作戦目標
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 15:38 UTC 版)
仁川・ソウル攻略に間に合わなかった米陸軍第187空挺連隊は9月末以降金浦飛行場の警備に当たっていた。そして本戦争の最終段階(と当時思われた)の平壌の攻略が間近に迫ったので同連隊の投入が決定された。当初は平壌近郊に直接降下、地上部隊の大同江渡河を支援することが期待されたが、北朝鮮軍が平壌死守の公算は低いとの見積もりから、作戦目標を「北朝鮮政権首脳と北朝鮮軍主力の退路遮断、平壌付近に拘置されている国連軍捕虜」を救出」するという、空挺作戦史上、初めての政治戦略的見地(敵対政権首脳部の拘束を作戦目標に入れた、という意味において)を有する作戦を実施することとなった。
※この「作戦目標」の解説は、「粛川・順川の戦い」の解説の一部です。
「作戦目標」を含む「粛川・順川の戦い」の記事については、「粛川・順川の戦い」の概要を参照ください。
作戦目標と同じ種類の言葉
- 作戦目標のページへのリンク