sentiment
別表記:センティメント、センチメント
「sentiment」とは、「気持ち」や「心情」「感傷」「私情」といった内面に保持し続けるあるいは外部に表明する見解や意見を意味する英語表現である。
企業の景気に対する実感を指す「景況感」、企業の持つ意欲や活力を指す「企業マインド」といった意味である。
株式市場などの価格動向に関する投資家の態度・心理状態を意味する。日本語で「市場センチメント」「マーケットセンチメント」「センチメント」「市場心理」と呼ばれる。
「国民感情」「世論」といった意味を持つ。「popular sentiment」と表現することもできる。
「民衆の考え」「民衆の気持ち」「民心」といった意味を指す。
「同感だ」「同意する」といった意味を表す。
「反米感情」を意味する。また「anti-African sentiment」で「反アフリカン感情」、「anti-Asian sentiment」で「反アジア感情」となる
・She gave priority to her sentiment and took time off from work.(彼女は自分の感情を優先させて、仕事を休んだ)
・Considering public sentiment, the prime minister should be replaced.(世論を考えれば、首相は交代すべきだ)
・The government is struggling to contain anti-American sentiment.(政府は反米感情を封じ込めようと奮闘している)
・He expressed similar sentiments about his boss's idea.(彼は上司の考えについて同様の見解を表明した)
・Many companies are now turning to sentiment analysis.(今では多くの企業がセンチメント分析を参考にしている)
英語の動詞で、「感傷的になる」「感傷にふける」といった意味を表現する。
英語の形容詞で、「感傷的な」「感情的な」「涙もろい」といった意味である。
「sentiment」とは、「気持ち」や「心情」「感傷」「私情」といった内面に保持し続けるあるいは外部に表明する見解や意見を意味する英語表現である。
「sentiment」とは・「sentiment」の意味
「sentiment」とは英語の名詞で、基本的に「気持ち」「意見」「所感」「感情」「心情」「感傷」「私情」といった意味を指す。「sentiment」と同じ語源を持つ関連語として、動詞「sentimentalize」、形容詞「sentimental」が挙げられる。「sentiment」の複数形
「sentiment」の複数形は、「sentiments」となる。「sentiment」の発音・読み方
「sentiment」の発音記号は、「séntəmənt」と表記される。「sentiment」の読み方は、カタカナで「センテメント」と表記される。「センテメント」の「セ」の部分にアクセントを付けて発音をする。「sentiment」の語源・由来
「sentiment」の語源は、「感じる」を意味するラテン語の動詞「sentire」から来ている。「sentire」から「感情」「意見」といった意味の中世ラテン語の名詞「sentimentum」を経由して、古フランス語の名詞「santement」「sentement」となった。そして「santement」「sentement」から後期中英語の名詞「sentiment」となり、現代英語の「sentiment」へと至った。当初は「個人的な体験」「自分自身の気持ち」といった意味であったが、15世紀初頭には「意図」「傾向」、17世紀には「感情」という意味へと変化していった。「sentiment」と「emotion」の違い
「emotion」は英語の名詞で「感情」「感性」「興奮」といった意味を指す。「sentiment」と「emotion」は共に「感情」という意味をもつが、それぞれのニュアンスは異なる。「sentiment」が指す「感情」は「情緒」「感傷」といった言葉に置き換え可能で、「切なさ」「しんみり」といったニュアンスを含む。一方で「emotion」が指す「感情」は、心が強く揺れ動くような「強い感情」である。「愛情」「激怒」「恐怖」「欲望」など、全ての喜怒哀楽の「強い感情」において「emotion」が使用される。また「感情」を意味する英語の名詞に「feeling」がある。「feeling」の指す「感情」は、「emotion」よりも弱い「一般的な感情」「普通の感情」といったニュアンスを持つ。「sentiment」を含む英熟語・英語表現
「business sentiment」とは
企業の景気に対する実感を指す「景況感」、企業の持つ意欲や活力を指す「企業マインド」といった意味である。
「market sentiment」とは
株式市場などの価格動向に関する投資家の態度・心理状態を意味する。日本語で「市場センチメント」「マーケットセンチメント」「センチメント」「市場心理」と呼ばれる。
「public sentiment」とは
「国民感情」「世論」といった意味を持つ。「popular sentiment」と表現することもできる。
「general sentiment」とは
「民衆の考え」「民衆の気持ち」「民心」といった意味を指す。
「my sentiments exactly」とは
「同感だ」「同意する」といった意味を表す。
「anti-American sentiment」とは
「反米感情」を意味する。また「anti-African sentiment」で「反アフリカン感情」、「anti-Asian sentiment」で「反アジア感情」となる
「sentiment analysis」とは
「sentiment analysis」とは、インターネット上にあるブログやSNSの投稿記事・書き込みから、個人の持つ感情を分析することである。日本語で「センチメント分析」「感情分析」と訳され、「オピニオンマイニング」とも呼ばれている。「センチメント分析」はAIを駆使して投稿記事などを分析し、「肯定的」「中立」「否定的」の3パターンの感情に分類する。分析されたデータは、国民感情・マーケティング・選挙予想などの幅広い分野で活用されている。「sentiment」の使い方・例文
「sentiment」の使い方として、以下の例文が挙げられる。・She gave priority to her sentiment and took time off from work.(彼女は自分の感情を優先させて、仕事を休んだ)
・Considering public sentiment, the prime minister should be replaced.(世論を考えれば、首相は交代すべきだ)
・The government is struggling to contain anti-American sentiment.(政府は反米感情を封じ込めようと奮闘している)
・He expressed similar sentiments about his boss's idea.(彼は上司の考えについて同様の見解を表明した)
・Many companies are now turning to sentiment analysis.(今では多くの企業がセンチメント分析を参考にしている)
「sentiment」に関連する用語の解説
「sentimentalize」とは
英語の動詞で、「感傷的になる」「感傷にふける」といった意味を表現する。
「sentimental」とは
英語の形容詞で、「感傷的な」「感情的な」「涙もろい」といった意味である。
センチメントと同じ種類の言葉
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