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UGの日常

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  • 中途(30代〜)向け
2024.10.09

こんにちは!採用広報のねぇさんです。
今回は「こーしー」のインタビューです。ぜひ、ご覧ください!

フラットな気持ちでお話しています

ーー今日はよろしくお願いします!2021年のインタビューから3年ぶりの登場ですね。あらためて自己紹介をお願いします。

2010年7月入社のこーしーです。入社後はシェアード社員としてコーポレートエンジニアを経験しつつ、営業/PM(※)/AM(※)/UL(※)等さまざまな役割を担当してきました。2023年1月からは人材採用部に所属して中途採用を担当しています。よろしくお願いします!

※PM=案件責任者。お客様先で稼働しているメンバーを管理する役割。
※AM=顧客責任者。準委任契約における指揮命令者であり、現場メンバーとは別にお客様やメンバーの状態を把握し支援する
※UL=ユニット(インソーシング事業部を構成する8~10名ほどのチーム)リーダー。

ーーこーしーとは3年前に同じお客様を担当しましたね。タフな状況でもいつも冷静でいてくれて、あのときは助かりました!

今でこそUGメンバーから「どっしりしている」とか「落ち着いている」と言われることが多いのですが、実際にはそこまで深く考えてないのかもしれません。困難な状況に直面したときは「焦っても仕方ない。どうにかなる!」と思うようにしています。

前回のインタビューでも話しましたが、自分が入社した当時のUGは社員数が40名くらいと会社の規模が小さかったし、お客様の数も今ほど多くありませんでした。会社もサービスも成長途中だったこともあり「やらざるを得ない」という局面も多々ありました。

ーー2023年から採用業務をやることになったのはどんなきっかけがあったのですか?

2022年秋に採用メンバーから「採用の仕事に興味ありませんか?」と声をかけてもらいました。社会人経験のなかでまだ一度も採用の仕事をやったことがなかったので、自分が成長できる機会だと感じやってみることにしました。

実は、新しいことに自分から積極的に飛び込んでいくタイプではないのですが、「はじめてのことに挑戦する姿勢を大切にする」という想いがあり、「これまでやったことがない仕事はやってみる!」と決めています。

ーー採用の仕事にチャレンジしてみて、いかがでしたか?

UGの採用では、面談をベースに相互理解を深めていくことを大事にしています。もともと人と話すのが得意ではなく、応募者の方とどんなふうに話したらいいのか、お互いに理解を深めていくにはどうしたらいいのか戸惑いました。他の採用メンバーの面談に同席させてもらったりして、自分なりのスタイルを模索しましたね。でも、あるときから「頭のなかでごちゃごちゃ考えず、フラットな気持ちでお話しよう!」と思うようになったんです。

ーー心境の変化があったのですね!

初めてお会いする方に興味を持って話す、ということの大切さに気づいたんです。それまでは「ぜひUGの仲間になってほしい!」という思いから、応募者の方のいい面ばかりを引き出そうとしていました。しかし、”合否”をジャッジするポイントを探しにいくような質問の仕方は相手も疲れてしまうし、会話が行き詰まってしまう。”面談”ではなく”面接”をしていたように思います。しかし、こちらが尋ねるばかりだと相手も疲れてしまい、会話が行き詰まってしまう。雑談まではいかないけれど、あえて普通の会話を意識して応募者の方にたくさん話してもらうようにしました。

ーー具体的にはどんなふうに変えたのでしょうか?

相手が話してくれたことのなかから言葉をチョイスして質問を重ねるようにしました。すると、次から次へと聞いてみたいことが浮かんでくるようになったんです。「前職ではどんなこと考えて仕事してたんだろう?」「転職したらどんなことをしてみたいんだろう?」そんなふうに、応募者の方の人生観や職業観、仕事のやりがいなど、一人のビジネスパーソンとしての人となりを聞いているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまうようになりました。

相手に興味を持つことの大切さ

ーー採用担当になってまもなく2年ですね。今、どんなことを感じていますか?

僕は、応募者とUGの初回接点であるカジュアル面談や1次面談を担当することが多いです。会社の説明をすると「私のやりたいことがすべてここ(UG)に詰まっています!」と言っていただくことがあります。当社は事業内容も働き方も組織の形も説明するのが難しいのですが、話しがすごく盛り上がると当社の存在意義をわかってもらえたのかな、とうれしく思います。しかしその一方で、難しさも感じています。

ーー詳しく聞かせてください。

面談ではシェアード社員のやりがいも大変さもどちらも伝えたいのですが、「いいバランスで伝えられているかな?」と迷うことがあります。僕自身、社歴が14年と長いので良くも悪くもUGを知りすぎてしまっているんですよね。応募者から「こーしーさんは、何故こんなに長くUGで働いているのですか?」「14年間で最も印象的な仕事は何でしたか?」というような質問をされると、つい話しすぎてしまう。実際にシェアード社員として働く一人として「こういう働き方もあるんですよ」「UGってこんな会社なんですよ」ということを伝えられたら僕自身はとても有意義な時間だったと思えるのですが、果たしてそれが応募者の方にとっていいことなのか、どうなのか・・・。

「入社を決めてもらう前にできるだけUGのことを伝えておきたい」と思う一方で、実際に入社してシェアード社員を体験してみないとわからないこともある。「覚悟を決めて入社してほしいけど、厳しいことばかり言っちゃっていいのか?」今もまだ答えは出ていません。

ーーそうは言っても、やっぱり楽しそうですね!応募者の方との話をするとき、笑顔が弾けています!

