円錐形とは? わかりやすく解説

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えんすい‐けい〔ヱンスイ‐〕【円×錐形】

読み方:えんすいけい

円錐の形。円錐似た形。


円錐

(円錐形 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/29 04:03 UTC 版)

円錐

円錐(えんすい、: cone)とは、を底面として持つきり状にとがった立体のことである。

定義

三次元空間内の直線 ll 上の点 p を置く。点 p を通り、直線 l平行でも垂直でもない直線を、 l を軸として回転させて得られる曲面回転面)を円錐面という。

さらに回転軸に直交する平面 P をとり、円錐面と P とで囲む有界で中身の詰まった立体図形を直円錐あるいは単に円錐という。

このとき、点 p をこの円錐の頂点、頂点と底面との距離をこの円錐の高さといい、直線 l (と円錐との共通部分)をこの円錐の母線という。また、円錐と平面 P との共通部分をこの円錐の底面といい、そうでない面を側面という。底面は回転軸と平面 P との交点を中心とするような円になる。また、円錐の展開図を書くと、側面は扇形である。この扇形の半径となるような線分も母線と呼ばれ、この扇形の中心角は円錐の頂角と呼ばれる。

性質

外観図と展開図
  • 円錐は、錐体の一種である。
  • 高さを h、母線の長さを c、底面の半径を r、底面積を B (
    直円錐と斜円錐

    一般に、ある平面 P 上の円 O と平面 P 上にない点 T が与えられたとき、O の円周上の点と T とを結んだ線分の軌跡および円 O で囲まれる立体を斜円錐あるいは単に円錐という。また、円 O をこの斜円錐の底面、点 T をこの斜円錐の頂点という。

    底面でない面を側面、頂点と底面との距離を高さと呼ぶのは直円錐と同じである。

    なお、斜円錐の頂点 T から平面 P に下ろした垂線の足が円 O の中心に一致するならば、この斜円錐は直円錐である。

    また、直円錐は直線を交わる直線を軸にして得られた回転体であったが、仮に直線をそれに平行な直線を軸にして回転させると直柱体になり、"ねじれの位置" にある直線を軸にして回転させると回転双曲面になる。

    出典

    1. ^ 「4次元以上の空間が見える」小笠英志 ベレ出版 ISBN 978-4860641184のPP.178-185に、錐の体積=(1/3)×底面積×高さの公式の1/3はどうして1/3になるのかについての小学生も納得できる説明が載っている

    関連項目

    フィリピンにあるマヨン山(ルソン富士)。成層火山の一例。

円錐形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/12 15:41 UTC 版)

ニオイヒバ」の記事における「円錐形」の解説

エメラルド - 別名エメラルドグリーン、スマラグなど。広円錐形の園芸品種強健育て易い品種樹高6mくらいまで成長する緑色で艶がある。樹高4m程度まで成長し寒暖の差に強く樹形剪定なしで整いやすいが、密になって蒸れて枯れすい。ニオイヒバの中では最も樹形美しいとされる樹高は4-5m。 グリーンコーン - エメラルド比較すると、横幅出ないので狭い敷地でも植えることが出来る。大きく育つと傾く事があるが、移植管理は容易とされる樹高5m程度まで成長する。冬はややベージュ色帯びる。秋にオレンジ色球果付ける。 ヨーロッパゴールド - 黄金色の代表品種小さいうちはが立ちにくい。 イエローリボン - ヨーロッパゴールドに似る黄金種だが、こちらの方が横幅出ず円錐状となる。樹高4m程度に育つ。 Thuja occidentalis‘Degroots Spirr’デグルートスパイアー - 樹高4m。グリーンコーンの矮性種乾燥にやや弱く、強い日差しにも弱い。冬はが少し茶褐色に染まる。樹形ニオイヒバとしては細長くまとまる。グリーンコーンの細長タイプ成長は遅い。 マリセンズ・サルファー - 鶯色の珍しい葉色品種乾燥地には向いておらず、強い直射日光にも弱いなど気難しい面がある樹高4m。 ホルムストラップ - グリーンコーンの矮性種で、成長速度は1/2以下。樹高3m程度。狭い場所に向き、冬は茶褐色帯びる。 サンキスト - のうちは球状だが、成長すると広円錐形となる。樹高は2.5-4.0m。ヨーロッパゴールドに似るが、下葉茂り末広がり形状となる。成長はやや遅い。 ストルウィシュク - ゴツゴツとした大型持ちながら密に茂る品種成長は遅い。先は夏場まで白色調を示す。やや独特の外観自然に広円錐形となる。

※この「円錐形」の解説は、「ニオイヒバ」の解説の一部です。
「円錐形」を含む「ニオイヒバ」の記事については、「ニオイヒバ」の概要を参照ください。

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