性筋弛緩薬のうち、神経筋接合部に作用するものは神経筋遮断薬と呼ばれ、作用機序から、脱分極性と非脱分極性に大別される。日本では、非脱分極性筋弛緩薬のロクロニウムが頻用されている。