蝉時雨で夏本番
6月の末から異例の梅雨明け。
35度を超える猛暑に、日本列島が赤く染まりましたね。
熱い夏がやってきました。
しかし、梅雨明けして夏を告げる蝉が鳴きません。蝉も準備が整わなかったのでしょうか。
やっと先日、梅雨明け宣言の「蝉時雨」を耳にしました。
「蝉の声が時雨の様に聞こえる」何と情感たっぷりの情景ですが、
それはそれは大合唱でとても賑やかで、「うるさい」と感じるかたもおられると思います。
私は、{そうか、そうか、蝉も暑かろう!}と一緒に慰めています。
私は自然界が奏でる情景で季節の移り変わりを感じることが楽しみなのです。
春は木々の芽が芽生え、鶯の声を聞くと春をかんじ、
夏は蝉しぐれで夏の到来を感じさせてくれます。
秋はトンボやコオロギ、鈴虫の音で秋を教えてもらい、
冬は色付い落葉に雪虫が舞うと、「もう冬がくる」と心の準備をするのです。
この自然のカレンダーを肌で感じる事がすきなのですね。
年々、天候異変が多くなりました。此の夏はどんな夏になるのでしょうか?
地震も多くなりました。災害の多い日本列島。
備えあれば憂いなし!となるのでしょうか?
今はコロナウイルスの感染症、加えて熱中症と自己管理も大事になってきました。
皆様も充分気をつけくださいね。