りつ‐あん【立案】
立案
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/13 06:36 UTC 版)
「Z作戦 (1944年)」の記事における「立案」の解説
1943年3月25日、日本海軍は大海指第二百九号「第三段帝国海軍作戦方針」並びに「聯合艦隊司令長官の準拠すべき作戦方針」の指示が出て、これに基づいて8月15日に聯合艦隊長官から一連の令達が発令され、その中に「聯合艦隊Z作戦要領」もあった。 1943年10月末に発令されたろ号作戦によりこの決戦兵力の骨幹である母艦航空兵力を消耗したため、米軍の攻撃に対応できず、ギルバートを失陥し、連合艦隊は内南洋方面所在部隊をもってこれに対処させる方針をとった。12月末、Z作戦に備えるためトラックに進出した第二航空戦隊も1944年1月末に南東方面に投入された。1月には、母艦航空兵力は再建中であり、連合艦隊の配備の変更及び燃料も逼迫し、水上兵力はマリアナ、カロリン線が作戦限度となり、米軍がマーシャルに来攻しても決戦を企図できるような状況ではなかったため、改定する必要があったが、連合艦隊司令長官古賀峯一大将は前方離島の将兵に及ぼす影響を考慮してそのままにした。2月初頭、マーシャル失陥により、中央は緊急対策の方針を連合艦隊に示し、2月7日の打ち合わせで古賀長官は「マーシャル方面作戦不首尾にて遺憾である。一航戦及び二航戦の南東方面注入は誤りであった」と述懐し、中央の方針に従い、絶対国防圏であるマリアナ、カロリンを決戦線とした。 1944年(昭和19年)3月8日、連合艦隊は「機密連合艦隊命令作第七三号」を発令。「本作戦を「Z作戦」と呼称し其の作戦要領を別冊の通定む」とし、別冊で「Z作戦要領」を指示した。
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「立案」の例文・使い方・用例・文例
- 憲法立案者
- その計画の立案者
- 彼が後半期の計画を立案する
- 日本においても政策立案にあたってフレキシキュリティについて検討する必要がある。
- ビジネスプランの立案
- その実行計画を立案する。
- その実施計画を立案します。
- その会社に向いたプランを立案することができます。
- 私はそれの対策を立案する。
- 私は商品戦略を立案しました。
- 引き続き原因の調査と防止策の立案を進めます。
- 彼女は計画の立案を指示した。
- 彼女は計画の立案を指揮した。
- 自己の運命の開拓者[米国外交政策の立案者].
- 都市計画立案者.
- 彼らは計画を立案中であった.
- 政府は何らかの有効な新政策を立案するようにと, 国民から強く迫られている.
- 考えの異なる彼は立案作業で同僚と歩調を合わせようとしなかった.
- 党の運動方針の立案には執行部全員があたった.
- 建物の内装の配置と取り付けの企画立案をする業界
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