米Intel(インテル)が苦境にあえいでいる。同社最高経営責任者(CEO)のPat Gelsinger(パット・ゲルシンガー)氏は、IDM(垂直統合型デバイスメーカー)のビジネスモデルを発展させ、自社プロセッサーの開発・製造とファウンドリー(受託製造)事業を両輪で進める「IDM 2.0」戦略を掲げてきた。だが、ファウンドリー事業は思うように収益化できず、プロセッサー事業は米NVIDIA(エヌビデ...
ご登録で全文お読みいただけます。
今なら無料体験キャンペーン実施中です。(~2/5)
NVIDIA包囲網 AMDはFPGAに強み、インテルも挽回へ
AI(人工知能)半導体で独走を続ける米NVIDIA(エヌビディア)に対し、競合企業が様々な策を講じている。中でも、エッジ側に広がるAIの推論用途で、米Advanced Micro Devices(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ、AMD)のFPGA(書き換え可能な集積回路)に商機があると半導体業界に詳しいアナリストである大山聡氏(Grossberg代表)は見ている。一方、米Intel(インテル
インテル、反転攻勢なるか 記事で振り返る注目動向
NIKKEI Tech Foresightではここ最近、米Intel(インテル)のマレーシア後工程拠点の現地取材をはじめ、同社の動向を精力的に取り上げてきました。プロセッサーではかつてほど絶対的な存在ではなくなり、期待のファウンドリー(製造受託)事業でも台湾積体電路製造(TSMC)や韓国Samsung Electronics(サムスン電子)に対して後れが指摘されています。チップレット集積や3次元
サムスン、AI半導体製造で相次ぐ顧客離れ TSMCに流出
AI(人工知能)ブームに乗り切れず、半導体事業が低迷している韓国Samsung Electronics(サムスン電子)に新たな問題が降りかかっている。同社のファウンドリー(受託製造)事業にとって重要な顧客である韓国のAI半導体スタートアップが相次いで台湾積体電路製造(TSMC)にくら替えしているというのだ。TSMC1強の流れがさらに加速する可能性もある。 ZDNet Koreaが2024年10月