久遠常住
久遠常住
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 23:04 UTC 版)
涅槃経では、法華経の久遠実成を引継ぎつつ、それを更に発展昇華し、如来は入滅後においてもその仏性は永遠に存在すると説いた。これを如来常住不変易、あるいは三宝一体常住不変易、また久遠常住という。 また涅槃経では、末法思想は単なる段階的説法の方便説として最終的に否定し、「未来の世に、如来は入滅して既にこの世にいないと説く悪比丘が現れるために、この涅槃経を説く」と随所に説いている。
※この「久遠常住」の解説は、「本仏」の解説の一部です。
「久遠常住」を含む「本仏」の記事については、「本仏」の概要を参照ください。
- 久遠常住のページへのリンク