株式会社イズミ

イズミグループは、中国・四国・九州地方を中心に大型ショッピングセンター「ゆめタウン」、大型スーパー、食品スーパー等197店舗（2024年5月末現在）を築いています。

エリア別の店舗数は、九州91店舗、中国92店舗、四国10店舗、その他2店舗ですが、西友の九州事業の継承が2024年8月に実施され、九州だけで157店舗と大幅に店舗が増え、トータルで265店舗となっています。

グループは、連結子会社15社、関連会社3社、非連結子会社1社で構成し、小売事業、小売周辺事業（クレジット取扱業務、店舗施設管理業務、外食等の小売事業の補完）、その他（卸売業、不動産賃貸業等）の事業を展開しています。

2024年2月期の業績は、営業収益4,711億66百万円（前期 比2.4 ％増）、営業利益は314億25百万円（6.6％減）、経常利益323億22百万円（6.0％減）、親会社株主に帰属する当期純利益204億85百万円（11.7％減）となっています。

2024年2月、グループの一部サーバーが暗号化されるランサムウェア被害が発生し、経理処理への影響は、広範囲にわたっており、2024年2月期以降の決算作業、有価証券報告書作成業務と監査対応等に相当の時間を要していました。

2024年5月1日までに停止していた各システムは段階的に復旧し、休止していた主なサービスについては再開したが、ランサムウェア被害からの回復見通しについては合理的に算定できない状況です。

さらに、2024年8月には、西友が九州地域において展開する食品スーパー事業について、会社分割（吸収分割）により、西友が所有する69のサニー店舗をゆめマート熊本が承継しています。

事業承継が業績に与える影響額は現状精査中であり未確定なため、現時点では業績に影響を与える未確定要素が多数存在することから、2025年2月期の業績予想は、合理的に算定可能となった時点で公表するとしています。

労働組合は、UAゼンセン全イズミ労働組合を組織し、組合員数7,945人。連結子会社ゆめマート熊本の従業員を対象とするゆめマートユニオン（組合員数1,085名）、ゆめマート北九州の従業員を対象とするUAゼンセンゆめマート北九州労働組合（組合員数1,116名）、ユアーズの従業員を対象とするUAゼンセンユアーズ労働組合（組合員数1,129名）があります。

※2024年2月期