日本など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 02:26 UTC 版)
夜に口笛を吹くと、蛇(または妖怪、お化け)が出る。- かつて日本で人身売買が行われていた時代、摘発されないために多くが人目のつかない夜に売買取引を行っていた。その際、売人を呼ぶ合図が口笛だったため、「蛇(妖怪、お化け)が出るから吹かないように」という子供への警告が形を変え、現代まで残っている一例とする説がある。 カラスが騒ぐと人が死ぬ。 風邪は人にうつすと治る。- 風邪などの病気には潜伏期間があり、うつされた人が潜伏期間を経て発病した頃にうつした人の風邪が治ることがあることから、このような迷信が生じたらしい。 しゃっくりが100回出ると死ぬ。 ワカメやコンブを食べると、頭髪が増える。 夜に爪を切ると親の死に目に会えない(夜に爪を切ると「夜爪(世詰め)」といって早死にする)。 旋毛を押すと下痢になる。 ブドウや スイカの種を飲み込むと虫垂炎になる。 霊柩車もしくは葬式を目撃したら親指(あるいは他の指)を隠さないと親族が亡くなる。 靴下を履いて寝ると親の死に目に会えない。 丙午の年に生まれた女性は、鬼となって家族(親・兄弟・夫・子供)を苦しめる(この迷信が元で直近の丙午である1966年には出生数が前年に比べ約25%減少した。八百屋お七の項も参照)。 酢を飲めば体が柔らかくなる。 牛乳を飲むと胸が膨らむ。 牛乳を飲むと背が伸びる(カルシウム摂取で骨は強くなるが、実際には身長伸展には繋がらない)。 緑青は猛毒である。 3人で写真に写った場合、中央にいた人は早死にする。- カメラは中央にピントが合うことから、中央にいた人が最も魂を吸い取られると考えられたため。また、集合写真で中央に立つのは年長者である場合が多いため、結果として中央の人が最も早く死ぬ確率が高いという事情もある。全くの間違いではあるが写真館などには3人写真の時に備えて人形などが用意されていることがある。 夜間に火遊びをするとおねしょする。 食べてからすぐに寝ると牛になる。- 食後胃に内容物が存在するときに背臥位や横臥位になると嘔吐することがあるが、これを牛の反芻行動と関連付けたものか。 かかあ天下の夫婦には男の子ができやすく、亭主関白の夫婦には女の子ができやすい。 ハチに刺されたらオシッコをかけると治る - ハチやアリに刺されて痛みを感じるのはギ酸という酸性成分が原因。それを中和するためアルカリ性のアンモニアをかけるとよいとされるが、人の尿の窒素排泄物はアンモニアから合成された尿素であるため全く無意味。オシッコといえばアンモニアが入ってると思われてるのは公衆便所などでは長く清掃が入らなかったり、消臭設備が整ってなかったりなどで人の尿の中の尿素が排尿後長時間経過する間に水と化学反応を起こしてアンモニアと二酸化炭素に変化するため、アンモニアの匂いが漂う。 雛祭りが過ぎた後も雛壇を出し続けると晩婚になる。 クマに出会ったら死んだふりをすると助かる。 ゴムの長靴を履くと雷から身を守れる。 血液型による性格分類 - 非科学的な迷信であるにもかかわらず、比較的広く流布している。 茶に茶柱が立つと幸運がある。ただし、茶柱が立ったことを人に言うと幸運は逃げる。 女房が妊娠している漁師(猟師)が漁(猟)にいくと不幸が襲うので、一緒に連れて行かない - 昔の北海道での言い伝え。かつては出産というと現代と違って産婦人科など専門の医療機関や施設がなく、時には死につながることもあったため、夫に仕事を休ませて女房の身の回りの世話や激励をさせるために暗黙のうちに広まったルールと思われる。 鼻の下の窪みが少し浅い 経験することによってより“女性”に近づくとき鼻の下の窪みがより深くぷっくりとする。 チョコレートを食べすぎると鼻血が出る。 黒地に黄色文字のナンバープレートの車を3回見て、その度に「くーろっき」と言えば願いが一つ叶う。ただし1度目と2度目または2度目と3度目の間にタクシーなどの緑地に白文字のナンバープレートの車を見てしまうと、それまでのカウントはゼロに戻ってしまう。 性欲が強くエロい男は頭髪が伸びるのが早い。
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