そうですね(笑)話が盛り上がるといつも時間オーバーになってしまいがちで。こんなふうに”人”に興味を持ってどんどん話ができるようになったのは、採用担当になっていちばん大きく変化したことかもしれません。

ーー採用担当になる前とはどう違いますか?

以前はものすごく人見知りで、目的が絞られていない会話が苦手でした。今は人見知りがちょっと緩んで、少しずつ克服できていると思います。
シェアード社員としてお客様と仕事をしていたときは、「お客様企業のコーポレートIT環境を良くしたい!」という思いから、お客様担当者の方々を質問攻めにしていました(苦笑)

ーー質問攻めって(笑)

今思うと、すごくドライというか、冷たい感じだったと思います。その方々がどういう経歴をお持ちで、どんな思いを持ってその会社に入社して、どういう楽しさ・やりがいを感じながら仕事をしているのかをまったく考えたことがなかったんです。今後またお客様と一緒に仕事をするときは、そこで働いている方々の想いや考え方にも意識を向けて、”もっと”「社員より社員らしく」働きたいと思っています!

ーー「お客様のところへ行きたい!」という思いは持ちつつも・・・今後もしばらく採用の仕事を続けていく予定ですか?

実は今もシェアード社員として3社のお客様を担当しています。すべてAMという立場で関わっているのでお客様内部のことを直接知る機会はありません。「もっとお客様の近くで仕事がしたい」「新規の商談に行きたい」という気持ちもすごく強いのですが、時間との兼ね合いもあって今は採用の仕事に注力しています。
以前は商談の場面で初めてのお客様と話をするとき、「どんな事業内容なんだろう?」「どうやって売上を立てて利益を出しているのだろう?」など、”人”以外の部分を意識してお客様企業を知ろうとしていました。採用の仕事をとおして「相手に興味を持つことの大切さ」に気づき、そこを深掘りしていく術を身につけたので、今後自分がお客様と関わるときにどんな変化があるのか、すごく楽しみです。

ーー採用の経験はお客様先で活かせることもたくさんあるんですね。今、すごくいい表情をしていますよ!

ありがとうございます(照)今はこうしてワクワクする気持ちを持てていますが、入社当初は中堅・中小企業のこともコーポレートITのことも何もわからず、お客様先でもUGでもとにかく揉まれてきたな、という感覚です。過去には、自分のやっていることに自信が持てなくて何度か転職を考えたこともあったんですよ。

ーーどんなときに自信が持てなかったのでしょう?

シェアード社員として14年間働いてきて、もちろんうまくいかない時期もありました。お客様のカルチャーに馴染めなかったり、スムーズにコミュニケーションが取れない場面があったり。「社員より社員らしく」を意識しすぎて疲れてしまったんです。でも、そんなときに限って不思議と、社内の研修やイベントで須田さん(社長)と話す機会が訪れるんですよね。須田さんからUG創業の思いをあらためて聞くと、「やっぱり中堅・中小企業を助けて自分も社会貢献したい」「これからもUGでがんばろう」と原点に立ち戻れるような気持ちになりました。もしかすると、須田さんの話を聞く機会がなかったらUGを辞めていたかもしれません。

ひとつのことを突き詰めなくても成長し続けられる理由

ーー入社15年目の今、こーしーが感じているUGのよさは何でしょうか?

自分で”変化”を選べるところです。仕事は人生の大半の時間を占めているので、長く楽しく働くためにも”働きがい”が必要だと思うんです。自分にとって働きがいを感じる重要な要素のひとつは「変化があること」。このまましばらく採用に注力したいと思いつつ、お客様企業の成長も手助けしたい。ひとつのことを突き詰めるより、いろいろなことにチャレンジしたい自分は、UGという環境があったからこそいろいろな経験をして成長し続けてこられたのだと思います。

採用の仕事をしていると、内定承諾の連絡をもらってすごくうれしいときもあれば、内定辞退の連絡で落ち込んでしまうときもあります。そんなときは採用からちょっと離れて、お客様のことやスクラム(※)メンバーのことを考えて頭と気持ちを切り替えます。質の違う仕事を行ったり来たりしてリフレッシュできるのもUGのいいところですね。

※スクラム=お客様ごとに、その企業を支援するメンバーで構成されたグループ

ーーそれでは最後に、これからの展望を聞かせてください!

自分でもどうなっていきたいのかわからないんですよね(苦笑)インソーシング事業部のマネジャーになるときも、高井さんやがーするに呼ばれて「この先どうするの?こーしー」って言われて、「じゃあやってみようかな」っていう感じでやってみることにしました。今も経営メンバーから「この先どうするの?」ってちょくちょく聞かれるし、長年お取引が続いているお客様にも「こーしーさん、今後どうするんですか?」と気にかけてもらって。「そろそろ方向性を固めていく時期なのかな」と思いつつ「固まらないなぁ」と思ったり。

「UGをもっと働きがいのある会社にしていきたい」という思いは変わらないですし、そのために僕が必要とされる仕事があればチャレンジしたいです!

ーー今後のこーしーの活躍も楽しみです。ありがとうございました!

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