エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社

エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社（H2O）は、子会社47社と関連会社9社で構成し、主な子会社は阪急阪神百貨店、イズミヤ・阪急オアシス、関西フードマーケットです。

店舗は、阪急百貨店11店舗、阪神百貨店4店舗の百貨店事業、イズミヤ 96店舗（カナート、エイチ・ツー・オー 商業開発が運営する店舗を含む）、阪急オアシス 77店舗、関西スーパー 63店舗を主とする食品スーパーを展開する食品事業、商業施設事業等を営んでいます。

関西フードマーケットはエイチ・ツー・オー リテイリングの完全子会社となり、2024年7月29日、上場廃止しています。

2024年3月期の業績は、売上高6,574億円（前期比4.7％増）、営業利益 261億88百万円（ 130.0％増）、経常利益278億75百万円（114.3％増）、親会社株主に帰属する当期純利益219億5百万円（33.7％増）と、増収増益となっています。

2025年3月期の業績予想は、売上高7,000億円（6.5％増）、営業利益265億円（1.2％増）、 経常利益265億円（4.9％減）、親会社株主に帰属する当期純利益260億円（18.7％増）を見込んでいましたが、2024年8月6日、インバウンド売上が好調に推移したため、売上高7,020億円、営業利益295億円、 経常利益300億円、親会社株主に帰属する当期純利益300億円に上方修正しています。

なお、寧波開発の株式を追加取得し、寧波開発と寧波阪急商業を連結子会社化した結果、段階取得に係る差益79億84百万円を特別利益に計上しています。

＜連結売上高前年同月比（単位：％）＞

労働組合は、阪急阪神百貨店労働組合、阪急食品グループ労働組合、阪急メンテナンスサービス労働組合、ハートダイニング労働組合、イズミヤ・阪急オアシス労働組合、エイチ・ツー・オー商業開発労働組合、カナート労働組合、関西スーパー労働組合があり、このうち関西スーパー労働組合を除く7労組でエイチ・ツー・オー リテイリンググループ労働組合連合会を構成し、全労働組合がUAゼンセンに加盟しています。

中期経営計画では2026年度に営業利益320億円、ROE 6.6％以上を目指しており、さらに2030年度には営業利益 350～400億円以上、ROE 8%以上を掲げています。

※2024年3月期