天城峠とは? わかりやすく解説

あまぎ‐とうげ〔‐たうげ〕【天城峠】

読み方:あまぎとうげ

伊豆半島中央部伊豆市河津(かわづ)町との境にある峠。標高840メートル。北伊豆南伊豆とを結ぶ交通の要所で、峠の下に新旧2本の天城トンネル通じる。旧トンネル川端康成小説伊豆の踊子」の舞台となった


天城峠

作者池波正太郎

収載図書天城峠
出版社集英社
刊行年月1995.12
シリーズ名集英社文庫

収載図書完本 池波正太郎大成28青空の街・原っぱ現代小説短編
出版社講談社
刊行年月2000.10


天城峠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 07:05 UTC 版)

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天城峠
国道414号天城トンネル
所在地 静岡県伊豆市賀茂郡河津町
座標
北緯34度49分48秒 東経138度55分58秒 / 北緯34.83000度 東経138.93278度 / 34.83000; 138.93278座標: 北緯34度49分48秒 東経138度55分58秒 / 北緯34.83000度 東経138.93278度 / 34.83000; 138.93278
標高 834 m
山系 天城山脈
通過路 国道414号新天城トンネル
国道414号(天城トンネル)
プロジェクト 地形
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伊豆半島の地勢と天城峠の位置

天城峠(あまぎとうげ)は、静岡県伊豆市賀茂郡河津町の境にある[1]

概要

古来あった峠ではなく、1904年明治37年)に完成した天城トンネルによってできた峠である[2]。トンネルの標高は710メートル (m) 前後で、直上の山稜の標高は830 mほどである。このトンネル直上の山稜にある登山道には天城峠の分岐点があるが、山を下る道があるわけではない。

天城峠は伊豆半島の内陸と南部を結ぶ重要な峠であり、このトンネルのできる前の天城越え下田街道の難所であった[2]。天城トンネルができる前には二本杉峠が使われ、それより前は古峠が天城越えの峠として使われてきた[3]

天城峠の天城トンネルは川端康成の小説、伊豆の踊子の舞台となっている[2]。また、昭和時代には自動車社会に適合した国道414号の新天城トンネルも完成した。

天城峠の山稜から東へは八丁池をへて天城山へ至る登山道である天城縦走路が続き、西へは伊豆半島北西部へ至る伊豆山稜線歩道が始まる。

周辺

伊豆市側

河津町側

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ かつて、天城峠を越える道は天城路や天城街道と呼ばれた
  2. ^ a b c 浅井建爾 2015, p. 136.
  3. ^ 二本杉峠・古峠についての出典 : 「道の駅 天城越え」の掲示板より

参考文献

関連項目


「天城峠」の例文・使い方・用例・文例

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